幽霊は、水のあるところとか、電気のあるところに良く出るといいます。発電所、地下のボイラー室、テレビ局など等。
もしくは乗り物に乗っているときなんかに多そうですね。飛行気乗りが良く「フーファイター」やUFOとか見てますよね。
このあたり、ちゃんと調査しているわけでないので、私の推測でしかないですが。
これ、ヘミシンク的に考えると、そこにある耳に聞こえない音によって、ヘミシンク状態(脳半球同調状態)に成りやすいからそうなるんじゃないのかな、と思います。
ボイラーのうなり、エンジンのうなり、水の流れから出る音、発電機の音。
なので、そういうところで幽霊が多発するのではなく、自分でそういうものを見えやすくしているのではないかと。
クリエイティブウェイを聞きつつ、ちょっとそんな事を考えていました。
さて、今日のヘミシンク的体験ですが。
クリエイティブウェイの一枚目のトラック1を聞きつつ、体験したことをちょっと寓話的ストーリーで書いてみます。
『天使の箱』
“僕”は暗闇の中に居た。
薄暗いそこには、僕しかいない。
足元は狭く、まるで切り取られた崖の上に立っているようだ。
歩く事も座る事もできず、ただそこに立っていることしかできない。
なぜか、両手には箱を抱えている。小さめの鳥かごくらいの四角い箱。
透明なガラスのような、プラステックのような。
「なぜ、こんなものを抱えているのだろう?」
不思議に思い、中を覗き込む。
箱の中には、一人の少女がいた。
背中に羽を持った小さな少女が箱の中で羽を広げたり、歩いたり。少しイライラした様子に見える。
良くみると、白いドレスかと思ったものは、白銀の鎧だった。
鎧を着た少女天使。
じっとその様子を見ていると、天使が僕を見上げた。
その鋭い目に、一瞬たじろぐ。
僕、何かしたっけ?
「ちょっと、何見ているのよ。そろそろ出してくんないかな?」
話しかけてきた。
なんだ、話せるんだ。
僕も話しかける。
「君はなんで、こんな箱に入っているの?それに、出すってどういうこと?自分で出ればいいじゃないか。」
天使はため息をついた。
「好きで入っているんじゃないわよ。あなたがここに閉じ込めているんでしょう?」
「どうやって?そんな事した覚えないけどな。」
「あなたが、私をこの狭い箱に閉じ込めて、勝手に私について語っているんじゃない。」
「閉じ込めてって、言われても。それに、君について語るってどういうこと?」
「私の名前分かんないの?」
「残念ながら。」
天使は、またため息をついた。
「いいわ、教えてあげるわよ。私はあなたの『可能性』なの。」
「可能性?」
天使は頷く。
「可能性って、誰の?」
「あなたに決まっているじゃない!」
天使は羽を広げて、怒った。
「君は、僕の可能性?」
「そうよ。」
「じゃあ、なんでこんな箱に入ってるの?」
「さっき言ったでしょう?あなたが閉じ込めているのよ。」
「なぜ?」
また天使は大きくため息をついた。
「それが分からない限りは私も外に出られないわね。 しょうがないから教えてあげるわよ。」
出して欲しい、という割には妙に上から目線の天使。
「あなたは、可能性ってなにだと思っているの?」
「可能性は可能性でしょう?」
「じゃあ、可能性はどこにあるの?」
「自分の中でしょう。内なる可能性とか言うし。」
「自分の内側にあったら、いつ外にでてくるの?」
「出てきたら、それは可能性じゃなくなるんじゃないの?」
「どうして?」
「そこで『まだ起こっていないこと』に対して、可能性という言葉を使うんじゃない?」
「自分の中に可能性を閉じ込めていたら、誰もあなたの可能性に気がつかないわよね。」
「それはそうですね。」
「それって、可能性って言うの? ただの自己満足じゃなくて?」
「『自分の可能性。』じゃだめ?」
「自分でしか分からない可能性、それを大切に持っていてもそれは自分の中でしか『可能性』として認められてないわけでしょう。その自分の可能性を外に出すと、それは『可能性』でなくなる恐れがある。だから、あなたは私を外に出さない。ってことね。」
「だって、外に出したら僕に可能性がなくなるじゃないか。」
「そこ、思い違いしているわよ。『可能性』は中にあるのではないの。自分で見つけるものなのよ。」
