19日、みやま市の清水山(330メートル)、
20日は、筑紫野市の天拝山(258メートル)に登りました。
山道のイレギュラーな土の感触は、Zionの五感を磨き、
歩くこと、そのものを楽しんでいるような気がします。
( 清水山 ・ 山頂まであと少し )
先導するZionは、後方の私がちゃんと来ているか、
時々、確認しながら、待っています。
そう言えば、先代ピレもまた家族と散歩をする時、
一緒に歩くメンバーを確認しながら、歩いていました。
祖母が一緒に来て遅れながら歩くと、後ろを振り返っては気にかけ、
先に行くよう促されても、断固として待っていました。
こうした判断には、Zionもまた頑固で、譲りません。
このような行動は、とても興味深いものがありますが、
それは、羊飼いと羊や家畜の群れを守って来た
この犬種のDNAに刷り込まれた性質から来るものなのかもしれません。
( 天拝山 ・ 天神さまの径 )
ところで、
このほど、吹田市と堺市で、大型犬が家から逃げ出し、
通行人を咬むという事件が起きました。
うちの仔にはあり得ない・・・と他人事にせず、
愛犬をどれだけ理解しているのか、考えてみる必要があると思っています。
飼い主の飼育管理ミス・・・
ドアや門扉の鍵をかけ忘れ、犬が外に出るという不注意は、
勿論、あってはならないことですが、
そもそも、何故、人を咬むのでしょうか。
犬種の問題ではなく、
咬む犬にしてしまう飼い方の問題点と
そのことに対する飼い主の責任を明らかにすること、
そして、飼い主が自覚することが大切だと思うのです。
今回の場合は、両方とも多頭飼いです。
犬種の違う多頭飼い、同じ犬種の多頭飼い・・・
その一頭一頭が持つ特性に合った運動量や
適切な飼育法が多いに論じられるべきです。
犬と暮らすということは、犬の気持ちに
寄り添うことだと思っています。
どんなに犬に愛情を注い(だつもり)でも、
犬種の性質を理解し、適した環境を与えることが出来なければ、
犬にとっては、ただの黄金の牢獄、そのストレスは、
計り知れないものとなります。
あんなにおとなしい犬が何故・・・よくある話です。
おとなしい犬でも、ストレスが限界を超えれば、
ちょっとした緊張が、凶暴性の引き金になり得るのです。
事故を起こした犬たちは、外に出た時、解放感ではなく、
緊張感が大きかったのではないでしょうか。
そして、人ではなく、犬自身が楽しいと感じる環境を
適切に与えられていたでしょうか。
社会性は、身につけられていたでしょうか。
それは、自分への問いかけでもあります。
犬種の性質、個体差、年齢・・・
犬の気持ちに寄り添うと、人のことも見えて来る。
暮らし方も変わってくる。
それは、共に生きることそのもの。
本当の意味で、愛情豊かに・・・
今日も会いに来てくれて、ありがとう!
20日は、筑紫野市の天拝山(258メートル)に登りました。
山道のイレギュラーな土の感触は、Zionの五感を磨き、
歩くこと、そのものを楽しんでいるような気がします。
( 清水山 ・ 山頂まであと少し )
先導するZionは、後方の私がちゃんと来ているか、
時々、確認しながら、待っています。
そう言えば、先代ピレもまた家族と散歩をする時、
一緒に歩くメンバーを確認しながら、歩いていました。
祖母が一緒に来て遅れながら歩くと、後ろを振り返っては気にかけ、
先に行くよう促されても、断固として待っていました。
こうした判断には、Zionもまた頑固で、譲りません。
このような行動は、とても興味深いものがありますが、
それは、羊飼いと羊や家畜の群れを守って来た
この犬種のDNAに刷り込まれた性質から来るものなのかもしれません。
( 天拝山 ・ 天神さまの径 )
ところで、
このほど、吹田市と堺市で、大型犬が家から逃げ出し、
通行人を咬むという事件が起きました。
うちの仔にはあり得ない・・・と他人事にせず、
愛犬をどれだけ理解しているのか、考えてみる必要があると思っています。
飼い主の飼育管理ミス・・・
ドアや門扉の鍵をかけ忘れ、犬が外に出るという不注意は、
勿論、あってはならないことですが、
そもそも、何故、人を咬むのでしょうか。
犬種の問題ではなく、
咬む犬にしてしまう飼い方の問題点と
そのことに対する飼い主の責任を明らかにすること、
そして、飼い主が自覚することが大切だと思うのです。
今回の場合は、両方とも多頭飼いです。
犬種の違う多頭飼い、同じ犬種の多頭飼い・・・
その一頭一頭が持つ特性に合った運動量や
適切な飼育法が多いに論じられるべきです。
犬と暮らすということは、犬の気持ちに
寄り添うことだと思っています。
どんなに犬に愛情を注い(だつもり)でも、
犬種の性質を理解し、適した環境を与えることが出来なければ、
犬にとっては、ただの黄金の牢獄、そのストレスは、
計り知れないものとなります。
あんなにおとなしい犬が何故・・・よくある話です。
おとなしい犬でも、ストレスが限界を超えれば、
ちょっとした緊張が、凶暴性の引き金になり得るのです。
事故を起こした犬たちは、外に出た時、解放感ではなく、
緊張感が大きかったのではないでしょうか。
そして、人ではなく、犬自身が楽しいと感じる環境を
適切に与えられていたでしょうか。
社会性は、身につけられていたでしょうか。
それは、自分への問いかけでもあります。
犬種の性質、個体差、年齢・・・
犬の気持ちに寄り添うと、人のことも見えて来る。
暮らし方も変わってくる。
それは、共に生きることそのもの。
本当の意味で、愛情豊かに・・・
今日も会いに来てくれて、ありがとう!