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反TPP党

2012-11-24 02:51:18 | 政治
亀井静香率いる反TPP党。一体何??
と言う訳でTPPについてです。

TPPとは環太平洋戦略的経済連携協定( Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement )
( Trans-Pacific Partnership, TPP)

う――――――――――ん。難しい。。

環太平洋地域の国々による例外無き貿易経済の自由化というものらしい。
現在の加盟国は
シンガポール チリ ブルネイ ニュージーランド
アメリカ オーストラリア ベトナム マレーシア ペルーの9か国です。

この協定に加盟すると日本のほとんどの物が、貿易自由化されますので
これまで保護貿易の元にあった日本の商品は国際競争の大海原に
放り出されます。

現在問題となっているのは日本の国民健康保険ですな。
TPPに加盟すると今までのように税金をかけて日本人の医療に掛かる
負担を減らす事はできなくなります。

その他にもアメリカやオーストラリアから数多くの物が自由貿易の
流れでやってきます。

果して日本の産業はどれくらい持つでしょうか??

以前の日本で起きた貿易自由化の問題で1988年の牛肉、オレンジ
自由化という動きがあります。

現在のように日本国内でオーストラリア産の牛肉やカリフォルニア産の
ネーブルオレンジが幅を利かせている状況が数多くの品でも同様に
見られると思います。

韓国ではFTAによって部分的な貿易自由化が行なわれていて、その保障と
対策として国内の農家に2兆円規模の支援を行ったりと、国内産業の保護に
多額の財政をかけています。

日本の場合の例を一つ上げると経常黒字の主軸である自動車産業において
トヨタ自動車が生産の拠点を日本からアメリカのインディアナ州に
移すことから海外で作られた日本車の逆輸入が行ない易くなるのです。

これは品別では日本にとってメリットのある場合も考えられますが
全体的にはやはりマイナスという見通しの方が強いです。

今の円高の状況が暫らく続くとまさしく日本は世界貿易の中で
お得意さんであって世界が挙って日本向けの商品を出してくるでしょう。

現在の格安航空運賃ブームもその前触れかもしれません。内需に支えられた
日本経済もまた古き良き時代のものになってしまって行くのかな。

どうにせよ、今回の総選挙では大きな争点として受け止めているのは
小さな政党であってその政党を潰すのが維新の会であったりするのです。

是非とも総選挙の前に維新の会のTPPに対する考えを訊いてみたいです。
コメント
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