鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Cornell & Diehl - Burley Flake #4

2022年12月07日 | パイプタバコ
2022年 12月

今回は Cornell & Diehl - Burley Flake #4

フレイク状のバーレィブレンドであるこのシリーズ
今回が4番目のブレンドとなります
今まで #1→#3→#2 の順で喫ってきたのですが
今回のブレンドは ラタキア入りとなっていますので そこが大きな違いとなります


缶の記載には

この様に書かれており
A blend of dark and light Burleys and Latakia, with red Virginia for a touch of sweetness.
ダークとホワイトのバーレィにラタキアとレッドバージニアが入ったブレンドとなっているのですが

TRDC の詳細には
Contents Burley, Kentucky, Latakia, Virginia
この様に記載されておりますので困ります…
ケンタッキーが入っていることになっていますね


しかしこの私が喫ってみた感じではその存在ははっきり確認できず
入っていても極僅かなのかと思いました




1~3が2009年に発売され 翌年の2010年に 4が発売されたようですが
この1~4迄が 当初のバーレイフレイクシリーズだったと考えられます
#5においては 2018年のリリースとなりますので また違う意味合いがあるのかもしれません


思いのほか色は明るく



ほぐしやすいブロウクンフレイクのようなフレイクになっておりますが
いつものように ほとんどほぐさないで 軽く潰してから緩く詰めて喫うのがこのシリーズのお約束事と
なります その方が本来の美味さを味わうことが出来ると思いますね




こんな状態でも簡単に火が付き クールスモーキングが出来ます



このブレンド ラタキアが入っているのが大きな特徴になりますが
ケンタッキーはほとんど感知することなく ペリクも入ってません

ペリクが入らずダークとホワイト(ダークとライトと記載してあるのですが)のバーレィがメインのブレンドとして
この私は バーレィ的には#2によく似ていると思い
#2にラタキアを入れたのが当ブレンドなのかと思いました
バーレィとレッドバージニアの織り成す風合がそう感じさせましたが


実際にはラタキアがしっかり入ってますのでまた別の味わいになるようです


ラタキアがしっかり入っていると言いましたが
量的にはごく僅かでラタキア自体は全面には出てきません
しかし スモーキーでマスティ そしてウッディなラタキアはしっかり感知できますので
こういったバーレィブレンドにおいては ラタキアはしっかり認知できる方かと思います
例えば Epiphany などよりもしっかりラタキアを認識できるように思いました


そうしますと バーレィのたっぷりと入った軽いEnglish ということも可能かとは思いますが
そこはやっぱり バーレィのよく効いた基本の VaBur に落ち着きと風味を増すために加える
ケンタッキーとかラタキアが入ったブレンドになりますので

VaBur →VaBurKey →VaBurLa→VaBurKeyLa というブレンド構成を考えます
その際に ケンタッキーとラタキアは似た意味合いがあって
どちらも火で燻された葉っぱになりますので似たような風味を醸します
どちらも ウッディでスモーキーなのですが 原料の違いがその差を作りますね
ケンタッキーとラタキア両方が入っているブレンドにおいてはここで綱引きが行われます


バーレィに似た風味でありながらよりフローラルな香りとナッツの香ばしさを運ぶのがケンタッキー
オリエントのような甘さがありながらターリィなスパイシーさを運ぶのがラタキアということになります


どちらもスモーキーなところがあるのですが
より土臭いアーシーさを運ぶのがケンタッキーであり
かび臭い木の香りを運ぶのがラタキアということになります

ですから VaBur ブレンドにどちらもがっしりとした骨格を与えることになりますので
どちらも同じような使い方をされるのですが その風味には微妙に違いがあります
ニコチンがあるのはケンタッキーの方になりますのでそこも大きな違いになります

ケンタッキーとラタキアは こういったブレンドにおいては補助的な意味合いで使用され
その果たす役割は似てはいますが微妙に違いがあることになります


TRDC の説明では 当ブレンドにもケンタッキーが入っているように書かれていますが
そこは微妙なところになるかと思います
ダークなバーレィが火で燻されたケンタッキーの意味合いなのかもしれませんがこの私にはその違いが
よくわかりません…
ただ時折感じるナッティな香ばしさにその存在を感じる程度になりますが

やはりしっかりとその存在を感じるのはラタキアになります
English というには少ない量のラタキアになりますが こういったブレンドにしてはしっかり効いているように思います

このブレンドにおけるラタキアはオリエントのような甘さを運んでくるのですが
それ以上にウッディな風味とスーッとするスパイシーさを感じます

バーレィの野草の風味とこのラタキア感がバッティングしますので
どちらかというとバーレィの風味はあまり強く出てこずラタキアがそれを覆い隠す傾向になります

そこがVaBur としてこのブレンドの少し物足らなさになりますので
私的にはもう少しラタキアが少ない方が良いかな…と思いました


この私は#2 にラタキアを加えたのが当ブレンドという認識になりますが
とても喫いやすいブレンドになっているかと思いますね
こちらの方が少し甘く感じるのはラタキアのせいかもしれません

なんにしても ラタキア好きには全く問題のない VaBur ブレンドになりますが
本来のVaBur を味わうには少しだけラタキアが効きすぎているように感じました


なのでこの私の評価は
#3≧#2>#4>#1
今のところこの様になりますでしょうか
問題なしにみな美味いのですが その差は微妙です

そんな感想になりました
それでは また

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« McClelland - Blackwoods Fla... | トップ | モエレの鳥たち 12/12 雪に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

パイプタバコ」カテゴリの最新記事