(水につかった稲)
台風21号は、予想した通りの進路を進みました。
気圧が下がったから記録しておけ!という声があったかのように、5時頃目が覚めて気圧の値を見ると、何と961hpaでした。
こんな値は初めてです。
中心付近が通過した直後だったようです。
外は、雨が上がり、風もほとんど吹いていませんでした。
雲の切れ間から青空も見えて、一瞬、台風の目と思いましたが、衛星写真にはっきりした目はなかったので、台風の後ろには雨雲がないのだと気付きました。
夜が明けて、ボランティアで行っている稲作の様子が心配になり、田を見に行くと稲が水に浸かっていました。
田は遊水地の中にあるので、大雨で冠水するリスクは承知の上ですが、どの程度収穫できるのかちょっと不安になります。
昨夜の雨は、遊水地が機能するほど短時間に集中して降った豪雨だったようです。
お昼前になっても、川には濁った水が普段の何倍もの川幅で流れていました。
いったん遊水地に流れ込んだ水は、お昼前には川に向かって流れていたので、田の水も少しずつ引いていくでしょう。
この台風は、当地にもそんな跡を残していきました。