2021年 10月
今回は G. L. Pease - Montgomery (Fog City Selection)
サンフランシスコの中の地名が付いているこのFog City Selectionですが
8つあるこのシリーズの中で とうとう最後のブレンドとなりました
いずれのブレンドもバージニアに注目したブレンドになっており
種々のバージニアを味わうブレンド群となっているのが特徴になります
その中には バージニアそのもの あるいはペリク あるいはラタキア そしてオリエントなどの組み合わせでブレンドを作っているのですが 微妙な葉っぱの違いとか量の違いとか様々な組み合わせで
全く違う味わいのブレンドになっていますので
その辺りの構想力は さすがにGLP ということになります
当ブレンドにおいては
フルキュアされた レモンから オレンジ レッドのバージニアのミックスに
ケンタッキーが少し入っているブレンドになっているのは
こちらの説明に書いてあるのですが
このシリーズの他のブレンドと同じように ケンタッキーの存在はあまり強くはなく
やはりそれよりもバージニアの味わいが強く出たブレンドになっているのは
このシリーズの他のブレンドたちと同じ造りでしょうか
このブレンドの名前でもある
Montgomery(モンゴメリー) と言いますと
このシリーズの意味を知らずに最初に思い浮かべたのは
あの赤毛のアン の作者でもある L・M・モンゴメリ だったのですが
そちらはカナダのお話ですので全く違うことになります
余談ですが いまNHK で放送されている アンという名の少女 はこのおっさんの今のお気に入りで
毎週欠かさず見ております 面白いドラマだと思います
そうではなくやはりサンフランシスコの ダウンタウンにある駅(ステーション)の名前であり
高層ビルやホテルなどと 通りには商店街のならぶ都会の街というイメージになります
Montgomery Station
東京の山手線東側の下町を思い起こさせるようです
缶を開けると
葉組は
Kentucky, Virginia ということになっていますが
カットは小さいリボンになっていて バージニアはいろんな葉っぱが混じっているようです
とても詰めやすく火も付きやすいのですが
美味しく喫うためには少しコツが必要でした
あまり大きくない深めのパイプで 緩く詰めゆっくり喫ってやると
ナチュラルでとてもやさしい甘さがやって来るようです
またこのブレンドは二面性があって 素晴らしいヨーロッパ的なダークバージニア系の甘さと
少しアメリカンなバーレィ・ケンタッキーの持つ軽い酸味とほろ苦さがあって
最初からバージニアは程よい甘さを演じるのですが ボウルの途中からそのバーレィの酸味のあるほろ苦さが顔を出してきますので 時としてまったく別のタバコのイメージを持つことになります
時に少しハーシィな部分を感じることにもなりますので そのあたりをうまく調節してやることが
必要になるようです
そういった意味でなかなか喫い方の難しいタバコになるのですが
その辺りが当ブレンドの味わいの特徴であり美味さと個性の部分となるようです
感想
サンフランシスコのダウンタウンの駅をイメージしたこのブレンド
洗練されたさりげない甘さの中に 軽いほろ苦さとちょっとスパイシーな哀愁を含むその味わいは
さりげない都会の街並みをこの私にイメージさせるようです
そんな駅近くの街の中の喫茶店で飲むモーニングコーヒーなどをイメージしてしまうのですが
思いつく曲を挙げて見ました
あの頃のまま ブレッド&バター
なぜかこの私にとってはこんな曲がイメージされます
興味のある方は別タブでこの曲を聴きながらご覧ください
点火とともにやって来るのは
爽やかな甘さのあるバージニアとなります
強い甘さではありませんが ナチュラルな質の良い甘さになります オレンジの皮のようなシトラスを
含んだ甘さには爽やかさを感じることになります レモンバージニアよりもオレンジバージニアのテイストを感じるのですが 次第にもっと色の濃いバージニアの風味を感じることになります
stewed fruits という表現や 小麦を発酵させたトースティなパンのような味わいが目立ちますね
この味わいは ラットレーのオールドゴーリィを思い起こさせるようなそういったダークバージニアの風味になります 少しヨーロッパ的なバージニアを感じます
どこかホッとさせるようなそういったバージニアの甘さと香ばしさになりますが
前半はこの甘さが全面に感じられるのですが 次第に登場してくるのがケンタッキーとバーレィの風味と味わいになります
バーレィに感じるような少し柔らかな酸味とドライ感のある野草の風味でしょうか
そういった風味がこのブレンドの表情を変えてゆきます
