ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

脳を鍛える散歩へ

2012-03-02 | 生態・行動
散歩に出ると、そこは避けてほしいと思うような場所に
Zionは、必ず行きたがる。



いかにもダニがつきそうな、ヨゴレそうな茂みに頭を突っ込んだりすることにも
今ではずいぶん、寛大になった。

犬にとって、散歩は運動の他にも大きな意味を持つ
ということを意識するようになってから、
自分自身も更に散歩を楽しめるようになってきた。



散歩の大きな意味とは、
飼い主との絆を深めるだけでなく、
外部の情報を収集したり、他の人や犬、動物と心を通わせる時、
犬は、脳をフル回転させているということだ。



散歩の満足度は、犬それぞれだろうが、
そうした刺激が足りないと脳はストレスを感じ、
ストレスは、免疫力を低下させることも分かってきている。



臭覚や視覚、体験などから常に新鮮な情報を得て、
脳を発達させるには、
出来るだけ変化に富んだ散歩をすることだろうと思う。



これは、なかなか難しい。



せめて、毎日コースを変えて歩き、新しい匂いや視覚的な刺激にも
出会えるようにと思う。



勿論、全てに安全第一。



ただ、Zionの匂い分析、生き物への興味に
しっかりつき合いながら散歩をすれば、きりがなく・・・
飼い主の体力からも、一区切りを最長で4時間ということにしている(約8キロ)。



Zionと一緒でなければ歩かないし、費やさない貴重な時間。
たくさん歩けて楽しい、新しい散歩コースをもっと見つけなければ・・・



Zionの気持ちはたぶん、こうだろう。

春だけど まだ行かないで 冬の空

彼は、まだ遊び足りないらしい。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!