ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

5月の庭より

2017-06-13 | 庭・花
庭に出ると、どこからともなく漂う香り。
草花とともに6月の空を眺める小さな庭の薔薇たち。

5月は主の旅行で1週間も手入れされなかったのに、
トラブルもなく元気でいてくれ、まるで家を守っていたかのよう。
ベストショットは撮り損ねてしまったけれど(泣)、
5月の庭は一年で最も輝いていました。







ピンク系の薔薇の中で最も好きなのは、ストロベリー・ヒル。
強健で繰り返しよく咲き、花もちもよい優秀なイングリッシュ・ローズで、
蕾からカップ、ロゼットへと変化する表情、フリルがかった花弁が可愛らしい。




ストロベリー・ヒルは枝がよく伸びるため、6月に入って誘引を修正したほど。
華やかさはあまりないのに、とても魅かれてしまいます。



そのほかの薔薇も、白系で一番好きなクレア・オースチンなど
いい表情を見せてくれました。




アラン・ティッチマーシュ          クレア・オースチン
レッチフィールド・エンジェル            イングリッシュ・ヘリテージ




ウォラトン・オールド・ホール          アレンウィック・ローズ
ピエール・ド・ロンサール          アルブライトン・ランブラー



ウィンチェスター・キャシードラルは眩しいほどに純白。



デルバールの傑作、ナエマ。



例年のナエマはもっと美しいのですが、今年は今一つ。
つるになりがちなので、切り戻しを強めにしながら、
ブッシュ仕立てにして様子を見ようと思います。



初夏のまだ爽やかな風の中・・・
庭の色んなところでテントウムシのさなぎを見かけました。
がんばってね・・・











光はどんな小さな庭にも訪れる。

記憶の中のノスタルジックな風景・・・
幼い頃に感じた幻想の風景・・・

光が運んで来るどこか遠い場所を想像しながら、草むしりをしていると、
地味ながら、小さな力が湧いてくるのでした。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!