鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 9/15-② 清四郎再度現る 沼の反対側に

2019年09月17日 | オジロワシ
2019/9/15 日曜日  その2 となります

四郎に似た幼鳥が 魚を獲って 中沼方面へと消えた行ったのが前回。
お話しの方は しばらく時間が経った後の その後からになるのですが

ここで この幼鳥の検証をしてみると

① 嘴の先が黒くない
② 尾羽の先には 黒い縁が少し残る
③ 翼上面は バタフライ系
④ 胴体のマダラは白だが まばらにあるだけ
⑤ 翼下のラインは ほとんど消えている
⑥ 翼角のところ ライン下の所に 白いマダラのラインが強く見られる
⑦ 胴体脇の 大きな白いマダラは ほとんど消えかかっている
⑧ 翼指の傷は 左6枚目の先がちぎれているのがわかり 右5枚目と 6枚目の間が空いて見える
⑨ 頭の色はグレー 頭頂部には縦に黒い筋が見える

このような特徴が挙げられます
ここで頭がグレー系で バタフライ系の 幼鳥を考えるならば
特にこの夏場によく見られた
四郎 勘太郎 剣之介 キンクロ八郎  あるいはケンシロウ などを思い起こしますが

〇勘太郎については 翼下のラインが全然違うので ×

〇キンクロ八郎については 顔つきもよく似ていて 翼下のラインも殆どなく似ているの
 ですが 胴体のマダラが茶系の白でしっかりあるところと 翼角のラインがない。 
 あと 左翼指6枚目のちぎれもないので ×

〇剣之介についても 外観はよく似ているのですが 決定的なのは 嘴の先の黒
 お腹の白いマダラ 胴体脇の白いマダラ 翼指左1枚目のスレ
 以上のところが 全く違い これも ×

〇ケンシロウについても 剣之介と同様な理由と 左翼の大きな傷の理由で ×

◉一番気になるのが 四郎ですが これは良く似ています ほとんどそう思っていたのです
 が よく見ると違いがあります。 それは翼下のラインと 胴体脇の白いマダラ
 四郎の場合は ラインはやはりほとんど見えないのですが 翼角のラインが この様に
 太いのがありません。 胴体脇の白い大きなマダラも 上が欠けたのがしっかりあります
 しかるに こちらには ほとんどマダラが残っていません・・・。
 ここが大きな違いであり 全く別の個体 ということになります。

実は プロファイル⑤ の中に 四郎をあげているのですが
その四郎の写真は 最初に四郎を定義づけた時のもので その後に登場した(特に今年)四郎
とは違うものであったことが分かります。
上に述べた四郎の特徴が無く この幼鳥の特徴と同じものがあるようです。
なので そのプロファイルも 同時に訂正をかけ
ここに この幼鳥を 新しく 清四郎 として登録をしました。
それらのことは プロファイル⑧ に詳しく載せてあります。 参考までに





さて前回の魚を獲った幼鳥が 清四郎 という名前の幼鳥だったのですが
それからしばらく時間が経った後の 沼の東側の土手の上を歩いている時に
再度登場することになります その様子を


D-水門の辺りで 向こう岸近くのカイツブリを見ている時にその鳥は現れます
左の木の陰からいきなり大きな鳥が飛んできました

もうこれだけで 先程のオジロワシと同じだというのが分かりますね・・・
翼角下側の短い白いライン 胴体脇の白いマダラは殆どありませんね。


左へ旋回して
  




向こう側の曲がり角のところを 






高く舞い上がりながら  旋回して また


こちら側へ




獲物を探しながら






急降下してきます


そして ここら辺りで







足を出して










着水!



しかし 今度は

間一髪で 逃げられたようです・・・



その後


 







右へ旋回するときに こちらを見ているのが分かります・・・



そして 右へ旋回して








まっすぐに 向こうへ飛んで行きます
こちらの姿が気になり 魚を追うのは一旦止めたようです・・・。






曲がり角のところを左の奥の方に舞い上がりながら



高い林の上を





左の奥へ流れて



大きな木の中へ 消えます・・・


しかし その姿は

しっかり見えますね


意外と近くて













はっきりとその姿は捉えることが出来ますね
見た目は四郎そのものに見えますが
先程の理由で 清四郎だというのが分かります
似て非なる者 ですね。


枝が細いので バランスを崩します







頭はグレーで 頭頂部にタテの縞が見えます・・・
四郎に関しては いつも疑問が付きまとったのですが
同じ様な鳥が何羽も居たと言う事を考えると納得が行きます
ここへ来て 合点が行きました。
しかし まだ似たような鳥の存在もあるかもしれません それはこれからのお話しですね。





さっきはあんなに大きな魚を獲ったのに また猟をする気満々の様です



毛づくろいをしながら


じっと木の上で

人のいなくなるチャンスを待っている
清四郎 でした。

この日はこの清四郎に振り回された日となりました
それでは また
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