鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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Samuel Gawith - Full Virginia Flake

2018年09月03日 | パイプタバコ
2018年 9月

今回は Samuel Gawith - Full Virginia Flake

言わずと知れた バージニアタバコの名品です 世界中のバージニアタバコ愛好者から
絶大な人気のたばこらしい。

今更ながらの FVF のレビューとなりますが このタバコに関しては
いろんな方が レビューされています。
が このおっさんの場合はどうなのか? というお話になります。

このおっさん 今まであまりバージニアタバコはやったことがなく、この FVF も
初めての体験 ということになるのですが
比較の対象としては つい最近に試してみた G. L. Pease - Union Squareが分かりやすいかと思います。
それに関しては こちらの感想も 参考に


それではまず 今回の FVF 250gの Box バルクとなっています

箱を開けると



ジップロックに たっぷり 250g のフレイクが入っているのですが


意外と




湿り気は 強くはないようです


これは

いつものように ハサミで切って 空き缶に入れる分ですが



ほぐしてから 15分位乾燥させると良い感じかと思いました。


参考までに
こちらが



GLP の Union Square


さらにこちらは



Samuel Gawith - St. James Flake


色を見ると GLP のよりは色が濃くて 深い赤みの強い色合いです
St. James Flake はもっと黒いです 湿気は同じくらいでした。


さて 何故このタバコの人気が高いのか 自分なりに考えてみますね
その前に 第一印象



人によりさまざまですが 私の場合は フレイクタバコに関しては まず 手でほぐしてから
詰めます。 そのままフレイクを丸めて詰めたりはしないです。
どうもうまく行かないんですね そうやっては・・・なので 面倒ですが 皿の上で
そのタバコの状態を見ながら ほぐして適当に乾燥させます。
このタバコの場合は 15分位で良い感じかと思いました。
あまり小さくはしませんでした。
その辺りは 何度か喫ううちに そのタバコの一番いい感じを探る ということです。

で感想を
① ケンダル臭はしない-これは GH 社と同じ工場でつくっているらしいのですが
  あの独特のフェンネル臭がしないです、なので いたって普通のタバコですが
  この私には あの香に慣れたせいもあるのか どこか物足りない味かと・・・

② いたってマイルドで、ニコチンも丁度良い感じです なので ゆったりとリラックスして
  喫うことが出来ます。

③ 甘さもいたってマイルド。FVF というくらいですから もっと強烈な甘みがあるのかと
  思いきや そうではありませんね。バージニア本来の香(これを アーシー というのでしょうか)に
  たっぷり包まれながら、
  ほんのりと自然な甘さがきますね、もちろん ダークフルーツの味も感じます。
  殆どレッドバージニアですが hot-press 製法
  熟成を強めているのだとおもいますが、甘みはいたってマイルドです しかしながら
  その甘みに濁りはなく 上質で飽きが来ません。
  ボウルの半分を過ぎてから甘みが強くなります だんだん美味くなるという訳です。

  しかし このタバコ 喫うたびにうまくなりますね。

④ 青臭い甘味ではなく 香ばしく深い甘味です。

⑤ ブライトバージニアの旨み というものはないようです。

だいたいこのような感想になりますが


ここで 比較のお時間ですが
その前に 比較対象である GLP Union Square の印象が変わりましたね
というのも このたばこ ニコチンがかなりきついので リラックス出来ないんですね。
最初の頃に感じた ブライトバージニアの旨みも薄れ 少し鼻につくキーンとするような
青臭い強い甘味がきになってしまい、どうも手が進みません・・・。
評価は悪くないのですが この私にはあまり合わないタバコの様です

なので 比較するには気が重いのですが わかりやすいところで

甘さに関しては
US(Union Square) の方が強い甘さがあるのですが FVF の方が落ち着いた自然の甘味を
感じます。飽きが来ないのは 断然 FVF かと。

1ボウル喫ううちに 最初ぼんやりとして だんだん旨みが起ってくるのは FVF でしょう
US の場合は 最初は良いのですが だんだん 熱くなるとともに 味に雑味が出てきて
ニコチンも強くて嫌になって来ますね。
US は 少し乾燥が強いのかもしれません なので 要加湿かと・・・。
その点でも 断然 FVF かと。

このタバコ 柔目に詰めた方が良いです その方が綺麗に燃えます 結構湿気があるのかも
しれません。
バージニア本来の持つ 香ばしいアーシーな香りが最後まで続き 甘さも次第に強く
感じられ 喫い終わる頃に また喫いたくなる そんなタバコかと思いますね。
同じ SG の St,James Flake と比べると 甘さを強く感じるのは SJF の方ですが
この FVF には バージニア葉の香を程よく感じます。
私としては SJF と並んで この FVF もまた 評価の高いところです。
以前 GH の Brown Flake U/S と並んで SJF を評価したのですが この FVF
も同じ扱いかと。
あくまで 自然な味わいという事がその基本になるのですが
それとは別に もっと特徴の突き出たタバコも 良いものではあります。
直近の GLP の Telegraph Hill あたりも あれはあれで 妙に喫いたくなります。
ただ 常喫 ではないということですね。

このタバコはやはり評価の通り 常喫足りうるタバコの様です。
やや物足りなさを感じながらもね。
その辺が評価の分かれ道かと思います
(やはり マクレと どうしても比べてしまうのでね・・・)

そんな感想でした。
  
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