まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

倫理学FAQインデックス (2013年版)

2013-09-11 12:58:25 | 哲学・倫理学ファック
先週から郡山と白河の看護学校の 「倫理学」 の授業が始まりました。
今までよりも1ヶ月早いスタートです。
福島大学は10月からの開講ですから、わたし的にはまだ気分は夏休みなんですが、
否応なしに授業モードに引きずり込まれてしまいました。
いつもなら第1回目の授業をやってすぐに、
「倫理学者に聞きたいこと」 へのお答えのインデックスを作成するのですが、
なんかまだ夏休みのプチうつ状態でしたのでやる気が起きずほったらかしていました。
(インデックスどころかブログの更新さえ怠っておりました。)
申しわけありません。

郡山と白河の看護学校の皆さん、このブログ見てくれているでしょうか?
皆さんからいただいた質問で、代表質問に選ばれなかったものについて、
このブログ上で追い追いお答えしていきますので、たまに訪れてください。
このブログにはいくつかカテゴリーがありますが、
「哲学・倫理学FAQ」 のカテゴリーには、
過去の先輩たちからいただいた質問に対する答えがいろいろと書いてあります。
「生老病死の倫理学」 のカテゴリーには、
この授業で取り扱うテーマに関連する記事が載っていますので、
テストやレポートのときに参照してみてください。
白河の看護学校では、「Q.いい男、いい女はどういう人ですか (倫理的に)?」 とか、
「Q.男はなぜ浮気をするんですか?」 という男女関係に関する質問をいただきましたが、
そっち系の話は 「性愛の倫理学」 のカテゴリーでいくつか論じていますので、
これも興味がある人は見てみてください。

皆さんからいただいた質問にはもう大方このブログ上でお答えしてありますので、
まずは以下のインデックスを見てみてください。
そこにはさらに以前に作成したインデックスもいくつか入っています。
それらを全部見ていくと、自分の質問と似たような質問がどこかに見つかると思います。
なお、私にとって 「哲学」 と 「倫理学」 は同義語ですので、
「哲学」 と書いてあるところは全部 「倫理学」 に置き換え可能ですので、
そのつもりで読みたい記事を探してみてください。
(哲学と倫理学の関係についてはこちらをご覧ください。)

まずはここ
  「哲学FAQインデックス (2013年相馬編)」

このインデックスに載っていないもので、すでに書いたことのあるやつは以下です。

Q.好きなテレビ番組は何ですか?
  「Q.どんな番組を見ますか?」

Q.過去の嫌な思い出はなんですか?
  「Q.人生で一番の失敗はなんですか?」

Q.倫理学者はもうかるのか?
  「Q.倫理学者は儲かりますか?」

Q.倫理学を学ぶうえで必要な事?
  「Q.哲学に必要な視点はなんですか?」

Q.倫理学はどうやって勉強していくんですか?
  「Q.哲学・倫理学に関する研究はどのようにしていますか?」

Q.倫理は難しいイメージしかないけど、考え方にコツはありますか?
  「Q.倫理学を学んでよかったことは何ですか?」

Q.どうすれば人前で緊張せずに話をすることができるようになりますか?
Q.自分の言いたいことを上手く相手に伝える方法?
  「Q.子どもの頃から話すのが得意だったんですか?」

Q.楽しい人生にするにはどおしたらいい?
  「倫理学FAQインデックス(2012年白河編)」 のなかの
    「Q.なぜそんなにプラス思考でいられるのですか?」 のところを見てください。

これらの記事を読んでみてさらに倫理学に関心をもってもらえると有り難いです。
それでは、これから7回 (あと6回か) よろしくお願いいたします
コメントも気楽に書いてもらえるとうれしいです。

To Marry or Not To Marry, That is the Question.

2013-09-06 07:20:58 | 性愛の倫理学
今度のてつカフェは満を持して 「結婚」 をテーマにいたします。

最近、てつカフェの常連さんのひとりがベタ甘の結婚をされたばかりですし、

別の未婚の常連さんも7月末の占いによると8月中には結婚しちゃったはずです。

そんな状況を踏まえて、世話人のあいだでは以下のようなテーマをいろいろと考えました。

・結婚はすべきものなのか?

・結婚制度は必要か?

・結婚すれば幸せなのか?

・結婚は墓場か?

・結婚は必要か?

・人はなぜ結婚したがるのか?

・結婚とは何か?

けっきょくひとつに絞りきれず、これらすべてを問いたいという意味で、

次のようなテーマにしてみました。


「結婚? する? したい? しない?」


この女性週刊誌の中吊り広告のようなテーマには、

上記のような多くの深い問いが隠されているわけです。

このところデカルトや脳死など重たい話題ばかりでしたので、

久々に皆さん思いっきり思考の羽根を伸ばせるのではないでしょうか。

とはいえ、これはこれでけっこう奥深い問題です。

次回は初めてとなる会場 「agato」 さんでの開催ですし、

どんなてつカフェとなることやら、ぜひ皆さまご参加ください。


第18回てつがくカフェ@ふくしま

テ ー マ : 「結婚? する? したい? しない?」

開催日時 : 2013年9月21日 (土)

開催時間 : 16:00~18:00

場  所 : agato(アガト)
             福島市置賜町7-5 パセオ通りアドニード121 2階 ℡ 024-523-0070

参 加 費 : ドリンク代300円

事前申し込み : 不要 (直接会場にお越しください)

仕事の友 (その11)・マルチディスプレイ

2013-09-03 15:26:31 | お仕事のオキテ
久しぶりの 「仕事の友」 シリーズです。
これはけっこう前から使っていたのですが、あまりその便利さに気づいていませんでした。
マルチディスプレイです。
要するに、1台のパソコンに複数のディスプレイを接続して、
それぞれの画面に別のウィンドウを開いて使うという使い方のことです。
例えばふだんはこんな感じ。



