バランサー

　北海道から帰ってきて一週間、本日定休日ですが、溜まっている仕事を片付けるため暫く休めそうもありません。その分しっかり休んできたからいいンですが。

　休み前からやっていたＸＬ２５０Ｓのエンジンの組立を終わりました。今ではほとんどのシングルシリンダーエンジンはバランサーをつけていますが、ＸＬ２５０Ｓは私の知っているオートバイでバランサーの付けた最初のモデルです。クランクの前後にバランサーを配置しそれをチェーンで連結しています。

　驚くのはそのチェーンの張りを適正にするためフロントのバランサーのシャフトが受けがカムになっていて調整をするようになっています。今では考えられないこったつくりですね。と感心して見ているとどんどん仕事が遅れていきます。


左が前側。クランクシャフト前後にバランサーがあります。後ろは見えないのですがミッションのカウンターシャフトと同軸です。


前側のバランサーの右側から見た写真。バランサーの下のボルトを弛めてスプリングのかかっているプレートを動かすとチェーンの張りの調整が出来ます。

キャブレターは調整をして快適に

　ＳＭ６１０で行ってきた北海道、残念ながらハスクバーナに出会うことはありませんでした。でもハスクバーナＳＭ４５０ＲとＳＭ５１０Ｒに乗っているという２名の方と話をすることが出来ました。私がハスクバーナで行ったことに驚いていたようですが、６１０なら北海道も楽しく走れます。

　５１０に乗っている人が言うには『５１０は信号で止まると回転を維持するのが大変』と。えええ？ですね。私も５１０に乗っていますが、車体は軽いしセル一発、気軽の乗れるコンビニバイクとして近くへの用足しにも使っていました。信号待ちで止まったり等、気難しいことはありません。

　実は新車で来たそのままではキャブレターの混合気が濃くてすぐ被ってしまうということがあります。サイレンサー直後、白いフェンダーやナンバープレートがまっ黒になってしまうくらいです。そこでキャブレターの混合気の濃さを調整をしていくと解消することが出来ます。お悩みの方はぜひやってみてください。


’０８モデルからのフューエルインジェクション仕様ではそんな悩みは無用。快適に走れます。

トライアル中古車入荷予定

　トライアルを始めたいという方は多いのですが、そういう人が手軽に始められる手ごろな中古車がここの所なかなか出てきません。しかし、やっと一台入荷予定になりました。

　２００５年モデルシェルコ２．５。当店にて販売した車輌です。未登録、書類（通関証）がありますので登録は可能です。

　トライアル車で一番先に７０kgを切る重量を達成したシェルコ、クラッチ等の操作も軽い扱いやすいモデルです。シェルコは私も乗っていてお薦めです。興味のある方の連絡をお待ちしております。

ハスクバーナでロングツーリング

　ハスクバーナでロングツーリングにいけるのだろうか？と心配している人はいませんか？去年に続いて今年もＳＭ６１０で北海道へ行ってきましたよ。宇都宮から仙台(去年は八戸）、フェリーで苫小牧へ。そこから北海道を走って全部で２０００ｋｍくらいの距離でした。時には現れるダートを走ったりとモタードバイクならではのいろんな道を楽しんできました。

　ハスクでのツーリングで気になるのは荷物。どうやって積むのだろうと思うでしょうね。去年は大き目のツーリングバックを背中に背負っていきました。走っているときはタンデムシートに重量がかかるように肩紐を調整しました。

　しかしＳＭ６１０には専用のキャリアーがあるのです。キャブ仕様の６１０には付属してきていました。それを付けるのに躊躇していたのはリアフェンダーに穴を開けなければいけなかったこと。今年は新しいリアファンダー（￥１０９００－税別）を用意して穴を開けて付けてみました。

　工具や雨具など重いものを積んで、軽いものはデイパックにいれていきました。付けてみてなぜ早くつけなかったかと思いました。ますますツーリングが楽しくなりますよ。


インジェクションの’０８モデルには付属はしてきませんが同じものが使えます。

ハスクバーナの在庫状況

　先日ＰＲした’０８モデルＳＭ５１０Ｒは完売になりました。すごい人気ですね。ＳＭ４５０Ｒは一時完売になったようですが、キャンセルがでたようで現在２台の在庫があります。検討中の方はお急ぎください。

　当店お薦めのＳＭ６１０ＩＥはまだ在庫があります。またＳＭ２５０ＲＩＥ、ＳＭ１２５、エンデューロＴＥ２５０、それぞれの’０８モデルは在庫があります。


北海道を走るＳＭ６１０。ツーリング好きなら６１０をお薦めします。