鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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ホオジロガモ2023 11/14 今年もホオジロガモがやってきました

2023年11月14日 | ホオジロガモ
2023/11/14

寒くはなりましたが 沼を雪が覆うのはまだ先のこと
カモたちはほとんど姿を消したようですが まだ居残り組は見られます
今日は前日見られたオナガガモの大きな群れも ヒドリガモの集団も全く姿を消してしまい
カンムリカイツブリの姿も見ることは出来ませんでした

しかし雪に閉ざされるまでの半月近くの間には まださまざまなドラマが待っているのかと思います
そんな中今日はホオジロガモを見ることになりました

もう少し早い時期には オスに引きつられた複数羽の集団も来たようですが
あいにくその写真はありません…
しかしその後には毎度のことになりますが 氷が張る直前までメスあるいは若鳥のホオジロがやってきて
暫くの間ここで時間を過ごします
そんなホオジロガモの様子になります。



下ノ橋の上から北側を望みますと 中洲岬付近には

もうほとんどカモたちの姿を見ることは出来ません…
しかし中洲の左側にカモたちが集まっているのが見えます



そのカモたちは

ほとんどすべて ホシハジロであることがわかります
ぎりぎりまでここで旅立ちを待つのがホシハジロになります




橋の下をカワアイサが泳いでゆきます




頭が茶色いのですが




メスではなく 換羽途中のオスであることがわかります
メスはもっとグレーで覆われ 白いところが見えません



この鳥と

もっと換羽が進んだ明らかにオスに見える個体が並んで泳いでゆきます。



C-ポイントまでやって来ると
A-中洲の向こう側の向こう岸と中洲の中間点の広い水の中に
ホオジロガモが2羽泳いでいるのが見えました



遠くてもすぐにわかるのがホオジロガモになります
キンクロハジロよりずっと小さいのですが 頭の形と虹彩と体側に出てくる雨覆いの白さですぐにそれとわかります(キンクロハジロとはそこが大きく違います)



左側の個体は

くちばしの先がオレンジで 胴体脇の白い雨覆いが3か所に見えますので
すぐにメスの成鳥であることがわかりますね
ただ右の個体が




白い体側が見えませんのでよくわからないところです
若鳥の可能性がありますね



こちらは右の個体ですが

くちばしの先がオレンジに見えますね…



しかし少し角度が変わると

そのオレンジも見えず 体側の白い雨覆いも隠れているのでよくわかりません…
遠いので仕方がないのですが 向こう岸に行かなければよくわからないようです

ホオジロのメスは 体側に白い羽が見えるのですが
おしり側から 次列風切(白)大雨覆い(縁が黒くてその上が白いので次列の白との間に黒いラインが入ります)中雨覆い(ここは黒くて間に白い点が混じります)小雨覆い(白い固まりになります)

この様になるのですが 若鳥では小雨覆いはグレーになり次列風切と大雨覆いの黒いラインは細くて
あまりはっきりしないのが特徴になります
また くちばしの先はオレンジが目立つわけではなく くちばし自体が不規則な黒と橙色の混じった感じになりますので くちばしの先を見るとすぐにわかるのですが
一番確実なのは翼を広げた時に雨覆いの白いのが何個見えるかということになります




昨日見たカンムリの姿は何処にも見つけることは出来ないのですが
中の橋を渡り ぐるっと回りこんでまた土手側を下ノ橋の方へと引き返してきますと


A-水門の少し手前からA-中洲を見ると

最初に下ノ橋の上から見たホシハジロの集団が




中洲の脇でじっと待機しているのが見えます 相当な数のすべてがホシハジロとなります



その手前の水の中に見えたのが




向こう岸からも見た 2羽のホオジロガモとなります
さほど近いわけでもありませんが こちら側の方が近づきますね

さてこの写真の左の個体が体側の白い雨覆いが3つ見えますのでメスの成鳥であることがわかります


2羽の位置関係はこのままの状態になりますが
成鳥なのか若なのかまだ分からない右の個体が

体を投げ出して



だらしなく毛づくろいをしております



そうしますと左の個体も同じように

少し翼を広げるのですが 見ての通り見事な白い風切と雨覆いがしっかりと見えます
くちばしの先もオレンジ色です まごうことなきメスの成鳥であることがわかります



問題は

こちらの右の



個体になりますがこれを見るとくちばしの先がオレンジ色に見えますね



そうしているうちいきなり立ち上がり

羽バタを始めました!




見事に広げられた翼を見ると

翼の上から下にかけ見事に太い白いラインが入っているのがわかります
これを見ると この個体もメスの成鳥であることがわかるのですが




翼を閉じると




御覧のように体側には白い風切は出てきません
でも間違いなくこちらもメスの成鳥になります



こちらは




左にいる見るからにそれとわかるメスになり



結局どちらも






メスの成鳥だったということです。



ホシハジロのメスも近くにいて

間違いやすいのですが ホシの方が大きいです



横から見るとくちばしの先は

オレンジに見えないのですが


角度を変えると

オレンジ色が目立つようです
2羽のホオジロのメスでした。




そんなモエレの様子になります
それでは また

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