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今更ながらISスンニ派過激集団とジハー・ディージョン

2016-10-31 23:26:24 | 政治
TVを見たところによると2016年のハローウィンの終わる頃には、ここ数年中東で暴れて

世界中を震撼させていたISが大きく掃討されているそうで、これで中東地域にも少しは

平和が訪れるのではないかと期待している今日この頃ですが、うん?ちょっと待てよ。

あれほど世界中の軍隊が手こずっていたISをジワジワと追いつめて撃退している国って

どこなんだ?と疑問に思ったらなんともまぁイラク軍が頑張っているそうです。


米軍の空爆でもなくロシアやEUの軍隊でもなく、世界中がコスプレとカボチャのランプに

浮かれている間に地元イラク軍がIS退治に精を出しているそうです。


そもそもこのIS問題が始まる少し前に米国のオバマ大統領がイラクに駐留する米軍を

撤退させたのを皮切りにしているので、オバマ大統領の米軍によるイラク駐留を無駄だと

批判した人は大きな政治的な責任があるだろう。

日本でも米軍のイラク駐留に対しては無益な働きかけとしてオバマ大統領を叩く人が多かった

つまりはネトウヨの悪癖は海を越えて世界中に蔓延していた。それに収まらずISに囚われた

日本人の二人の後藤健二と湯川はるなの事件ではクソコラグランプリまで発生し、

ハローウィンの仮装に負けじと、碌でもないアピールで世界中から注目された。


2014年の米国ロックフェラー財団の化石燃料部門への投資から撤退を決めてから、米国は

ヤケッパチになったのか中東の産油国でISが暴れまくるのだが、2016年9月にOPECが

石油の減産を決めてからは一気に萎んでいったISって一体なんだったのだろう。



2014年9月ロックフェラー財団が化石燃料からの撤退。ほぼ同時期に湯川はるな誘拐される。

2016年9月OPECが8年振りに減産体制に合意。

この2年間の原油価格の推移とISの活動をみると今の経済の状況が更にバカらしくなる。

それでも世界経済は大きな凌ぎを超えた。米国を石油利権から除外するという大きすぎる大義を

得た事こそ収穫である。 もしもそう判断した場合、最も米国のプレッシャーを緩和させていた

のがISの英国人ラッパーのジハーディー・ジョンである事に気が付く人もいるだろう。


ジハーディー・ジョンが空爆によって殺害されたのはそんな所に原因がある。米英イスラエルが

作ったとされるISでありながら、スンニ派過激集団としての原理思想は無く、米国に加担する

国の人達を殺害しているのは、お門違いではあるが、世界中で通用してしまった事実は、今後も

世界の謎として語り継がれるであろう。