この休場を利用して、入社して9年目で初めて、「ホタテの養殖現場」を見学に行ってきました。
朝5時に番屋に集合して、朝の一服をした後、船に乗り養殖現場へ。


宮古地区でのホタテの養殖は、垂下式(耳吊り)で行われております。ただし、貝がある程度の大きさに育つまではネットに入れた状態での養殖になります。写真のように、ブイの配下にはホタテが吊られており、1本ずつ水揚げをし不要物を取り除いていきます。




大ざっぱに不要物を取り除いた後、船上で機械を使って細かい不要物を除去していきます。
洗浄前のホタテ

このホタテを機械に通すことで

このような感じで仕上がって出てきます。


この船上での作業を行った後、作業小屋に持ち帰り、仕上げを行い、サイズ別に仕分けしていきます。



ホタテの水揚げから洗浄・選別までの作業を初めて見ることが出来ました。
私自身、もっと容易なことだと思っていました。が、予想以上に手間が掛かっていることがわかりました。
「作ってくれる人が居るからこそ、僕らは商売が出来る」と改めて、実感した朝でした。
いいものを作るために、やはり努力は必要なのだとも思いました。