鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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G. L. Pease - Navigator (Old London Series)

2021年08月22日 | パイプタバコ
2021年 8月

今回は G. L. Pease - Navigator (Old London Series)

2013年リリースの Old London Series となるのですが
2011年には JackKnife Plug (New World Collection) と
      Triple Play(New World Collection)  が発売されています

説明を読むと Jackknife Plug のSouth(南)と言っているのですが
バージニアとケンタッキーに ペリクの様なRum を使っているのでそのような説明になっているのかな
と思ったのですが はて…




缶の裏にもそのようなことが書いてありますが この説明を見るとラムの入ったNavy Blend の様な
気がしますが 実際はそれほどでもなかったようです


As far as strength is concerned, it doesn't warrant a skull and crossbones on the label, like some of the wickedly potent English death rattle flakes, but neither would I consider it a breakfast blend, except for those with iron constitutions. In other words, don't be afraid of it, but treat it with some respect. On the strength-o-meter, I'd say it's a little south of JackKnife Plug, but definitely fuller bodied and more heady than the other VA flakes in my catalogue

なんだか説明が長ったらしいのですが この説明にもあるように ボディはしっかりしており
少しニコチンが強いような気がします 
Jackknife Plug の南側ということが書いてありますので
味わい的にはそれを想像したものですが
あまり似ていないような気がしましたね
それに香ばしいケンタッキーというものはあまりかんじないようです。


缶を開けると



少しくすんだ色のブロウクンフレイクが出てきますが
微かにラムの甘酸っぱい香りがします.


大いに期待をしたものですが
感想  となります

先にも述べたように JP にラムを垂らしたようなブレンドかと思いましたが
ラムの香りはほとんど弱く JP にペリクを少し入れた感じかあるいは
Triple Play のようなブレンドになるかと思いました
理屈ではそのようなことになるのですが 喫った感じは全く違っていて
大きく期待を裏切られる結果となったようです


以下その顛末を…

その前に このフレイクのほぐし方になりますが
幾分C&D にしては堅めのフレイクになるのですが
あまり細かくほぐさない方がよろしいです
最初のうちはある程度ほぐして詰めたのですが そうするとラムの香りも飛んでしまい
バージニアもケンタッキーもすべてが特徴のない味になってしまったようです

逆にほとんどほぐさず詰めてやると ラムの酸味と甘さが起ってマシな味になるようです
味にコントラストが出るようなので そういった詰め方をお勧めします



点火と同時に
やんわりとバーレィ入りのバージニアの香りが来るのですが
細かくほぐした場合はラムの香りはかすかに香るだけで そうかといってバージニア自体の甘さもさほど感じられず 
どんよりとしたケンタッキーの香りがかすかに感じられるだけの
どちらかと言えばメリハリのない素朴な味わいになります

JP,あるいはTP に使用されているバージニアとケンタッキーとは全く違う素材を感じます
JP の様なウッディで明るく素晴らしい甘さは感じず あまり甘さを感じない面白みのない甘さしか
感じないようです
ケンタッキーもしかりで ナッティな香ばしさもガツンと来る強さも感じず
ただただ面白みのない喫煙が続きます……

少しだけ酸味はありますが VaPerKey というにはほど遠く つまらないです
特にこれといった特徴もなく敢えてこのブレンドを喫う理由がわかりませんです


逆に軽くほぐして詰めた場合は
状況が少し変わってきます
こちらは点火と同時に ラムの酸味が強くたちその甘さも感じることになります
ペリクの様な酸味と清涼感も感じますので 特徴が出てくるようです
バージニアの甘さ自体は一緒ですが ケンタッキーの存在がより出てくるようです

ケンタッキー由来のペリクの様な酸味も出てきて ガツンと来る強さも少し感じることになり
味にメリハリが出てくるようです
これならば 随分と味わいが違いますのでこのブレンドとしての特徴が発揮されることになりますね


しかし中盤を過ぎるとラムの減退とともにやはり味わいは少し退屈になって来るようです…


根本的にこのブレンドに使用されているバージニアとケンタッキーにはいい意味の特徴がなく
ラムでごまかしている感が否めません
これでは 本来のタバコ葉の持つ旨味を感じないと言わざるを得ません

ただしボディはやや強めであり ほどほどニコチンはありますので
弱いタバコではありません

こういった地味なブレンドが好きなかたもおられるとは思いますが
この私には物足らない面白みのないブレンドだったようです
GLP では久々のハズレだったようです
GLP のVaPerKey では JP. TP がお勧めということでしょうか

そういった感想となります
それでは また

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