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ネット工作と政治2014衆議総選挙

2014-12-16 21:45:29 | 政治
おぉぉー衆議院選挙の結果が出ましたね。
大凡で予想通りの結果となりました。
自民公明連立与党≪326:149≫野党で自民党は国会の3分の2を維持しました。

自民  291議席-2
公明  35   +4
民主 73  +11
維新  41  -1
共産  21  +13

自民党は若干の議席を失いながらも与党を維持しました。
連立を組む公明党は+4という結果になりました。
野党第一党の民主は目立った活躍が無かったが+11と大きく伸ばした。
維新の党は分裂したことが功を奏して敗戦濃厚の状態からほゞ現状維持でした。
共産党は驚くべき事に議席を+13とし衆議席を倍増させています。

小選挙区では圧倒的な強さを見せて≪232:63≫と議席数を大きく突き放した自民党ですが
比例区では野党と接戦にあり議席数≪94:86≫となりあわよくば・・・という状況を示しました。

内閣支持率が50%に近いのに対して自民党支持率が30%弱であることで約20%のギャップが
このような形で表れています。

投票率が戦後最低の52.66%と過去最低を記録した。

ここまでは普通の選挙結果の報告ですが、私が個人的に注目していた『次世代の党』について
投票直前の予想では現職19名の衆議員の内約5~8人は議員数を減らすものだと思われていた。
蓋を開けてみたらなんと2議席獲得のみで残り現職17名も失う大爆死をしました。
wwwwwwwww

党の重鎮の石原慎太郎は20時に予定されていた会見を急遽キャンセルし姿を見せませんでした。
裏では石原は息子の宏高を当選させるために公明党に譲歩していた面も浮き彫りに成り、
政策選挙以前に公明党に負けていた政治的産業廃棄物らしさをみせてくれました。

変わったところでは民主党代表の海江田氏が落選しました。党の議席は+11と大きく伸ばしましたが
党の代表が落選するという自民党の菅直人、枝野幸夫、海江田代表に対する個人攻撃が成功した。
この自民党の個人攻撃については後々取り上げて記事にする予定です。
なかなか面白いことが書けそうです。

それにしてもいやいや、SNWによるネット工作か相当の性悪さがいかんなく発揮した。
これで多少なりとも新保守主義主張を開いているつもりなのが恐ろしい。

もしも私が今のネット工作員の処遇を扱えって頼まれたら間違いなくクビにするけどな。
多くの人がネットを見ていても直に解るようなネトウヨ気質の過大なリアクションに
呆れてしまう程の「真正」改め「真性」さだこと。オホホホホ。

次世代の党に合流した田母神俊夫候補などは常々ネット世代に対する訴えを強めていて
取り込もうとしていたが、いかんせん単なる都知事選の二の舞をみせただけの芸の無さを
痛感したのだろうな。所詮、ネットはネットにしかならいがそればかりかネット工作自体が
マイナス要素であることは十分に頷ける。

政治地盤を持たない候補者にとってはネットを介して支持者を増やそうにもアンチばかりを
増やしていく今のネット工作は一昔とは違い、軽蔑の目線で覗かれる醜態さの座標になったような
感じがする。





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2014総選挙後の日本株式

2014-12-16 20:16:10 | 経済
2014年の解散総選挙も終わり、政権与党の自民の議席を減らしても布陣を壊されるまでには
至らず、安倍政権の続投が決まった。

これに多くの自民党信者が歓喜するものだと思われるのだが、しかし世界の目と市場の反応は
非常にシビアに総選挙を見ていた。週明けのの15日の日経株式は
前日比-272の17099でした。

そして16日の本日は為替円高に大きく振れて金価格も上昇で定番の売り状況ができあがり
本腰を入れるかのような投資家の動きがあり
更に株価を落とし前日比-344の16755となりいともあっさりと17000台を割り込みました。

そこから日本国債の金利が更に下がった。これだけの低金利にしても日本の国債は買われて
株式から投資家を呼び込んでしまうのはECBの量的緩和政策の実施と中国国債の利上げによる
世界経済の不安視から日本国債人気がでているようです。

そして国内では日銀の発表する短観の結果が悪かったことがあげられる。

アベノミクスの株高が国内経済の信用構造の増加ではなく、海外投資家からの資本の流入に
よって成り立っていることを証明するかのような経済現象が起こりました。

それと特徴的なものとして為替円高が進行して120円/ドルから116円/ドルに動いたことが
挙げられる。もしも経済バカならば円高は株価を引き下げる要因として敬遠することを主張するだろう。
しかしこれは国債の円建て購入に関してばかりでなく、金融レートとしてではなく、確実に
国際間の産業におけるアドバンテージとして反映されつつある。

吉野家の牛丼並盛300円→380円に値上げ。
同じ食材でもここまで原価が上がってしまっては考慮するべき経済問題となるであろう。
海外の製品を為替円安の状態で高値の状態にすることで粗悪品が淘汰されるような
甘ったれた考えは残飯でも食べていた方がよいかもしれない。

日本経済は背に腹を変えられないような状況で高値であっても海外の輸入に頼らなくては
成り立たない事を無視して作り出した経済音痴の悪癖を流布しているに過ぎない。

日本は世界で最も海外から食べ物を輸入している国である以上、国内生産だけでは
経済が回転しないという経済トルクの問題が存在している。もしも輸入品による食品が
儘ならなければ、日本は列島丸ごとフード砂漠化することも現実の社会問題となろう。

マクドナルドでフライドポテトの販売がSサイズのみとなった。
海外からの調達が海運業界の労使交渉の長期化によって困難になった為だそうです。

何気に日本の海運業はカポタージュによって国内流通以外の面で海外労働者にその役を
奪われている状況なだけにこれはポテトだけの問題では済まなそうです。

難しい事は置いといて、日本は食品の原価高とその流通において二側面からの影響で
物価高に直面することは不可避の状態にある。





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