鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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G. L. Pease - Haddo's Delight (Original Mixtures)

2018年09月05日 | パイプタバコ
2018年 9月

今回は G. L. Pease - Haddo's Delight (Original Mixtures)

GLP オリジナル ミクスチュア である Haddo's Delight
ハッドウス ではなく ホッドス と読むらしいですが よく分からんとです
古くは大戦中の アメリカの潜水艦の名前 その後客船の名前になったようですが
果たしてどうなのかは・・・。

でも アメリカで絶大な人気を持つタバコの様です。
当初 よく調べなかったもので 
バージニア バーレィ BC ペリク のミックスタバコかと思ったのですが・・・


GLP のオリジナル缶



オリジナルのタバコは期待が高まります



開缶すると ムッとするような甘酸っぱい華やかな香が
辺り一面に拡がります! すごいな これ!


拡大すると




説明にある通り 長いカットのペリクがたくさんみえます
白いのが 空気乾燥された ホワイトバーレィ でしょうか
バージニアは レッドがたくさんみえるようです
BC は 小さい黒い粒でしょうか・・・

いくぶん つまんだ感じは ベトッとしているようですが・・・




ムッと拡がる甘い香りが凄いので それにつられて点火して見ると

中々火付きが悪いのですが ようやく点火です
すると 
甘酸っぱい独特のフルーツの香が ガツ~ンと来ます!
なんじゃ この香りは・・・!
それと同時に 酒の匂いも・・・ラム酒が入っている様です・・・。


この時点で もう一度よく調べてみると
どうもこのタバコ アロマチック なんですね・・・いわゆる 着香タバコ
それならば 納得です


大まかな流れを
最初に甘酸っぱいフルーツの香が来るのですが ペリクだけでは この様な華やかさは
ないでしょうね、ペッパーの様なスパイシーな味も来ます。
この状態は ボウルの1/3位まで 続くのですが
バージニア BC の存在感は 分かりにくいです 微かな柔らかな甘みとBCらしい
ちょっとコクのある甘みも来るようですが それよりも バーレィ の刺激的な
味が来るようです 

中盤付近から 本来のタバコの味がして来ますね ラムはその頃には飛んでしまうのでしょうか でも 甘酸っぱいペリクの味はトーンダウンしながらも 最後まで続いて行きます。
それと同時に バーレィと着香のせいなのか 少し 刺激的な苦みが伴ってきますね
バージニアはこの辺りから 記憶に新しいところで Temple Bar に感じたような
ラムと合わさった男くさい甘さを感じさせます
しかしながら 甘酸っぱいフルーツの香がそれを邪魔します。

このタバコ ニコチンもそうなのかもしれませんが、バーレィ の刺激がかなり強いです
強いタバコと言えます。

そんな印象を持つのですが 着香を毛嫌いする この私ですが
このタバコは少し違うようです
なかなかいける と思ったんですね。

ダンの テイク イット イージー を喫ったときは 途中で止めてしまったものですが
このタバコは違う様です。あまり甘く無いのが良いのでしょうか・・・。
ペリクの凄い酸味がいいのかわかりませんが、このタバコは 別の様です。
ハッとするような 世界がそこにあるようです。



ここで このタバコの独特の味と香りを考えてみます
ペリクの量がいくら多くても こんな派手な味はしません スパイシーな味がするだけ

ペリクの味を表現するのに レーズンとかイチジク とかダークフルーツとか言いますが
このタバコは イチジク が強烈に香る様です

レーズンの味と香りもするのですが 弱いです
酸味はかなり強くて 甘味は弱いと思うのですが なんとも派手な味ですね・・・。

みなさん イチジク イチジク というのですが
この私 じつはイチジクなるもの 食べたことがないのですね・・・。
でも この味は記憶にありますね・・・何だろう?

そこで思いつくままに

甘酸っぱいすもも 
甘酸っぱいキウイフルーツ
カリンズ(北海道でこういいますが レッドカーシスのことのようです)
グズベリー(酸っぱいブドウみたいな奴です)

もちろんレーズンも含むのですが

こんな味しか想像できません・・・
こんな味がミックスした味かと思うのですが どうでしょうか?

で ハタと思い当ると
昔子供のころ食べた 赤とか 変な色のついた やっすいドロップを思い出すんですね。
あの あまり甘く無い 妙に酸っぱいドロップの味かと・・・。
あれがいったい何なのかはわかりませんが、どうせ合成着色料と合成甘味料で色付け 味付け
されたものでしょうが、それを思い浮かべたものです。
このタバコの味の方がもっと高級なのでしょうがね。


着香 ということで 切り捨てられない 面白いタバコですね このタバコ
しかしながら その甘酸っぱい香りと味は強烈で 好みが別れるところでしょう。
この私は 普段着香はやらないのですが 決して嫌だとは思いませんでしたね。
あるかもしれないタバコかと思います
開缶して直ぐに香りが飛びそうですが 案外少し香りが飛んだ方が良いのかもしれません。


でもやはり なんかリラックスしないのもありますし、やはりこの私には
気が重いタバコの様です。
でも 面白いタバコでしたね


それでは また
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2 コメント

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おいしくて、好き (Unknown)
2019-01-24 20:42:35
吸った感じがピーターソンのユニバーシティに似ているかも。
返信する
そうでしょうね (おっさん)
2019-01-27 09:53:31
このたばこ 美味しいと思う方はたくさんいると思います。
ただ甘いというわけではなく 酸味と酸い味の深い独特の香りは よく出来ていると思います。
癖になるんだよね・・・。
今は全くやりませんが 若い頃は随分着香もやったものです、その時美味いと思ったタバコに どこのブレンドかは忘れてしまいましたが
アメリカタバコの チェリーブレンド というのがあって、相当気に入った記憶が残っています。
似たような味かな? と思いましたね。

GLP ですから 着香と言っても 変なベタベタした感じも無く口当たりもいいし ツボに入れば
相当美味いタバコかと思います。
コメント有難うございます
返信する

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