これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

ウクライナ戦争と日本

2022-04-30 13:10:01 | ウクライナ戦争
【はじめに】
 スマホが普及しているので、ロシア軍の蛮行が全世界に知れ渡ってしまいました。ロシア以外で、プーチン氏やラブロフ外相の発言を信じる人は殆どいないと思われます。それでも、彼らは連日嘘をつき続けています。

 日本と欧米諸国が団結して、プーチン政権を崩壊させるべきだと考えます。ウクライナが今年一杯頑張ってくれたら、プーチン政権は瓦解するのでは?と私は期待しています。

・・ ウクライナ戦争に関連した私の投稿 ・・・
★ 私とKGB :     投稿=2022年3月26日
★ ウクライナの問題と橋下徹氏の主張 :投稿=2022年3月19日
★ ロシアを常任理事国から外しましょう! :投稿=2022年3月12日
★ ウクライナへの侵攻      :投稿=2022年2月26日

【共産党と非常事態への対応方法】
 日本共産党の志位委員長が、4月13日の記者会見で「急迫不正の侵略を受けた際は自衛隊にも頑張っていただく」、「急に言い出したことではない。2000年の党大会で決定し、綱領に書き込んでいる方針だ」と発言されたと言う記事を読んでビックリしました。

 2020年1月版の綱領を読んで見ましたが、そんな記載は有りませんでした。 志位氏は東大卒の頭の良い方ですから、近年のロシア、中国、北朝鮮の不穏な動きを見て、「日本が緊急事態になる可能性があり、その場合の対応方法について」党内で議論していたのだと類推します。 そして、幹部の間では、「緊急時には自衛隊に頑張ってもらう」と言う方針を採用していたのだと思います。 綱領を修正する予定だったのかも?

 21世紀になっても、ならず者国家(ロシア、中国、北朝鮮)が存在します。日本は、ならず者国家に隣接しているのです。「国を絶対に守る」と言うスタンスを明確にしないと、ウクライナの様に侵略されてしまいます。

 私は、志位氏の発言を歓迎します。是非とも綱領を修正して頂きたいと考えています。

【プーチン氏のカレンダー】
 毎年・プーチン氏は、上半身裸の写真や銃を持った写真を載せたカレンダーを発行しています。ロシア人の多くは、国の指導者に誠実さなどは要求しないのです。悪い人間でも良いから、逞しい指導者を渇望しているのだと思います。

 普通のロシア人と日本人では、国家の指導者に求めるクオリティ(資質能力)が全く違うのです。ロシア人の多くは、ドンナニ汚い手段を使っても良いから、他国に侵攻して領土を拡大してくれそうな指導者を選ぶのだと私はみています。

 ロシアは16世紀以来・500年近くも覇権主義国家です。 ❶1547年:ツァーリの時代→→❷1721年:ロシア帝国→→❸1917年:ソビエト連邦→→❹1991年:ロシア連邦

 今回のウクライナ戦争でロシアが『手ひどい損害』を受けたら、500年間持ち続けた覇権主義思想からロシア国民は目覚める可能性が有ります。ウクライナ側の勝利で、戦争が終結して欲しいと私は願っています。

(余談) 安倍晋三氏が上半身裸の写真を公表したら、貴方はどう思われますか? 次回の選挙で落選間違いなしだと思います。 山本太郎氏は、まだ47歳ですから、今年の参議院選挙の選挙ポスターに上半身裸の写真を使用したら沢山票が集まるかも知れません。是非ともやってみて下さい!

【日本維新の会】
 日本維新の会の鈴木宗男参議院議員は、ロシアを擁護する発言を繰り返しています。鈴木氏は能天気なのか?今でも「話し合えばロシアが北方四島を返してくれる」と考えている様です。「いい加減にしろ」と言いたいです!

