まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

自己表現

2009-06-24 15:23:47 | お仕事のオキテ
いよいよ教員採用試験の季節ですね。
みんなベストを尽くしてきてください。

1次から集団面接とかがある県も少なくないようです。
面接やディスカッションでは思いっ切り自分をアピールするように。

「アピール」っていい言葉だね。
「売り込む」って感じがする。
それに比べて「表現」という日本語は弱い感じ。
「表れる」も「現れる」もどちらも自発の助動詞が使われていて、
なんかほっといても自分の心の内が勝手に外に伝わってくれるかのよう。

「以心伝心」なんてことばも大っキライ。
私たちはエスパーじゃないし、サトラレでもないんだから、
心の中で思ってることが自然と相手に伝わったりすることはゼッタイにない。

私たちが思ってること、考えてることは、
言葉にしたり、行動にしたり、表情や身ぶりを駆使したりして、
何とか相手に伝わるように努力しなきゃいけない。
「表現」は英語で「express」。
express は、ex-(外に向かって)press(ギュッと押し出す)という意味だそうです。
みんなも面接やディスカッションでは、
相手(つまり面接官)に向かって、
自分のいいところをギュッと押し出してきてください。

野村監督の言葉(細部はあやふや)
「空振り三振には未来があるが、見送り三振には意味がない」

ボーッと打席に突っ立って球筋を見きわめてるだけでしたなんてつまらない。
たとえバットに当たらなくてもいいから、
思いっきり自分らしいスイングを披露してきてください!