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次世代の党の公明党の切り崩し策による選挙戦。

2014-12-03 23:07:18 | 政治
12月2日に2014衆議院解散総選挙の「公示」が行われました。
良くある問題で「公示」と「告示」の違いを知っているか?
なんて聞かれますが、そんなことは2012年以来約3回は受けている
質問です。あぁー勿論知っているよ。

「公示」は衆議院選挙で「告示」は参議院選挙の場合。←バカ!見事なバカ。

そんな訳は無いんだけど間違いやすいかもしれないな。
どこからかこのような歪曲された内容やデマが出回って何時の間にか巷に
拡散される社会現象が平気で反乱するのが普通になってきたな。

正しくて正確な情報を把握することも難しくなっているからな。

「公示」は衆議員選挙と参議員選挙などの全国規模で行われる国政選挙の場合に使われる。
    天皇の国事行為として選挙期間を「公示」します。

「告示」はそれ以外の地方選挙と国会議員の補欠選挙の時に使われる。全国規模でない選挙。
    選挙管理委員会が選挙期間を「告示」します。

なんだか漢字だらけで解りやすく書いたつもりでも読みにくくなってしまうな。
衆参合わせて全国的な国政選挙は「公示」で地方や補欠選などの一部の地域の選挙によるものが
「告示」と覚えた方が解り易いかもな。

そんな訳で2014衆議員総選挙の公示が天皇の国事行為によって行われ、
1150人余りの候補者の中から475人の衆議員が総選挙によって選ばれることになる。

個人的に注目しているのが今回が国政選挙初陣となる「次世代の党」、真正保守の太陽の党から
田母神と西村も合流して、恥も知らない落ち武者ネトウヨ政治家を寄せ集めた感が丸出し。
あからさま過ぎて見ている方が赤面してしまいそうなゴツゴツの右派ですよ。www

今ではこれに保守系ってカテゴライズされるのかもしれないがそれこそ何時もの
日常茶飯時となった情報の歪曲作用ですよ。
「公示」と「告示」の意味の誤解と同じことだな。

因みに田母神候が過去に参議の委員会で幕僚長をクビになった理由が「日本は良い国だ」と発言したからではない。
どういう文脈でこのような言葉が非難され抵触したのかは十分な情報を元に検証する方が
良いと思うが、クビになった理由は後輩で同じく元自衛官出身の国会議員の佐藤正久への
政治献金が原因で自衛隊法に違反したらからだ。



メディアでの予想では維新の会からの分党組の19人の次世代の党現職衆議員の内、
5~9議席減らすだろうと見られている。そこで田母神と西村が加わってどうなるか?
田母神は政党にとってプラスかもしれないが、正直言って西村は間違いなく政党にとってマイナスに成り得る。

更に少し面白い所を掘り下げてみると太陽の党から合流した田母神俊雄候補ですが、
彼の人気からして比例区と小選挙区との重複出馬になると考えた人は政治音痴ですな。

あの都知事選を通してネットアンケートで80%の支持を獲得した田母神はまるで
トロイの木馬のような脆さを露呈し、音を発てるように崩れ結局4位に甘んじた。
有力候補者と云われた4人の中では最下位であった。

その都知事選でのネット支持も然ることながら応援に駆け付けた元都知事の石原慎太郎の
暴言まっしぐらの演説に候補者当人の田母神がドン引き~~~!de石原の体調不良を理由に
応援から外して途中から個人で選挙運動してたよ。これを覚えている人ならば解るはず。

恐らく田母神は石原慎太郎の事を快く思っていないと考えられる。
そればかりか石原新党を立ち上げる際に田母神は当初一緒にやっていく姿勢を見せたが
都知事選での苦い経験もあって、石原から距離を置き、真正保守党として国政に挑戦する
見込みが強かった。だが残念ながら太陽の党が政党として成立しなかった為に次世代の党から
出馬することとなった。

太陽の党が政党として成立しないのであれば、都知事選のように無所属で闘えばまだ
田母神の個人的な勝算は高かったかもしれない。
しかし今回の総選挙でどういう訳かあれほど警戒していた石原に巻き込まれるように
次世代の党に靡いてしまった。

ここまでは大凡の検討はつくのだが、田母神はそこから次世代の党に対して利用されまいと
壁を作り一線を設けるように比例区での出馬はせず、小選挙区の東京12区からのみ出馬となった。
次世代の党は一枚板ではない。旧たちあがれ系、維新からの引き抜き組、みんなの党出身、太陽の合流。
政党とはいえども実際はバラバラの野合の象徴なのである。


そして今回の総選挙での争点は「消費税増税10%」についてではなく、自民と連立政権を組む
公明党への切り崩しを目指した右派色が非常に強い戦い方だ。しかし都知事時代の石原慎太郎は公明党からの
推薦を得て都知事に君臨していたが、当時の公明党党首で中国国籍である神崎武法に踊らされているかのように
尖閣諸島問題では暴勇極まる大失態を見せて、現在も中国との軋轢は小笠原諸島へと飛び火して、度重なる
横暴を許して対処しきれない負け犬根性と内弁慶ぶりばかりが際立ってしまう。

安全保障や集団的自衛権について豪語することに腑に落ちないどころか、バカの一つ覚えで
公明党に牙を剥くもどうみても公明側が一枚も二枚も上手だ。

実際経済策がもっぱら持ち得ていない政党でもあり、党代表の平沼は最後の通産省大臣でもある。
経済政策を売ったとも取れるキャリアにオウム事件で自民党から放り出された石原と同じ穴の貉と
呼べる関係を指摘されたならば、如何にして安倍政権が新型左翼で右派思想を嫌っているかが解る。

消費税を増税するにあたり、やはり社会保障費と防衛予算削減へ乗り出した安倍政権の解散総選挙は
その伏線に大きな本質が有ると思う。

消費税増税10%と社会保障費と防衛予算の削減。このどちらが抜けても財政健全化は達成されないであろう。
いわば次世代の党は自民から省かれた国益に適さない議員の寄せ集めだ。


消費税を増税するにあたり、やはり社会保障費と防衛予算削減へ乗り出した安倍政権の解散総選挙は
その伏線に大きな本質が有ると思う。国防関連の議員は国会から排除したい。

消費税増税10%と社会保障費と防衛予算の削減。このどちらが抜けても財政健全化は達成されないであろう。
オウムに続き中国からもその蛮行で日本に障害を持ち込んだ石原やTPPを踏まえた通産省の事前的解体により
国内流通を弱体化させた張本人の平沼が叫ぶ政策が安全保障と消費税反対だとは非常にばかばかしい。

これも大きな情報の歪曲を講じてきたネトウヨやIT自衛隊の成果なのでしょうな。
今のネトウヨには「公示」と「告示」の違いは解っても、「保守」と「右派」の違いは解らないかもしれないな。
財政健全化を目指した「消費税増税」と「防衛予算削減」の関連性はもっと解らないだろうな。











コメント
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