強くはありませんがアーシーなケンタッキーのスパイシーな風味も感じられます
少しだけナッティな味わいも感じますがさほどではありません
しかし喫い方によっては この味わいがバージニアの甘さを凌駕してしまうことになり
バージニアの甘さは減退してゆき少しシブさとほろ苦さのある味わいに傾くようです
この味わいも当ブレンドの持ち味なのですが
あれほど爽やかでほっとする甘さのバージニアの味消しになるのは少し残念な気がします…
カットが細かいせいか少し熱くなる傾向がありますので
緩く詰めて静かに喫ってやると素晴らしい甘さが来るのですが
時によっては別人のような味わいになるこのブレンド
味的にはラットレーのオールドゴウリィや C&D のブライアーフォックスなどに似た部分もあって
二面性のある さりげなさのある少し都会的なブレンドかと思いました
都会の持つ 光と影の部分が同居するブレンドかと思います
爽やかな甘さと ほろ苦さを併せ持つ
朝のコーヒーによく合うブレンドかと思います
このブレンドは少し寝かせた方が粗さがとれて良いと思いました
ニコチンも強くなく ケンタッキーも程よく バージニアも良い甘さを醸すのですが
少しハーシイなところがあって 寝かせるともっとよくなると思いました
なんにしてもGLP のこのシリーズ GLP でバージニアを喫うならばこのシリーズ ということになります
いずれのブレンドもかなり面白いのではないかと思いましたね
そういった感想となります
それでは また
今回は G. L. Pease - Montgomery (Fog City Selection)
サンフランシスコの中の地名が付いているこのFog City Selectionですが
8つあるこのシリーズの中で とうとう最後のブレンドとなりました
いずれのブレンドもバージニアに注目したブレンドになっており
種々のバージニアを味わうブレンド群となっているのが特徴になります
その中には バージニアそのもの あるいはペリク あるいはラタキア そしてオリエントなどの組み合わせでブレンドを作っているのですが 微妙な葉っぱの違いとか量の違いとか様々な組み合わせで
全く違う味わいのブレンドになっていますので
その辺りの構想力は さすがにGLP ということになります
当ブレンドにおいては
フルキュアされた レモンから オレンジ レッドのバージニアのミックスに
ケンタッキーが少し入っているブレンドになっているのは
こちらの説明に書いてあるのですが
このシリーズの他のブレンドと同じように ケンタッキーの存在はあまり強くはなく
やはりそれよりもバージニアの味わいが強く出たブレンドになっているのは
このシリーズの他のブレンドたちと同じ造りでしょうか
このブレンドの名前でもある
Montgomery(モンゴメリー) と言いますと
このシリーズの意味を知らずに最初に思い浮かべたのは
あの赤毛のアン の作者でもある L・M・モンゴメリ だったのですが
そちらはカナダのお話ですので全く違うことになります
余談ですが いまNHK で放送されている アンという名の少女 はこのおっさんの今のお気に入りで
毎週欠かさず見ております 面白いドラマだと思います
そうではなくやはりサンフランシスコの ダウンタウンにある駅(ステーション)の名前であり
高層ビルやホテルなどと 通りには商店街のならぶ都会の街というイメージになります
Montgomery Station
東京の山手線東側の下町を思い起こさせるようです
缶を開けると
葉組は
Kentucky, Virginia ということになっていますが
カットは小さいリボンになっていて バージニアはいろんな葉っぱが混じっているようです
とても詰めやすく火も付きやすいのですが
美味しく喫うためには少しコツが必要でした
あまり大きくない深めのパイプで 緩く詰めゆっくり喫ってやると
ナチュラルでとてもやさしい甘さがやって来るようです
またこのブレンドは二面性があって 素晴らしいヨーロッパ的なダークバージニア系の甘さと
少しアメリカンなバーレィ・ケンタッキーの持つ軽い酸味とほろ苦さがあって
最初からバージニアは程よい甘さを演じるのですが ボウルの途中からそのバーレィの酸味のあるほろ苦さが顔を出してきますので 時としてまったく別のタバコのイメージを持つことになります
時に少しハーシィな部分を感じることにもなりますので そのあたりをうまく調節してやることが
必要になるようです
そういった意味でなかなか喫い方の難しいタバコになるのですが
その辺りが当ブレンドの味わいの特徴であり美味さと個性の部分となるようです
感想
サンフランシスコのダウンタウンの駅をイメージしたこのブレンド
