タイ洪水現地報告（2）バンコク浸水の原因が判明

　第1報に引き続き、現地で調査を続ける東京大学生産技術研究所沖大幹研究室に洪水
被害の原因を報告してもらう。今回は、バンコク浸水の原因の調査結果をお伝えする。
チャオプラヤ川本川からの越流は最小減に抑えられていたが、北部の氾濫流が堤防
未整備箇所からバンコク都に侵入していた。やはり堤防の設置は重要です。

エスカレーターで指切断の女性 手すりと瓶に挟まれる？

　川崎市高津区のＪＲ武蔵溝ノ口駅南口付近の上りエスカレーターで２１日朝、同区の女性会社員（５５）が指を挟まれ、切断する事故がありました。手すりの外側に放置された空き瓶と手すりのベルトの間に指が挟まれた可能性が高いことが神奈川県警への取材でわかったそうです。
　高津署やエスカレーターを管理する市によると、手すりのすぐ外側にある「デッキボード」と呼ばれる部分に、ポリ袋に入ったウイスキーの空き瓶が置かれていたという。
　県警が女性から事情を聴いたところ、エスカレーターに乗ってまもなくして左手がポリ袋に入った硬い物に触れ、手すりとの間に指が挟まった。事故に気づいた周りの人たちの手助けで指は抜けたが、中指の先約１センチがちぎれたという。
とても怖い事故です。ウイスキーの空き瓶を置いた人は、マナーがなっていません。

浅間山噴火しても八ツ場ダムは破壊せず、国交省

　想定した災害を超えるような豪雨や地震、火山噴火、土砂移動が起こっても八ツ場ダム本体に致命的な損傷が生じるなどの問題はない―と発表しました。国土交通省は12月7日、八ツ場ダムの再検証で「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」を開催し、東日本大震災での教訓を踏まえた知見からなる報告書を提出ました。本当に大丈夫でしょうか?

PC橋に隠れたトラブル、ケーブル破断を防ぐ

　隠れた場所で起こるトラブルは厄介です。見えないからこそ、発見したときには重大な災いとなって降りかかります。日経コンストラクションは、そんな「隠れトラブル」を12月12日号と12月26日号の2号連続で特集します。見えない場所の代表とも言えるのが、コンクリートの内部です。なかでもPC橋の内ケーブルは非破壊検査でも調査が難しいそうです。何とか新しい技術は開発されないのでしょうか?

プロが認める現場の安全対策、第1位は「たて坑先行手すり」

　労働災害を減らすために、各地の建設現場では様々な「安全な工夫」が凝らされています。日経コンストラクションでは、ウェブサイト上で公開されているそれらの取り組みを3人の専門家に評価してもらい、結果をランキング。11月28日号の特別リポート「プロが認める現場の安全対策」に掲載しました。