 「ウクライナ側にも責任が有る」と発言していた、大阪維新の会の法律顧問だった橋下徹氏は、先月・顧問を解任された様です。日本維新の会は、「橋下氏の考え方を支持しないから解任した」と明言すべきです。

 橋下氏の仕事(弁護士)と性格から、ウクライナ戦争がドンナ状態になっても、考え方を変えないと予想します。彼は正に『這っても黒豆』の人物です。

(橋下氏への質問) プーチン氏が正式に「北海道をよこせ!」と言って来たら、(その時、橋下氏が総理大臣だったら)「半分あげるから勘弁してください」とでも言うのでしょうか?! 北海道に住む人達に、「若い女性はレイプされるでしょうが、抵抗しなかったら殺されないかも知れない。我慢してください。」、「年金は大幅に減額されるでしょうが、我慢してください。・・・」と言うのしょうか?!

【北方四島】
 戦後、歴代の日本政府は「お願いですから、北方四島を返して下さい!」と言う様なスタンスでソビエト連邦→→ロシア連邦と交渉してきました。相手を刺激しない様な発言/交渉をしてきたのです。 岸田内閣はウクライナ戦争を見て、「北方四島は日本の固有の領土である」と明確にしました。 「従来の弱腰外交では、永遠に北方四島が返って来ない」と判断したのだと想像します。

 一方、ロシアの下院副議長が最近、「北海道の権利はロシアにある」と日本を恫喝するような発言をしました。 これは、プーチン氏が言わせたと考えるべきです。

 2019年5月11日・当時・『日本維新会』の所属だった丸山穂高衆議院議員が、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか?、反対ですか?」と発言して、物議を醸しました。 安倍晋三氏や鈴木宗男氏が、ロシアを宥め賺し(なだめすかし)て返して貰おうとしていたので、丸山氏の発言を「トンデモナイ発想だ!」と国民の多くが考えたのです。

 私は、1991年のソビエト連邦の崩壊直後の様な混乱状況に、ロシアがなったら→→自衛隊を派遣して北方四島を奪還して→→強固な基地を建設して→→ロシアが再侵入出来ない様にする以外に手は無いと考えていました。

 岸田首相は、「5年以内に防衛費をGDPの2%まで増額する」意向を表明しました。 私は、今年の補正予算で北海道に駐留する自衛隊を増強して、「事有らば!北方四島を奪還する」と言う強い姿勢をロシアに見せつけるべきだと考えます。

 日本はウクライナに兵器を送る事が出来ない様ですが、北海道の自衛隊を直ぐに増強すれば、ロシアの東部軍管区からウクライナ方面に移動した兵器や兵隊を戻すと予想します。(既に、かなり移動している様です。) 従って、間接的ですがウクライナを支援した事になります。 ロシアが『いちゃもん」をつけてきたら、「北海道の権利はロシアにある」等と言うから仕方なしにした事だ!と弁明出来ます。

(余談 :私の夢) 私の夢は、『今回のウクライナ戦争でロシアが大敗して→→プーチン政権が崩壊し→→ロシアが大混乱になって→→日本が北方四島を奪還して→→ロシアに新しい政権が誕生したら→→日ロ平和条約を締結して→→欧米諸国と一緒にロシアの経済復興を援助して→→ロシアを民主主義国家にする』事です。

【ウクライナ戦争の私の予想】
 私なりに、ウクライナ戦争がどういう形で決着するか考えて見ました。

私の考えのベース :①ウクライナの国土≒60.4万km2(日本の1.6倍)、②人口≒4,373万人(内ロシア人≒17.3%)、③ウクライナ人の多くが反露感情を持っている、④ロシア陸軍≒28万人と少ない(内30%程は任期1年の徴集兵の様です)、⑤ロシアは制空権を掌握出来ていない、⑥欧米諸国が今後もウクライナに武器を支給する、⑦ロシア製戦車には欠陥が有る(破壊されやすい)。

予想❶ : 数日でキーウを占領して→→ゼレンスキー大統領を排除して→→傀儡政権を樹立し→→その政権に軍隊を持たせて国を治めさせるのがプーチン氏の当初の計画だったと想像します。