洗練されたさりげない甘さの中に 軽いほろ苦さとちょっとスパイシーな哀愁を含むその味わいは
さりげない都会の街並みをこの私にイメージさせるようです
そんな駅近くの街の中の喫茶店で飲むモーニングコーヒーなどをイメージしてしまうのですが
思いつく曲を挙げて見ました
あの頃のまま ブレッド&バター
なぜかこの私にとってはこんな曲がイメージされます
興味のある方は別タブでこの曲を聴きながらご覧ください
点火とともにやって来るのは
爽やかな甘さのあるバージニアとなります
強い甘さではありませんが ナチュラルな質の良い甘さになります オレンジの皮のようなシトラスを
含んだ甘さには爽やかさを感じることになります レモンバージニアよりもオレンジバージニアのテイストを感じるのですが 次第にもっと色の濃いバージニアの風味を感じることになります
stewed fruits という表現や 小麦を発酵させたトースティなパンのような味わいが目立ちますね
この味わいは ラットレーのオールドゴーリィを思い起こさせるようなそういったダークバージニアの風味になります 少しヨーロッパ的なバージニアを感じます
どこかホッとさせるようなそういったバージニアの甘さと香ばしさになりますが
前半はこの甘さが全面に感じられるのですが 次第に登場してくるのがケンタッキーとバーレィの風味と味わいになります
バーレィに感じるような少し柔らかな酸味とドライ感のある野草の風味でしょうか
そういった風味がこのブレンドの表情を変えてゆきます
強くはありませんがアーシーなケンタッキーのスパイシーな風味も感じられます
少しだけナッティな味わいも感じますがさほどではありません
しかし喫い方によっては この味わいがバージニアの甘さを凌駕してしまうことになり
バージニアの甘さは減退してゆき少しシブさとほろ苦さのある味わいに傾くようです
この味わいも当ブレンドの持ち味なのですが
あれほど爽やかでほっとする甘さのバージニアの味消しになるのは少し残念な気がします…
カットが細かいせいか少し熱くなる傾向がありますので
緩く詰めて静かに喫ってやると素晴らしい甘さが来るのですが
時によっては別人のような味わいになるこのブレンド
味的にはラットレーのオールドゴウリィや C&D のブライアーフォックスなどに似た部分もあって
二面性のある さりげなさのある少し都会的なブレンドかと思いました
都会の持つ 光と影の部分が同居するブレンドかと思います
爽やかな甘さと ほろ苦さを併せ持つ
朝のコーヒーによく合うブレンドかと思います
このブレンドは少し寝かせた方が粗さがとれて良いと思いました
ニコチンも強くなく ケンタッキーも程よく バージニアも良い甘さを醸すのですが
少しハーシイなところがあって 寝かせるともっとよくなると思いました
なんにしてもGLP のこのシリーズ GLP でバージニアを喫うならばこのシリーズ ということになります
いずれのブレンドもかなり面白いのではないかと思いましたね
そういった感想となります
それでは また
以前、刑事モースの話しがありましたが、おっさんサンとは海外ドラマの趣味合いますな(笑)
マシューもパイプタバコやってますね、どんなタバコを常喫してるのか想像するけど今いちイメージ湧きません
モースのサーズデー警部はラタキアの薫りがプンプンしてきますがさてどうでしょうか
BS4Kで放送中の大草原の小さな家でもお父さんチャールズが食後にやってます
あとジェレミーブレット演じるシャーロックホームズは外せません。これまたBSで放送中で
(*^-^)y─┛
ホームズはベーカー街221Bの部屋で喫煙が殆どですが、登場人物には厚手のコートからパイプを取り出し着火するシーンがあり、ポケットの中すごいことになってそう
ただ、どれもドラマで見かけるパイプ喫煙にはタンパー使用しているシーンが皆無です
当時はタンパーを使用していなかったのかな?
またまた長文コメントでサーセン(^_^;)
嬉しい気持ちです 刑事フォイルでもパイプを喫っていたエライさんガ出てきましたが どの方もパイプの喫い方が演技とは感じないほどに上手ですね
シャーロックホームズもそうですがワトソンもがっしりとしたパイプを喫っているのは好対照でしょうか
シャーロックなどは暖炉の前 紙の上に葉っぱを広げて乾かしていましたので 燃えにくいSG などのタバコを想像してしまいますがはて…
しかしどのシーンも海外ドラマは本格的なパイプの喫い方なのですが 日本などのドラマでは見かけだけで外側だけまねしているとしか思えませんね そこが残念です。
私もタンパーとポケットの仲が気になります
日本のドラマではベントがほとんどですが 海外ではストレートもよく見ますね。
好きなドラマを見ながらパイプを喫う…極上の愉しみです (^^♪