とあるレストランより、「刺身魚」のご注文を頂きました。震災の影響で漁船が少ないこと、時化明けのダブルパンチで、刺身魚の水揚げが少ない状況でして・・・・。それでも、何とか揃えてみました。
マコカレイにソイ、キンキの３種類で構成してみました。色合い的には、白・クロ・赤の組み合わせは決まっていて、いい感じと思っていますが・・・。
とりあえず、各種注文があったので、とりあえず頑張ってきました。
ソイ１２尾です。まだ計量していませんが、おそらく１尾約３００ｇ前後かと。
釣りものキンキ。大小込でしたが、なんとかゲットしてみました。
そんなキンキと一緒に入っていたのが、このドンコ。正式名称はエゾイソアイナメです。本数は少ないですが、なかなかのデカさです！
タラ縄６カ統、底曳網１組と多くの水揚げがありましたが、真鱈中心のため、やはり魚種的に乏しい状況は変わらずです。真鱈も各地水揚げがあるようで、比較的安価な感じですねぇ。
これが今の真鱈。分かりにくいですが、１箱（３本入）です。惣川 稲荷丸が獲ってきた真鱈になります。１尾約３ｋｇ強といった感じです。
で、今日はＭＲＴ宮崎放送の方が取材に来てました。震災から１年が経過するという事で、取材にきていたようです。
おはようございます。 今朝の宮古魚市場は、タラ縄6カ統、底曳き1カ統、海藻類(まつも)、加熱用カキ(宮古)、わかめです。 活魚は、マコカレイ6山。その他、ナメタカレイ等の水揚げです。
やっぱり、午後勝負になってしまうようです。それだけ、魚の水揚げが少ないです。特に、宮古の場合、今は、ナメタカレイを始めとした各種カレイ類（サメカレイ、ゾーリカレイ、宗八カレイ、赤カレイ等）が多く、真鱈、そして旬の毛ガニとなります。で、刺身魚類（鮮度がよければ、だいたいは刺身になるのかもしれませんが・・・）が少ない。アイナメ、ソイ、ヒラメの３種が欲しいところではありますが、値段も考えると、ちょっと手が出ません（涙）
時化ていた事もあり、需要と供給のバランスが崩れているため、価格が高騰していますが、もう少しの辛抱だと言い聞かせ、セリに挑む日々です。
さて、この写真。見ている魚は、「ソイ」になります。私も「欲しい」と思った１山でしたが、あまりの値段に、尻込みしてしまいました。んで、この彼氏。彼も私と同じ「島香くん」です。彼は、宮古の築地にある島香魚店の三代目さんです。
余談ですが、宮古で「島香」という姓を聞くと「どこの魚屋さん？」って言われるくらい、島香一族は魚屋をやってます。で、それぞれの店舗で、独自の商売をしてるんです。ちなみに、宮古には４か所、盛岡には３か所あります。