「それ、どうやって?」
「外に意識を広げて、捕まえてみなさい。私をガラスのケースにしまっていても、眺めて楽しむくらいしかできないでしょう? 私を追いかけて、走ってみなさい。」
「でも、追いつかなかったら、僕から君が、可能性がなくなるじゃないか。」
「もうっ! じゃあいいわよ。あなたは私をガラスケース越しに見て、たまにニヤニヤしてればいいのよ。一生、『可能性』と触れることなくね。」
「それもイヤだ。」
「じゃあどうするの?」
「どうしたらいい?」
「それくらい自分で決めなさい!!」
僕は考えた。暗い空間で。天使は僕を見つめる。
「分かった。開ける。」
天使は頷く。
「ところで、どうやって開けるの?」
「フタがあるでしょう!!」
なるほど、小さな金具が横についていた。
僕は金具を動かし、ふたを開けた。
天使は闇へと滑り出す。
淡い光がその周りを包み込み、周りを照らす。
「あれ?大きくなったんじゃない?」
僕が聞くと、天使は微笑んだ。
目の前には、普通の女性ほどになった天使が浮かんでいたのだ。
そして、天使は羽をふわっと羽ばたかせ、舞い上がって行った。
僕は手に持っていた箱を取り落とし、手を伸ばす。しかし、天使には届かない。
そのとき、足元に何かが当った。
それをみると、僕の足元にはたくさんの空っぽの箱が落ちていた。
そうか、僕は、ここにくるたびに、いろんなものを開放していたのか。
暗闇を見ると、遠くにさっきの天使の光が見える。
僕の両手はいま空いている。よし、捕まえに行こう。そして、しっかりと捕まえよう。
<終わり>
童話はこんな感じで。
まあ、実際の体験を多少童話風にした、というか、そんな感じですね。
私が体験している時に天使みたいなキャラは本当にでてきましたし、それが「可能性」と名乗っていたのも本当です。ただ、性格がルリカさん風なんですよね。
私の体験をそのまま書いても面白くないので、まあ、こんな書き方もたまには。
しかし、これもう少し内容つめたら何かの童話賞に送れんかな、と思ったりして。
「可能性」は捕まえにいかないといけないみたいですので(笑)。
ちなみに、今回の体験はクリエイティブウェイ聞きながらのものです。
こういうの、もっと幻想的なイラストにできるといいんでしょうけどね。
私が書くとアニメチックになるので、たまに「書かないほうがいいかも」なんて思ってしまうときもありますが。
まあ、イラストは参考程度に。「可能性ちゃん」のイメージはこんな感じで。
もしくは乗り物に乗っているときなんかに多そうですね。飛行気乗りが良く「フーファイター」やUFOとか見てますよね。
このあたり、ちゃんと調査しているわけでないので、私の推測でしかないですが。
これ、ヘミシンク的に考えると、そこにある耳に聞こえない音によって、ヘミシンク状態(脳半球同調状態)に成りやすいからそうなるんじゃないのかな、と思います。
ボイラーのうなり、エンジンのうなり、水の流れから出る音、発電機の音。
なので、そういうところで幽霊が多発するのではなく、自分でそういうものを見えやすくしているのではないかと。
クリエイティブウェイを聞きつつ、ちょっとそんな事を考えていました。
さて、今日のヘミシンク的体験ですが。
クリエイティブウェイの一枚目のトラック1を聞きつつ、体験したことをちょっと寓話的ストーリーで書いてみます。
『天使の箱』
“僕”は暗闇の中に居た。
薄暗いそこには、僕しかいない。
足元は狭く、まるで切り取られた崖の上に立っているようだ。
歩く事も座る事もできず、ただそこに立っていることしかできない。
なぜか、両手には箱を抱えている。小さめの鳥かごくらいの四角い箱。
透明なガラスのような、プラステックのような。
「なぜ、こんなものを抱えているのだろう?」
不思議に思い、中を覗き込む。
箱の中には、一人の少女がいた。
背中に羽を持った小さな少女が箱の中で羽を広げたり、歩いたり。少しイライラした様子に見える。
良くみると、白いドレスかと思ったものは、白銀の鎧だった。
鎧を着た少女天使。
じっとその様子を見ていると、天使が僕を見上げた。
その鋭い目に、一瞬たじろぐ。
僕、何かしたっけ?
