秋のお彼岸の頃になると田んぼののあぜ道や堤防の土手などに真っ赤なヒガンバナが群生して咲き出します。真っ赤な絨毯を敷き詰めたようでなかなか見事な光景を見せてくれます。別名がいろいろあり、マンジュシャゲ、墓場に多く咲くためシニビトバナ、ジゴクバナ、ユウレイバナなどあまり芳しくない名前もあります。人里のどこにでも見られる花ですがあまり歓迎されないようで、墓場に咲くこと、色が血のように赤く毒々しく感じること、また、毒があることなどが嫌われる原因になっているようです。ともあれお彼岸の前後だけ現れ、季節を一瞬のうちに駆け抜けていく儚くも美しい花ではあります。
朝の散歩で目につくのはツユクサです。路傍や畑に群生しており、可憐な青色の小さなを咲かせます。緑の中に花が群生している様子はさしずめ夜空に輝くきら星のように感じられます。早朝に開花し、夕べには閉じてしまいます。早起きして目や心を癒しましょう。またいつもの拙い写真ですがご笑覧下さい。
ヒガンバナ
ツユクサ