まちの安全管理センター

このブログは、全ての人々が安全で安心出来る地域社会を実現します。

落橋防止装置の溶接不良は556橋

2016-03-20 16:30:12 | 日記
久富産業(福井市)製の落橋防止装置などに溶接不良が相次いで見つかった問題で、国土交通省は12月4日、同社以外の11社が同様に、必要な工程を故意に省くなどの不正をしていたことを明らかにしました。そのほか、112社の製品でも溶接技術者の技量不足などによる不良が見つかりました。
 建設現場の技術者不足問題は、見つかった112社だけではありません。全ての会社で言える問題です。日本の高度経済成長期を支えていた技術者が、続々と定年退職を迎えています。すばらしい技術が失われる前に、新しい技術者に引き継ぐべきです。技術者を育てる事は、非常に大切です。

授業中に天井からセメント飛散

2016-02-05 06:43:21 | 日記
 北海道苫小牧市内の中学校で、授業中に天井材の石膏ボードが突然落下する事故が発生しました。事故現場では外付け鉄骨ブレースによる耐震補強工事を行っており、その際に用いたセメントが外壁側から、校舎躯体に生じていたヒビを伝って天井裏へ流入したことが原因とみられています。下記の当団体HPでも様々なヒビを掲載して注意を促しています。やはりヒビは危険です。事故後の調査で、室内側の天井裏の確認を怠ったと判明しました。耐震補強の死角が明らかになりました。
http://matizukuri.m27.coreserver.jp/

落橋防止装置の溶接不良は556橋

2016-02-03 06:58:53 | 日記
 久富産業(福井市)製の落橋防止装置などに溶接不良が相次いで見つかった問題で、国土交通省は12月4日、同社以外の11社が同様に、必要な工程を故意に省くなどの不正をしていたことを明らかにしました。そのほか、112社の製品でも溶接技術者の技量不足などによる不良が見つかりました。いったい何を考えているのでしょう?しかし、技術者不足は、社会的な大問題です。

地中の玉石で改良工事に遅れ

2016-01-26 07:33:13 | 日記
 川崎市とJR東日本が共同で進めているJR川崎駅の改良工事の工期が、地中で見つかった大量の玉石の影響で7カ月程度延びる見通しとなったそうです。現場の地下25m付近に埋まっている直径150~300mm程度の玉石が、基礎杭の施工の障害になっています。これからも様々な地下工事があると思います。見えない地下には何が埋まっているかわかりません。特に大深度地下などは?大丈夫でしょうか?

トンネル吹き付け補強、圧縮破壊しても剥落ゼロ

2016-01-15 07:17:44 | 日記
 清水建設と鉄道総合技術研究所、三井化学産資は、樹脂を吹き付けるだけで耐衝撃性や耐久性を向上させる「タフネスコート」が、トンネルの覆工コンクリートの剥落防止策に有効であることを実証しました。コンクリートの劣化による剥落を防止するだけでなく、圧縮破壊するほどの変位をトンネルに与えても、覆工の剥落が生じないことも確認しました。簡単な工事で費用も安いすばらしい技術です。