Low Country Pipe & Cigar - Natural Virginia & Oriental バルク

2022年　8月

今回は　Low Country Pipe & Cigar - Natural Virginia & Oriental

やはり　Low Country ブランドの　安いバルクタバコとなりますが
今回のブレンドは　バージニアにオリエントが少し混じっているブレンドとなります
いわゆる　オリエンタル　ということになります

前回のバルクは　ブライトとレッドバージニアのみのブレンドとなっていましたが
こたびのブレンドには記載を見ても　オールドベルトのレッドバージニアにターキッシュが入っているとしか書いてはおらず　気になるのはブライトバージニア存在になります

ターキッシュはIzmir で間違いなさそうですが
おそらくブライトバージニアは入っていると思うのですが　量が少ないのかと思う次第です

　


左から　バーレィいり
真ん中のがこのオリエント入り
そして右端のが　バージニアのみの前回のブレンドになりますが
やはりバージニアのブレンドの色が一番明るいようですので
ブライトバージニアがたくさん入っているのだと思います

ブライトバージニアの効果としては　強いシトラスの香りと砂糖のような甘さになりますが
このブレンドも十分に甘くレモンシトラスの香りもするのですが
比較するとシトラスも砂糖のような甘みもやや控えめに感じますので
ブライトバージニアは入ってないか　入っていても含有量が少ないのかと思いました




　　
バーレィ入りのブレンドよりも幾分色が明るいのですが
カットの状態は全く同じですので　手の入り方は一緒ですし
値段もすべて一緒のブレンドになっております





上のがバーレィで　こちらがオリエントになりますが
これらの３種のバルクの中で　一番評価値が高いのが
バーレィ入りのブレンドになります
このオリエント入りは2番目の評価の高さになりますが
レビューの数もほとんどまだ少なく　皆さんがあまり認識をしていないブレンドなので
あまり評価はあてにはなりません

ただ私的感想では　いずれのブレンドもナチュラルな甘さにあふれていますので評価値以上のブレンドになるのですが　オリエント入りとバーレィ入りのブレンドは　どちらも味の幅があって
バージニア単体のブレンドに比べてより味の膨らみと深みを感じるようです

なのでお勧めは　こちらの＋オリエンタル　と　＋バーレィになるかと思いますね
しかし　バージニア単体もさっぱりとした甘さが秀逸で　捨てがたいところがあります

皆カットが同じですから火持ちもあまりよくはありませんが
比較すると　当ブレンドとバーレィ入りが幾分葉の性質上火持ちが良いような気がします



感想

Natural Virginia (NV)
Natural Virginia & Oriental (V&O)
Natural Virginia & Burley (V&B)
便宜上　3つのバルクを　この様に略したものですが
当ブレンドに称されているオリエントは　ターキッシュのIzmir で間違いのないところ
V&B におけるバーレィは　ダークバーレィになるかとおもいますが
Y&O とV&B のバージニアには　オールドベルトのレッドと記載されているだけでブライトバージニアは
記載されてはいません

なので両者にはブライトバージニアは入っていないかもしれないのか　入っていてもたくさんではなさそうです　その違いがレモンシトラスと軽い甘さに少し影響を及ぼしているような気がします


点火とともに
やはりこのブレンドもレモンシトラスの清涼感のある爽やかな香りが起つのですが
NV に比べると少し弱いです
グラスの香りも起ちますが　これまた少し弱いように思います
この辺りがブライトバージニアによるものかと思うのですが　先に述べた理由が味に反映されているのかもしれません

当然バージニアの甘さも起ち上ってきますが
これまた少しNV に比べると落ち着きがあるように思います
NV は砂糖あるいは蜂蜜のような軽くて明るい甘さであったのですが
当ブレンドの甘さはもう少しあからさまではなく　少しフローラルな香りを含んだしっとりとした甘さになります　これがレッドバージニアとターキッシュによるものかと思うのですが

甘さが前面に出てくるのが　NV であり　こちらはそれほどではないと言えます
しかしその落ち着いた甘さは決して弱いわけではなく　充分これで満足感があります

どちらもあまり複雑なブレンドではありませんが
NV に比べるとこのV&O の方が少し味の広がりがあってより複雑さがありますね

こちらの方がヘイのテイストを感じるように思いますし　少しアーシーなタバコ感も感じるようです
NV に比べると　ということですが
それよりもやはりターキッシュの味わいをしっかり感じることになります

ターキッシュ自体はけっして強いものではありませんが
Izmir のフローラルな広がりのある甘さと香りが　NV のカラッとした砂糖チックな甘さと違い
クリーミィでまろやかな煙となって広がってゆきますね　ここが違いになります

ターキッシュの酸味も感じられますので味が膨らみます
緑色のバーヴィーな香りも横に広がって行きいかにもオリエンタルな味の広がりを感じます


パフったときと終盤にややスパイシーなオリエンタルの存在をより感じるのですが
このブレンドのオリエンタルは控えめですので
あくまでバージニアが中心で味に膨らみを持たせる程度のオリエンタル　という感じになり
鼻につくようなオリエントの青臭い香りはほぼ感じませんのでとても喫いやすいブレンドになっているかと思いますね

安いけど　バージニアの甘さもナチュラルでしっかり感じられ
オリエントもあまりクセがなく味の幅を広げる素晴らしいブレンドかと思います

このシリーズのバルク　本当にナチュラルなテイストでヘンな癖がありませんから
とても喫いやすいと思いますね
ニコチンは低く物足りなく感じる方もいるかとは思いますが　
やはり気さくに喫える一日中喫っていても疲れないブレンドになっていると思います

私的には　V&O≧NV ということですが
NV のカラッとしたクセのなさも魅力かと思います

ただ何度も書きますが　火持ちがしないというのが最大の弱点かとは思いますね



C&D のバージニアタバコで　オリエンタルブレンドを思い浮かべた時に
すぐに思い浮かべるのは
Sunday Picnic　と　Sun Bear になりますが
どちらかと言えば　後者の余分なものをそぎ落としたのが当ブレンドに近いのかなと思います

またGLP における
Cairo　Embarcadero　Regents Flake 辺りもその候補になりますが
やはりC&D と同じように　バージニアにも違いがありますし　その他やオリエントの違いもありますので
似てはいるものの全く違うブレンドという認識になります

ただ当ブレンドは最もシンプルなつくりであり　クセがありませんので
好みの差が出ないブレンドと言えそうです

深い満足感はないかもしれませんがとても喫いやすく美味いので
お勧めのバルクではあります　バカみたいに安いしね　(^_-)-☆

そんなお話です
それでは　また