鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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オジロワシ2023 2/14 ついに一郎と一二郎が並び立ったのだ

2023年02月17日 | オジロワシ
2023/2/14 火曜日 

前日まで 数度にわたりオジロワシを目撃しているのですが
いずれも同じ個体でした
当初は一郎ではないかと思ったのですが そうではなく一二郎であったことが判明します
一番の違いは 尾羽の●●になりますが頭があまり白く見えなかったこともその原因でした

前日までの個体はすべて同じ個体になることは前回の記事でも書きましたが
氷の張った沼と岸との間に出来たわずかな隙間から魚を狙うやり方は一郎のそれを思い出させます
なので当初は一郎かと思いましたが
一郎と深い関係が在る一二郎にとってもそのやり方を踏襲しているのは充分に考えられることでした
ただ一郎のスキルは群を抜いていますので一二郎はまだまだのように思われます

あるいは一郎もすでにここに現れており 一郎の肝いりで一二郎もそのやり方を踏襲しているのかもしれません

この日はそんな妄想をある意味裏付ける事となりました


前日のオジロワシは

この様な翼をしており 中雨覆いの先端部分に黒い羽が2~3枚見え その両脇に白い羽が目立ちます
これがこのオジロワシの大きな特徴となります
あとで一二郎であると思われる個体が飛んで行くのですが
全く同じ特徴がありますので 同一個体だと思われます それが一二郎となります



漁場についたときにはオジロワシの姿はありませんでした
昼近くに行ったのですが どうやらいないというお話でした(先客)


確認のため去年の一二郎の巣を見てみると

巣から伸びている木の枝の上に



オジロワシの姿が1羽見えました
頭が白っぽく見えますので一二郎ではないかと思うのですが1羽だけのようです



漁場の方には
 
ダイサギがいて



漁場を翼を広げて歩きながら




漁をしている情景になります 当然オジロワシの姿は見えません…




先ほどの一二郎の巣をまた見ると
 



遠いここから見ても一二郎のように見えます それほど頭が白く見えますね



思いっきり引き延ばして見るとはっきりはしませんが



一二郎であることを確信します




前日までの狙い穴は

岸の雪が少し広がっているように見えます
オジロワシが広げたのかもしれませんね



ダイサギも

漁場で獲物を探していたのですが



30分くらい待ったでしょうか
ようやく 巣に見えたオジロワシが巣から消えたのちに
水門前の木の枝に




左の奥から低く飛んできて降り立ちました!



このオジロワシが一二郎の巣にいたオジロワシで間違いのないところですが
その姿を見ると
 






一二郎であることを確信することになります
今日は頭もずいぶん白く見え 中雨覆いの目印の黒い羽も見えます



魚が下の水の中に見えたのか

翼をバタつかせて






体の向きを変え



下を覗き込みますが…


何事も起こらず




時間が過ぎてゆきます…



例の穴の方には降りませんが

一番左の木の上に一二郎が見え 一番右端の雪のところにその隙間が写っていますので
かなり遠いところに隙間はあることがわかります



水門のすぐ右側の木に

一二郎はとまっています




しかしそれからさらに30分くらい経過した後
思わぬ展開が待っていました



水門の左の奥から 雪原を低く飛んで新たなオジロワシがやって来ました
かなり大きなオジロワシに見えましたが

水門のすぐ左から浮き上がって




一二郎のところに飛んでくるオジロワシになります

パッと見た目は桃太郎 剛を思い起こさせるような顔つきで目の周りが少し黒っぽいです(シャドウあり)
尾羽は白いので 桃太郎でも剛でもないと思われますが
あまり大きくない尾羽の●●が見えます これは一二郎のそれとは全く異なります



ここでこのオジロワシは一二郎のとまっているところのすぐ横に











並び立ちました!

一二郎のすぐ横にとまるオジロワシなど
富江と 春恵以外ではほとんど見たことがありません
かなり親しい間柄なのだと思われますね

以前近くの木の枝にとまったそれ以外のオジロワシは
桃次郎と 剛を思い浮かべるのですが
剛はもっと小さくずんぐりとしていますし
桃次郎も黒目勝ちなのでメスなんだと思われます

一番顔が似ているのは桃太郎になりますが少し貫禄が違って見えます
それほどこのオジロワシは大きく首も長く貫禄と落ち着きがありますね

そして何よりその目つきがスゴイ
なんとも言われん風格がありますね!

ここでピーンと来たのが あの伝説の一郎になりますし
おそらくこのオジロワシは一郎で間違いがなさそうです

一昨年は富江と一郎が並んで立った時がありましたが
大きさも同じくらいでよく似ていると感じました
富江はメスで一郎はオスですが一二郎も含め彼らには強い絆を感じるところになります










一二郎と違って目の周りに少しシャドウがあって凄味がります
首が少し長く少しシュッとした感じに見えます
一二郎が後ろにいるので 一郎の陰に隠れてほとんど見えません
しかし左の陰から一二郎の顔も覗いてます

こうして比べてみると両者の違いがはっきりと判るようです
比べなければわかりませんが 大きさがかなり違いますね



   



見たいのは胴体脇のまだら模様になります
大雨覆いの先の方5~6枚が白っぽくなっているのが一郎だと思っていました
尾羽の●●はこんな感じだったと思いますが
次列風切と大雨覆いがはっきりしません…



 






大雨覆いの先の方5~6枚がベタでかなり白っぽく見えるのは一二郎とは少し違いますね




ここで少しして後ろの一二郎が

飛び上がりました!













どうやら一郎が現れたということで 場所を譲ったみたいです

一二郎の最後の写真は前日見たオジロワシと同じように 中雨覆いの先の方に黒い羽が2~3枚見え
両縁の白が目立ちますので 同じ個体であったことがわかります
すなわち一二郎であったことになります



一二郎は木から飛び降り









例のあの隙間のところへ降ります




隙間の前に降りた一二郎は








隙間の前で気配を窺っています…



木の上の一郎もじっと

佇んでいるのですが



一二郎は仕方がないので



ここで一郎もいますしこの場を






飛び去り






中沼の方へと消えてゆきます



少し時間が経ったのち巣の方を見ても

一二郎の姿はなく



木の上の一郎は 一二郎と交替して




獲物を待ちます
一郎のこの胴体脇のまだら模様は今後の個体判別に役立つと思われます
こうして一二郎と比較してみると
頭が白いのは一二郎ですが 胴体脇が黒っぽく見えるのは一二郎で
一郎は少し茶が強いようにも見えます

この写真を見ると 次列風切と大雨覆いの違いがはっきり確認できますが
次列風切は一番下に黒く見え その上の一列が大雨覆いになるのですが
先の方からかなりの枚数羽がベタで白っぽく見えます
まさにこれが一郎の大きな特徴です
中雨覆いの先の方の中ほどにはより目立つ白いマダラが見えますのでこれもポイントとなります




中の橋まで行くと遠くに




木の上の一郎が見えます
寒くて仕方がないので退散してきましたが
この後漁があったかもしれません…またの機会を待つ事にします

そんなお話です それでは また

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