ガスガスのトライアル車のクランクベアリングの交換を頼まれました。エンジンを下ろす前にオイルを抜いて、ラジエター液を抜いて、、と。それでラジエター液を抜くためにウォーターポンプのカバーをはずしたら、、、ラジエター液が出てこない。そう、ラジエター液は入っていなかったのでした。もしやとシリンダーを外してみたら、すでに焼きついていました。部品を外していったとき、ウォーターポンプのカバーのところのラジエターホースを止めているバンドが緩んでいました。そこから洩れていったのかもしれません。クランクベアリングの焼付きは防ぎようがないのですが、ピストンの焼付きは防げたかもしれません。水冷のオートバイに乗っている人の水の点検は必修項目です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/03/2a599dc7322a6794def5e1e29c564b3d.jpg)
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