 現在の状況から、当初の計画を達成する事は『不可能』とプーチン氏は判断していると思われます。(ロシアの陸軍の兵数では広大な面積のウクライナ全土を平定して、治める事は誰の目で見ても不可能です。)

予想❷ :現在のプーチン氏の目論見は、東部2州(ルハンシク州とドネック州)とその西側の2州(サポリッジャ州とへルソン州)を完全に掌握し→→ウクライナ南部の沿岸地方(ミニライウ州とオデッサ州)を平定し→→モルドバのロシア占領地とクリミヤ半島を連結する事だと想像します。

 南部の沿岸地方を失ったら、ウクライナは内陸国になってしまい、経済復興と/将来の経済発展に支障をきたしてしまいます。最近欧米諸国から送られて来た兵器を南部2州に重点的に投入して阻止すると予想します。

 巡洋艦モスクワと揚陸艦サラトフが撃沈され、ロシアの軍艦が沿岸に近づくのが不可能になっています。従って、海(黒海)から南部2州に進攻する事は出来ません。(極東から複数の軍艦が出航したと言う記事が有りましたが、黒海に入る為には、トルコ領の狭い!狭い!海峡を通過する必要が有ります。トルコはNATOの加盟国ですから、ロシアの軍艦の往来は認めないと予想します。)

 プーチン氏の目論見が達成される可能性は非常に低いと私は見ています。

予想❸ :現在のロシア軍の占領地域は、クリミヤ半島と東部4州(ルハンシク州、ドネック州、サポリッジャ州及びへルソン州)の一部です。

 3月下旬以来、東部2州(ルハンシク州、ドネック州)に軍を集中させて2州の完全支配を先ず達成しようとしていますが、1ヶ月以上経過してもまだ成功していません。欧米諸国が支給した強力な兵器が前線に到着し始めているので、東部2州の戦闘は膠着状態になるか?ロシア軍が後退すると思われます。

 アントニオ・グテーレス国連事務総長が提案した「マリウポリ製鉄所の民間人を国連と赤十字の管理下で解放する」案を受け入れ、同時に現状の前線を国境にした停戦交渉を始めるのが、プーチン氏にとって最良の策だと私は考えます。 (アメリカとゼレンスキー大統領が、「これ以上民間人の犠牲者を増やすべきでは無い」と判断したら、停戦になる可能性が有ります。)

 プーチン氏が焦って、化学兵器や生物兵器を用いてウクライナ人を多数殺害したら、次の私の『予想❹』と同じ結果になると思います。

予想❹ :ウクライナ軍が頑張って→→ロシア軍を押し戻し→→クリミヤ半島及び東部4州を奪還し→→本来の国境線を挟んで両軍が対陣し→→膠着状態になる。(ウクライナが、ロシア領に侵攻する事は無いと思います。)

 ロシア軍が劣勢になって後退が余儀ない状態になったら→→化学兵器や生物兵器を使用して、ウクライナ人を多数殺害する(ゼェノサイドを行う)と予想しますが→→ウクライナ人は一層果敢に反撃するでしょう→→欧米諸国は強力な兵器を更に多数ウクライナに送ると思います→→結局、ロシア軍はロシア領まで後退するでしょう。

 こう言う状態になっても、プーチン氏から停戦交渉を始めるとは思えません。 敗北を認めたらロシア国民の多くはプーチン氏を支持しなくなるでしょう。 プーチン氏は国家親衛隊(約34万人)を総動員して→→反政府運動を抑えようとするでしょうが→→経済制裁が漢方薬の様にジワジワ効果を出して→→ロシア国民はプーチン政権を倒すと予想します。

 ロシアがゼェノサイドをしたら→→国連はロシアを常任理事から外すでしょう→→その時、まだプーチン氏が大統領だったらロシアは国連から脱退するでしょうが→→新しい政権が誕生したら、ロシアは国連に復帰すると予想します。

 『常任理事国から外す』と言う前例が出来たら、中国が「台湾に進攻して、併合する」と言う野望を諦める可能性が有ります。→→世界は平和になります。


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