久しぶりにパワーポイントで講演の準備をしています。
社会福祉協議会から、民生委員を対象にした地域福祉の研修の講師を依頼され、その準備に取り組んでいます。
パワーポイントを使ったのは、3年前に小学生に地区社協の話をした時以来です。
今、研修会や講演会ではパワーポイントを使うことが多くあります。
中には文字ばかりのスライドを延々と続けていく講師もいますが、それだったらパワーポイントを使わないで普通に話をすればと思うことも時にあります。
そのようにならないように自分が使う時はふんだんに画像を入れています。
地域福祉の話なら社会福祉協議会の活動そのものですから、社協の職員が話すのが一番良いとは思いますが、現在は小学校区単位ほどの小地域で地域づくりの取り組みが進められていますので、そこでの実践を踏まえた課題を伝えていくことも大切であり講師を引き受けました。
民生委員というと困りごとをかかえた個別の人へ支援するというイメージがあります。
それは大切な役割ですが、それだけでなく、地域社会全体で支え合いをするという視点での取り組みも大事な役割と考えています。
それが地域福祉という活動につながります。
個別の支援だけでは解決できない課題がありますので、それを地域全体の課題としてとらえ、その解決に向けて何があったらよいのか考えていける、そんな話を構想しています。
具体的な問題としてはゴミ出しがあります。
民生委員も時々、今までできていた人が何らかの理由でできなくなり困ったという相談を受けるようです。
身内が対応する、ご近所で対応する、民生委員自らが対応するなど様々なことが考えられます。
短期ならそれで解決できますが、長期にわたるようでしたら、何らかの支援システムが求められるようになります。
それを地域社会の課題として考えていくことが地域福祉です。
具体的な事例をいくつか出しながら、みんなで考えていく研修会になるよう準備を進めています。
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