「ちょっと、何見ているのよ。そろそろ出してくんないかな?」
話しかけてきた。
なんだ、話せるんだ。
僕も話しかける。
「君はなんで、こんな箱に入っているの?それに、出すってどういうこと?自分で出ればいいじゃないか。」
天使はため息をついた。
「好きで入っているんじゃないわよ。あなたがここに閉じ込めているんでしょう?」
「どうやって?そんな事した覚えないけどな。」
「あなたが、私をこの狭い箱に閉じ込めて、勝手に私について語っているんじゃない。」
「閉じ込めてって、言われても。それに、君について語るってどういうこと?」
「私の名前分かんないの?」
「残念ながら。」
天使は、またため息をついた。
「いいわ、教えてあげるわよ。私はあなたの『可能性』なの。」
「可能性?」
天使は頷く。
「可能性って、誰の?」
「あなたに決まっているじゃない!」
天使は羽を広げて、怒った。
「君は、僕の可能性?」
「そうよ。」
「じゃあ、なんでこんな箱に入ってるの?」
「さっき言ったでしょう?あなたが閉じ込めているのよ。」
「なぜ?」
また天使は大きくため息をついた。
「それが分からない限りは私も外に出られないわね。 しょうがないから教えてあげるわよ。」
出して欲しい、という割には妙に上から目線の天使。
「あなたは、可能性ってなにだと思っているの?」
「可能性は可能性でしょう?」
「じゃあ、可能性はどこにあるの?」
「自分の中でしょう。内なる可能性とか言うし。」
「自分の内側にあったら、いつ外にでてくるの?」
「出てきたら、それは可能性じゃなくなるんじゃないの?」
「どうして?」
「そこで『まだ起こっていないこと』に対して、可能性という言葉を使うんじゃない?」
「自分の中に可能性を閉じ込めていたら、誰もあなたの可能性に気がつかないわよね。」
「それはそうですね。」
「それって、可能性って言うの? ただの自己満足じゃなくて?」
「『自分の可能性。』じゃだめ?」
「自分でしか分からない可能性、それを大切に持っていてもそれは自分の中でしか『可能性』として認められてないわけでしょう。その自分の可能性を外に出すと、それは『可能性』でなくなる恐れがある。だから、あなたは私を外に出さない。ってことね。」
「だって、外に出したら僕に可能性がなくなるじゃないか。」
「そこ、思い違いしているわよ。『可能性』は中にあるのではないの。自分で見つけるものなのよ。」
「それ、どうやって?」
「外に意識を広げて、捕まえてみなさい。私をガラスのケースにしまっていても、眺めて楽しむくらいしかできないでしょう? 私を追いかけて、走ってみなさい。」
「でも、追いつかなかったら、僕から君が、可能性がなくなるじゃないか。」
「もうっ! じゃあいいわよ。あなたは私をガラスケース越しに見て、たまにニヤニヤしてればいいのよ。一生、『可能性』と触れることなくね。」
「それもイヤだ。」
「じゃあどうするの?」
「どうしたらいい?」
「それくらい自分で決めなさい!!」
僕は考えた。暗い空間で。天使は僕を見つめる。
「分かった。開ける。」
天使は頷く。
「ところで、どうやって開けるの?」
「フタがあるでしょう!!」
なるほど、小さな金具が横についていた。
僕は金具を動かし、ふたを開けた。
天使は闇へと滑り出す。
淡い光がその周りを包み込み、周りを照らす。
「あれ?大きくなったんじゃない?」
僕が聞くと、天使は微笑んだ。
目の前には、普通の女性ほどになった天使が浮かんでいたのだ。
そして、天使は羽をふわっと羽ばたかせ、舞い上がって行った。
僕は手に持っていた箱を取り落とし、手を伸ばす。しかし、天使には届かない。
そのとき、足元に何かが当った。
それをみると、僕の足元にはたくさんの空っぽの箱が落ちていた。
そうか、僕は、ここにくるたびに、いろんなものを開放していたのか。
暗闇を見ると、遠くにさっきの天使の光が見える。
僕の両手はいま空いている。よし、捕まえに行こう。そして、しっかりと捕まえよう。
<終わり>
童話はこんな感じで。
まあ、実際の体験を多少童話風にした、というか、そんな感じですね。
私が体験している時に天使みたいなキャラは本当にでてきましたし、それが「可能性」と名乗っていたのも本当です。ただ、性格がルリカさん風なんですよね。
私の体験をそのまま書いても面白くないので、まあ、こんな書き方もたまには。
しかし、これもう少し内容つめたら何かの童話賞に送れんかな、と思ったりして。
「可能性」は捕まえにいかないといけないみたいですので(笑)。
ちなみに、今回の体験はクリエイティブウェイ聞きながらのものです。
こういうの、もっと幻想的なイラストにできるといいんでしょうけどね。
私が書くとアニメチックになるので、たまに「書かないほうがいいかも」なんて思ってしまうときもありますが。
まあ、イラストは参考程度に。「可能性ちゃん」のイメージはこんな感じで。
可能性ちゃん、いつもながら、まるの日さんの、イラストがうまいので、可愛いですね。
もってても自己満足なだけ。
解き放ってそれをつかむのが三次元でのやりがいあることかなって思いました☆
私には、その天使がルリカさん以外の何者でもないような気がしました(笑)
他にも、「ワタシ見えない人なんだけど、ここ居るよね」と言ってた人いましたから、まるの日さんの仮説はあながち仮説でもないような・・・
OFF作業しないといけないんです。
最後ですから、電気消しまくりですし・・・
こんな時のアイテム「リーボール」ですね。
ボイラー室などなんか出そうなところに行く場合は、耳を片方ふさぎながら行くとか、そういう対応もありますので。
なんか聞きながら行くのもいいかもですね。
間違ってフォーカス10フリーフローとか流れ出したら、逆効果ですけど。
可能性ちゃん、は自分の中で自己満足のために閉じ込めている可能性なんですよね。
寓話的体験でしたが、なかなかにすんなり聞ける感じでした。