鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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モエレの鳥たち 7/5 大型カモメ問題 マガモビスケット軍団 カワセミ 訂正アリ

2019年07月08日 | 野鳥
2019/7/5 金曜日 曇り

この日は少し盛りだくさん となりました。
まずは マガモビスケット軍団 となります

下の橋のすぐ北側で

例のマガモビスケット軍団を発見します
確かこの軍団 雛が8羽いたはずですが・・・






相変わらず8羽の雛が見えます


この

7羽の幼鳥たちと




お母さんのそばの 雛が1羽で 合計8羽の雛となります。



雛たちを見守る

お母さんと

そのもとでのびのびと動き回る












幼鳥たちです


こうして 少しずつ



前進して行きます。






沼ノ端に ハクセキレイの幼鳥がいました
 




水門の辺りを歩き回っていました。


トビの幼鳥は



1羽だけでした。



中の橋で
  


オオバンファミリーを 観察した後



今度は カワセミがいました
カワセミの飛び込み 少しだけ・・・

中の橋の東側に



カワセミがいました たぶん成鳥かと思うのですが・・・少し遠いです



この時 沼の反対側に

カッコウがとまったのですが






よく撮る間もなく 飛んで行ってしまいます・・・。
鳴きもせず 背中が少し褐色がかっているので幼鳥かもしれません・・・。



さて カワセミですが
何度か飛び込んでいるようです

そのうちのこの時に



飛び込んで 出てくるときに


 
くちばしに魚を咥えています






そんなカワセミの様子ですが 少し遠いですね・・・。




大型カモメ問題
カモメには 大型 中型 小型 とありますが
大型カモメには 主に
オオセグロカモメ
セグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ

と4種類あるそうです
その他にも カナダカモメなどもいるそうですが
だいたいこの4種が メインの様です。

4年目以上の成鳥は
みな同じような特徴を持ち 黄色いくちばしの下の先の方に赤〇 があります。

背中の色の黒っぽいのが オオセグロカモメ
白っぽいのが シロカモメで
青灰色 なのが セグロカモメと ワシカモメとなります
大きさは シロカモメが 71cm ワシカモメが 65cm
セグロと オオセグロが 60cm 位となりますが
その大きさは 比較するものがなければよくわかりません。


なので 現場で判断するには その他の特徴が必要となります。
そこで 目をつけるのが 初列風切の色と模様になります。
この部分は翼を開いたときには 翼の先端部分に
翼を閉じた時には 尾羽の上にたたまれます。

カモメ ウミネコなどの中型カモメとは 大きさがかなり違うので
まずは大きさで 次いで くちばしの赤〇で選別して行きます。


しかし この大型同士の判別は難しく 奥が深いです・・・。




ここで この日のサンプルが登場します

橋の上辺りを飛び回る カモメの成鳥がいます






この辺りで 分かる人にはすぐにわかるようですが・・・
大きな嘴の先の下の方に 赤〇 が見えます これは大型カモメであるという事です。
翼の先の方には 黒い模様が見えません・・・はっきりしないように見えます・・・
翼の下面にも 先の方に黒いのが見えるのですがなんかはっきりとは見えません・・・
翼上面の色は 白くなく 黒いわけでもなく 灰色に見えます。


この時点で シロカモメは ないな という事になり
同様に オオセグロカモメも違うな・・・ ということになります。



 


翼下面の 下の縁にかけての黒いのははっきり見えません・・・
先から縁にかけて黒いのがあるように見えるのですが 典型的なセグロカモメと違い
実に曖昧な感じで黒い所が見えます くろいところというよりも
ダークグレー という感じです。




上から見ると

翼の先端部分に 黒い模様は見えない様です
この写真の向こう側に わずかに黒いのが見えるのですがこちら側は見えません・・・
光の加減で 見えたり見えなかったりするようです・・・。
よく本に書いてある オオセグロとかセグロには 黒い縁がはっきりとあるようですが・・・



 






近くを飛ぶと 随分迫力があります
オジロワシを思い出しますね・・・。




ここで 橋の欄干にとまってくれました

向こう側のカラスと比べると 随分大きいです



 








ここで写真は終わりとなりますが
尾羽の上の初列風切の先端部分が 黒くないですねというか
黒っぽくはあるようですが ダークグレー という感じでしょうか。
背中の色は セグロカモメか ワシカモメのように見えます

この時点で このカモメが セグロカモメか ワシカモメ の2択 ということに
なるようですが そこが難しいです・・・。

ここから 訂正
先の投稿で この個体 自分なりに ワシカモメではないかと思いましたが どうもはっきりしないのが現実かと。
この個体が セグロカモメであるというコメントもいただいたのですが
どうもそれもはっきりしないと思うのですね・・・。

セグロカモメ ➔ 尾羽の上の初列風切の色が クロ
ワシカモメ ➔ 同じものが 翼上面と同じ グレー色

という事で判断すると この個体のその部分は 黒っぽいグレー という事になります。
その点では セグロカモメということになりますが
翼を広げたその翼先端部は 典型的セグロカモメと違って 明らかな黒い模様が見えません
光線の具合で 片側に少し黒い部分があるようにも見えるのに対し 片側はグレー色。
何とも判断が難しい・・・

翼下面を見ると オオセグロカモメのような 先の方から繋がって見えるような黒っぽい
縁があるようですが 濃い目のグレー という感じになります。
この辺りは オオセグロカモメに近い感じもします。



このモエレの辺りで カモメを見る機会は それほどないのですが 大型カモメは
ほとんどが オオセグロカモメ あるいは シロカモメに集中します
セグロカモメは 西日本に多く ワシカモメは北にいるのですが数が多いわけでもないようです。 ですから このモエレではほとんど姿を見たことがないのが現実です。

セグロカモメがよく見られるのは 秋の渡りの時期になる様です
ですからこの時期はあまり姿を見ることは出来ない様です。
そんなこともあって ワシカモメではないかと思ったのですが それも悩ましい・・・
ワシカモメにも 初列の黒っぽい個体もいるようですがあくまでグレー基調です


もう一つ 判別ポイントとして 虹彩と 眼瞼の色があります
虹彩は ワシカモメが 暗色 なのに対し セグロカモメは 黄色となっています
眼瞼は ワシカモメが オオセグロカモメと同じピンク セグロカモメは 赤色 となっています。
ワシカモメの虹彩は 少し褐色がかっているので 黒っぽくなり所謂黒目がちに見えます
セグロの方は 少しきつく感じるようです
この個体の目からは セグロカモメのように見えますが・・・
参考 ワシカモメの虹彩  もう一つ
   セグロカモメの虹彩

やはり なかなか一筋縄では行かない様ですね・・・。
余計に分からなくなります

どうも典型的な セグロカモメでもないし、典型的なワシカモメでもない・・・
オオセグロカモメとワシカモメのハイブリット という事も視野に入れてみると
やはり はっきりこれであると断言出来かねるような気がします・・・。
なので 今後の課題 ということになります。








さて 最後に



虫を咥えた ノビタキのオス





こちらは ニュウナイスズメの幼鳥かもしれません・・・





虫を咥えている ノビタキのメスです。

そんなこの日の モエレの様子でした。
それでは また
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1 コメント

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Unknown (85)
2019-07-07 22:25:44
この写真のカモメは羽がグレーで尾が黒いので「セグロカモメ」ですね。脚がピンクなのでただの「カモメ(英名:Common Gull)脚の色は薄い黄緑」ではありません。ちなみにワシカモメは、羽と尾共いずれも淡いグレーで、上嘴が若干猛禽類みたいに下がっています。
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