モエレのオジロワシ 3/24-① 剛と三郎 漁場は終焉に向かうのだが…

2021/3/24　水曜日

日中の気温が10℃を越える札幌地方ですが　モエレの漁場の方も終焉に向かって突き進んでいるのですが
まだオジロワシの集合には少し時間がかかるようです

そんなモエレの様子となります
モエレに着くなり　中の橋の上から漁場を見ると

大きく広がってきている漁場の手前の方にオジロワシの姿が見えました
早い時間になりますが　すでにオジロワシが来ていますね


このところ漁場にいつも姿を見せるのは　剛　なのですが
この日も　剛が




やはり姿を見せます　前回の記事にも書きましたが
左胴体脇　下から2列目のマダラ配列が　●●○●　となっているのが一目でわかりますので
剛であることがわかります


漁場の水の中にはカモたちがたくさんいますが

キンクロハジロに混じって　真ん中の１羽が　ホシハジロのメスに見えます


この剛　最初は漁場の右端の方にいたのですが
こちらの

漁場の左側に移動します


ここで剛が啼き始めるのですが
上空から　新たなオジロワシが現れました


啼いている剛のすぐ横に









降りてきたオジロワシは　
くちばしが黄色で　尾羽に黒い縁のある　年長の若鳥でした

その大きさと　頭の毛の色と毛の長さ　まだら模様からして
三郎に見えます



２羽で少しじっとしていたのですが

ここでいきなり



２羽で飛び上がります！







右に見えるのが三郎で　後ろが剛ですが




ここで　前後が入れ替わります


こちらが

それになり　後ろに見えるのが三郎になります
尾羽でその違いが判りますね

三郎はここで剛から離れるのですが


カメラは剛を追っていました







漁場の右へ飛んでゆき
やはりそこでまた旋回をして














漁場の上へ回り込んできます　どこかへ行ってしまうことはありませんね





ここで　剛の下の方に



三郎も一緒に飛んでいるのが見えます


オジロワシが２羽も飛ぶので驚くカモたちが

飛び回っていますが　すぐにまた戻ってきます



ここで剛がこちらの方へ飛んできます








まっすぐにこちらへ一直線に近づいてきて



ここでまた左へと





　





進路を取ります



そしてまた沼の上を　気持ちよさそうに






旋回するのですが　この時気が付いたのは
背中下部の◯　になります
目立ちますので　このマダラが目印になりそうです




そして剛は


水門前の木の上に

とまります



漁場には

キンクロハジロがたくさん見えます



時間が経ち　目を離した隙に　剛が漁場の左に降りていました


こちらになりますが


この写真を見ると

どうやら魚を獲っていますね



しかしあまり食べる様子も




なさそうです


その理由はすぐにわかります
カラスが数羽飛んだあと


漁場には

三郎がまた降りてきています
剛はどこかへ飛んで行った模様です（目を離していました…）





三郎はここで






　


前へ飛ぶのですが


その足元には










先ほど剛が獲った魚が握られています
剛が三郎に魚を渡したんですね
そういった関係のようです　剛と三郎は


魚をもらった三郎は

西の方へ飛んで行ってしまいます…。
どこかで食べるのだと思いますが



漁場の水の中に　オナガガモがいました

目立つのですぐにわかりますね



剛を探すと

いつものプラタナスの木の上に　その姿が見えました。



ここで目の前にアカゲラが飛んできました
　









鳴きながら木をつつくアカゲラになります



ここでまた　木の上の剛が漁場に降りてきました
今度は近くの雪の上になります














漁場は剛ばっかりになりますが
じっとしたまま動く様子がありません
誰かが来るのを待っているのかもしれませんね



漁場の水辺には

カワウの姿も見えるようになりました




時折上空を眺め啼く剛になりますが


胴体脇のマダラの右側は

黒い羽に挟まれた３枚の白い羽が見えます
その下の列の左奥には黒いのが目立つ羽が２枚見えるようです（参考程度）




動きもないのでこの場を後にするのですが
下ノ橋へ向かう途中で見えたのは



こちらのオジロワシになりますが
胴体脇下の方に◯のある　若鳥の四郎でした
眉のところが白く見え瞳が黒いのですぐにわかります
そういえば昨日もこの辺りで見たのが四郎になります
水門前の漁場ではこのところ見ないので　やはりこちらの方で活動をしているのだと思います



下ノ橋から漁場の方を望むと

遠く漁場の右側に　オジロワシが１羽見えますが　剛だと思われます
まだ動きはないようですね



下ノ橋の反対側の南の方には
岸からの中洲の様に突き出た草の前に

オジロワシの姿が見えたのですが



よく見ると

四郎だということがわかります
こっちへ来たんですね


ここからまた　漁場の方へと引き返した行くのですが
それは次回にて
それでは　また