オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

リアタイヤからのエアー洩れ

2008-02-07 19:35:51 | メインテナンス
 今のトライアル車のタイヤのほとんどはフロントがチューブ付き、リアはチューブレスを採用しています。そのリアのチューブレスタイヤではエアー洩れに悩む方も多いと思います。エアー洩れの原因は

①バルブ(“ムシ”)からの漏れ
②ホイールとタイヤの間からの漏れ(トライアル車に限らず古くなったホイールで発生しやすい)
③チューブレスバンド口金部の穴からの洩れ
④タイヤの不良で穴がある場合(過去新車で2回ありました)

 この中で厄介なのがチューブレスバンドの穴からの洩れです。このタイプのチューブレスの構造は完全じゃありませんね。ホンダ(モンテッサとRTL)このタイプは採用していません。リムバンドの穴が広がってしまうと応急処置が出来ないので交換するしかありません。口金の付け根やスポークのニップルから洩れてきたら早めに対応してください。


口金に残ったゴムはバンドの切れ端、製造時すでにバンドの穴を食いちぎってしまっていたものです。そのせいのありバンドの穴は広がっています。


幅35mmのゴムバンド。2mmほどの穴に口金を入れるのですが、バンドの強力な張力とあいまって一筋縄ではいきません。

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