メイン (左側) のディスプレイにインターネット (ブログ等) を開いておき、
サブのディスプレイ (右側) にはメールソフトとファイル閲覧ソフトなどを開いておくといった感じです。
こういう使い方をしていてもあまり便利さを実感していなかったんですが、
こないだ追い込まれているときに、隣の院生室にラップトップ・パソコンを持ち込んで働いていて、
単一ディスプレイの面倒くささを実感してしまいました。
論文とかバリバリ書かなきゃいけないようなときって、
例えばこんなふうに使ったりしてるんです。



メイン・ディスプレイに一太郎のワープロソフトを立ち上げて論文を打ち込み、
サブ・ディスプレイにはアカデミー版カント全集の検索ソフトを常置させておくとか。
もちろん、いろいろ調べるためにエクスプローラーをサブのほうに置いておくこともあります。
こうやって複数のタスクをいちいち画面切り替えとかせずに同時にやれるのってものすごく便利です。
特に追い込まれているときほど時間が節約できてその有り難さを実感できるのです。

もともとウィンドウズってたくさんのソフトを複数の窓で同時に使えるのがウリでしたが、
単一ディスプレイだと1つ1つの窓が小さくなってしまって、
意外と複数のソフトを同時平行使用するということができませんでした。
この20年のあいだにディスプレイは12インチくらいだったものがだんだん巨大化し、
ワイド化されて今や27インチや30インチくらいフツーになってきましたが、
いくらディスプレイ単体が大きくなっても、
複数のウィンドウを同時に使いこなすのはなかなか難しかったのです。

そんなある日、ある先生がマルチディスプレイで使ってる写メを見て、
そんなことができるんだあと目からウロコが落ちてすぐに調べてみたのでした。
そしたらマルチディスプレイにするのは意外と簡単です。
こういうアダプタみたいのを買ってきて、



1台のディスプレイはこれを通してUSB接続すればいいだけです。
私が使っているやつはこういうやつですが、



今は型式が新しくなってこれになってるんじゃないかな。
たぶん値段も今や5,000円を切るくらいです。
エニウェアマウスよりも安いくらいじゃないですか
まあパソコンのヘヴィーユーザーの方はこんなのとっくに使ってるんでしょうが、
ヘヴィーユーザーじゃない方にとってもこれは重宝すると思います。
古いパソコンの小っちゃなディスプレイとか、
捨てちゃうくらいならマルチディスプレイにして使ってあげたほうがいいと思います。
これから卒論執筆を迎える4年生諸君、オススメです。

34位までわかるストレングス・ファインダー

2013-09-02 20:36:36 | 幸せの倫理学
何度かご紹介したことのあるストレングス・ファインダーですが、
このたび、ウェブ上で1位から34位まで自分の強みの順位が全部わかる、
新しいストレングス・ファインダーのサービスが開始されました。
こちらです。
左側は今まで通り上位5つの強みが判定されます。
10ドル弱ですので、例の本を買うよりは安いです。
右側が画期的で、これまでと違い34個の強みの全順位を教えてもらえます。
金額は89ドル。
1ドル100円として9,000円くらいですか、ちょっとお高いですが、
最下位のほうのやつは本当に自分にはその力がないんだというのがわかりますので、
これはこれで知っておくと生きるのがラクになるでしょう。

さっそくやってみました。
上位5つも若干変動しています。

1位 戦略性
2位 最上志向
3位 着想
4位 親密性
5位 内省

「ポジティブ」 がランク落ちしてその代わりに2位に 「最上志向」 が飛び込んできました。
これはまたビックリです。
自分のなかに 「最上志向」 があるとはまったく思っていませんでした。
むしろ一番下のほうにあるんじゃないかなぐらいに思っていました。
ちょっともう一度自分を振り返ってみたいと思います。
そして、今回34つ全部の順位が判明したわけですが、
最下位の5つを惜しげもなく発表してしまいましょう。

30位 競争性
31位 学習欲
32位 信念
33位 原点思考
34位 回復志向

いやあ、大笑いしました。
学者なのに 「学習欲」 がこんなに低いなんて。
それと 「原点思考」 というのは原語は 「Context」 で、
文脈を大事にする考え方、つまり歴史的に物事を捉える力なのですが、
これもこんなに低かったなんて
私はカントという歴史上の哲学者を研究しているはずなのに、
歴史的なアプローチは苦手なんですね。
どちらもよくわかります。
私の哲学は基本、「着想」 によるアイディア勝負の解釈が売りで、
当時の時代状況や他の哲学者が何を言っていたかなどを調べたり、
文献学的フィロローギッシュ) な細かい緻密な考証とかが苦手なんですね。
それにしてもこんなに低いとわかるともう、
なんで自分はこれができないんだろうと落ち込んでみたり、
少しはがんばってみようとムダな努力をしてみたりせずにすみますね。
弱みを補うのではなく、強みを伸ばして生きていきたいと思います。

このウェブ上のストレングス・ファインダーは、
あの本のように1個1個の強みについて解説してくれるだけじゃなくて、
上位5つの組み合わせによって、他の4つとの関連のなかでどういう強みになっていて、
それを活かして生きていくためにどんなことをしたらいいか、
なんていうアイディアまで教えてくれます。
あの本でストレングス・ファインダーをやってみた人も、
これはこれでもう一度やってみるといいかもしれません。
ただし、テスト自体は日本語でやれますが、
結果は英語でしか出てきませんので、その点はご注意ください。
これから就活の人はぜひっ!
自分の活かし方に迷っている人もぜひっ!
そして、英語が得意でただやみくもに英語が読みたいという人もぜひっ!