オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

今も昔も、「たかがプラグ、されど、、、」

2006-03-18 22:11:08 | メインテナンス
 数日前、店がまだ開いていない朝に、オートバイが車に乗せられて運ばれてきました。50kmくらい先でエンジンが止まってしまい動かなくなってしまったとか。プラグを見たら真っ黒で濡れていてダメになったのでした。プラグを交換したらすぐ復活しました。エアークリーナーも真っ黒、マフラーも抜けのいいものになっていたのでかなり濃くなっているようです。

 今年の冬は寒かったこともあってエンジンがかからないので見てほしいという電話が何回かありました。プラグを外して拭いて乾かしたり、交換したりで直るものばかりでしたが。
 原付のスクーターやスーパーカブなんかでも掛かりが悪い、調子が悪いとやってくるものにプラグの劣化しているものが多いです。新しいマルチのオートバイでもプラグを新しくすると掛かりや低回転でのスムーズさが良くなったりとプラグは決して無視できません。車で運ばれてきたオートバイも現行車でした。

 プラグは1本数百円と高いものではないのでトラブルが起きてから交換するのではなく定期的に交換しておいたほうがいいです。また、たまに点検清掃しておくことも忘れないようにしましょう。それに先ほど書きましたが、プラグが劣化してくると最近かかりが悪い、など前兆があるのでそれを見逃さないことも大切です。

 「エンジンがカウルに覆われていたり手が入らなくてプラグを見るのも簡単にできないよ」という人は、そんなオートバイは早く売り飛ばしてハスクバーナや英車に乗り換えましょう。


 エンジンがかからない時、プラグなど点火系のトラブルかどうか、まずプラグに火花が出るかどうかで判断するのもひとつです。火花が出ていない場合はもちろん点火系のどこかに問題があるのですが、火花が出ていても点火系に不具合がある場合も多いです。テスターでキャップやコード、コイルなどを計って確認することが必要です。

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