鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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オジロワシ2023 2/13 岸の脇の隙間で張っていたのは一二郎だった!

2023年02月15日 | オジロワシ
2023/2/13  2日遅れの投稿となります

このところ立て続けにオジロワシを見ているのですが
水門から離れた岸の脇に開いた隙間から大物が顔を出しのをじっと張っている様子が見てとれます

このやり方は一郎の得意の手法で ずっと以前には何度も大物雷魚を上げるのを目撃しています
ですから このオジロワシは一郎ではないかとまず思ったものです

2/10 に見たのが最初になり 翌日にも見ています
どう見てもこの2回のオジロワシは同一個体であることがわかるのですが
光の当たり方やその日の天気で見え方も変わって来るようです

顔つきは個体の個性になりますが微妙に角度によって印象が異なりますので
一番あてになるのは固有の傷(主に翼指のそれ)とか 尾羽の●●の違い
そして翼上面に指紋のように現れる白と黒のマダラのパターンになります
行動パターンによる選別も重要ですが 主観によるところが大きいです

これらが個体特定の最大のポイントになります


これまでの2日にわたり登場したオジロワシは同一個体であり一郎であると結論付けたのですが
頭があまり白く見えないので一二郎ではない  というとてもマイナーな理由が大
②漁のやり方が一郎のそれによく似ている
③大雨覆いの先端に近い5~6枚の羽に白い縁が見える


これらを踏まえて一郎かと思ったわけですが
これに真っ向から反論するのは
尾羽の●●が違うということになります
  あの左右に離れて2つの●が見えるのは一二郎のそれになります
  一郎の場合は ●●●と真ん中に小さめの●が固まって見えました
なのでどう考えても一郎のそれとは違うことになります

また頭の白さはその時によって違って見えますからあまりあてにはなりません
顔つきも元より一郎と一二郎はよく似ていますのでよく間違ってしまいますが
どちらかと言えば一二郎の方が首が短く見え より険しい顔をしているのが一郎になります

今年初めてこのオジロワシを見て 一郎であるかと思ったのですが
横顔を見るにつれ一二郎の面影を垣間見 尾羽のそれもありますし
疑問の残る展開となりました


しかし結論を言うと
どうやらあのオジロワシは 一二郎であったようです

それにはさらに2日を要したのですが
まずはその続きをご覧いただきます




2/13日 モエレの中の橋から
B-水門の前にダイサギが見えます

水の何も見えない水門の前になりますが
今ここへやって来たばかりのようです



少しずつ

水門に近づいて行き獲物を狙うようですが



その原因を探ると いつもの漁場のA-水門の前に木には

オジロワシの姿がありますので そこからこのダイサギは逃げてきたのだと思われます
このオジロワシ随分と頭が白く見えますね昨日とは違って見えます…



急いで漁場の前に移動してゆきますと
今までと同じように

水門前から少し離れた岸のそばで獲物を待つオジロワシの姿が見えました
あの後すぐに木の上から降りたようです

ここまで見ると やはり今まで見たオジロワシと同じで一郎なのかと思ったわけです



じっと静かに







隙間を覗き込んで 魚を待っています



胴体脇のまだら模様を見ると

全く同じ鳥に見えますし 一郎かと思っていますねこの私



しかしこの角度の横顔をを見ると

一二郎の顔を思い出します 一郎よりも一二郎の顔に似ているような気がします…



こちら側は

一郎に見えますが よく似ているということになりますね

ここで注目は 中雨覆いの右端に見える黒い3枚くらいの羽になります
3枚の黒い羽の両脇に太く白い縁のある羽が見えます
中雨覆いの下には大雨覆いがあり 薄く白い縁取りのある羽が5~6枚並んで見えるのですが
少しはっきりしないようにも見えます



このオジロワシ 少しの間ここで張ってたのですが



この日はすぐに諦めたのか




飛び上がり




右へ飛んで行きます
この時尾羽に目立つ●●は見えませんね
一二郎のような●●なのだと思われます


そして翼を羽ばたくのですが

冒頭の写真になりますが
先ほど述べた 中雨覆いの右端近くの3枚の黒い羽が大きな特徴になりますから
これをしっかり覚えておくと良いかと思います
次列風切の上の大雨覆いににグラディエーションがかった羽が並んでいますがさほどはっきりはしていないようです 一郎のそれはもっとはっきりしていたような気がします










この横顔は一二郎に見えますね



一郎はもっと

目の周りに影があったような気がしますが定かではありません










左の翼にも大雨覆いにグラディエーションのある羽が見えますが
その辺りは一郎のそれに似ているようです



このままこのオジロワシは

プラタナスの前を通り過ぎ



学校を横切って

中沼の方へと消えてゆくのですが



去年利用した一二郎の巣を見てみると

オジロワシの姿は見えないことがわかります…

この段階では まだこのオジロワシが一郎であると思っていたのですが
翌日その考えが間違っていたことに気づきます
その顛末は次回に

それでは また

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