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ひとは何かを求めていまいる場所を離れる。
いまいるところを離れてそこに行けば何かになれるという場所を求めて。
ところが、漫然とそこへ行きさえすれば何かになれるという期待を抱いて地方から出てきても、
外国に渡っても、たとえ世界中を放浪したとしても、
ただそこに行っただけでは何者にもなれない。
何者にもなれないということに、
そこに行ってみて初めて気づくこともある。 . . . 本文を読む
【かき混ぜられたコップの中の泥水】3419
佛母寺住職、コーネル大学宗教学博士、松原正樹氏の心に響く言葉より…
心配、不安、焦り、悲しみ、嫉妬、怒り、湧き上がってきた感情に振り回されたり飲み込まれそうなときは、これからお伝えするコップの話を思い出してください。
透明なコップに水と土を入れ、箸(はし)でグルグルとかき混ぜた様子をイメージしてみましょう。
かき混ぜた途端にコップの中の透 . . . 本文を読む
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平穏無事な日常のなかでは、
わたしたちは見えているのに、見えていない、
聞こえてくるのに聞こえていないということが
たくさんある。
何か困難な問題が生じたとき、
不幸な事態に直面したとき、
はじめて見えてくること、聞こえてくることがある。
苦しさが自分と向き合うきっかけになる。
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出典
[幸福コンプレックス]
中嶋 真澄 著
大和書房 より . . . 本文を読む
【一生懸命にプラスのものをほじくりだして言う】3418
無能唱元氏の心に響く言葉より…
夏の暑い日盛りに、私はタクシーに乗りました。
すると運転手が、「お客さん、暑いですなあ、やりきれませんなあ」と話しかけてきた。
皆さん、天気のことで人にあいさつするという意味は、「私はあなたと仲よくしたい」ということだそうです。
交流分析という精神分析法によると、これは裏面(りめん)交流という . . . 本文を読む
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他人とくらべて自分は幸福だと満足しているようなひとほど、
傲慢な人間はいないとわたしは思う。
そこには他人を低めることによって、
自分が高い位置に立とうとする愚かな優越感が見え隠れしている。
他人とくらべて幸福など何の価値もないとわたしは思う。
自分が持っているものを他人の持っているものと比較して、
そのわずかの差で満足を得るということにいったい何の意味がある . . . 本文を読む
おはようございます。
けいです。
今年は「前厄」ということですので、神社へと御祓いに行って参ります。
「前厄」を、前へと躍りでる「前躍」にする一年にしていきます♪
さて、今日は「問題が起こるのは生きていることの証し」というお話です。
昨年の年末、伝説の本屋「読書のすすめ」さんに訪れたとき、「人蕩し術」(無能唱元 著/ 日本経営合理化協会より)という本と出会いました。
htt . . . 本文を読む
【いちばん大事なのは動くこと】3417
精神科医、和田秀樹氏の心に響く言葉より…
不安なことがあったらそれを1つずつ塗りつぶして、1点でも2点でもいいから安心材料に変えていくことが大事です。
これは、できることはやっておくという意味です。
あれもこれもではなく、かぎられた時間の中で打つ手は打っておくという意味です。
不安材料をすべて安心材料に変えてしまうという意味ではありません。
. . . 本文を読む
【周りに人が大勢集まってくる人】3416
櫻井秀勳氏の心に響く言葉より…
何かをいおうとして、「う―ん、困ったな」「しょうがないなぁ」と、溜息(ためいき)から始まる人がいます。
なかには「だからあいつはダメなんだ」と、文句しかいわない人も。
そんなことでは、そばに行くと不運が伝染しそうで、誰もがその人に近づかないでしょう。
それは他人事ではなく、実は、私もときどき自分で自分に注意 . . . 本文を読む