2024/9/4
カンムリカイツブリの世界では想像を絶することも起きます
特にこの時期の親子の関係においては われわれ人間の世界では窺うことのできないほどのきびしい子育ての様子を見ることもあるようです
親鳥が幼鳥を独り立ちさせるために突き放すことはよくあることでまるでライオンのようです
それはもう何度も見てきてはいるのですが時と場合によりさまざまです
新吉はもうずっと一人で暮らしているのですが新吉を可愛がったお母さんの美子は早々とこのモエレを去り
もうずっとその姿は見ていませんしもう現れないものと思われます
当初は 橋の下の水辺で兄弟の中と一緒に おとうさん お母さんがまめに世話をしていたのですが
育ちの遅かった新吉は一番手のかかった雛でした
それがある日を境に見違えるほど活発になり程なく お母さんとともにこの場を離れ沼の東側へと
活動の場を移すこととなりました
中の方は お父さんが率先してケアをして 旧S-中洲のところを活動の拠点としていました
ですから 新吉と中は兄妹なのですがそれ以降は全く離れ離れに別々に生活しております
新吉→お母さん 中→お父さん という子分けになるのですが
まめに魚を貰っていたのは中の方で 新吉はすぐに自力で餌を獲ることとなりました
それほどお母さんは新吉のそばには来ず たまに顔を見せるだけという状況となったようです
いかなる理由なのか窺い知れませんが 美子の性格なのかあるいは新吉の適正を見ての判断なのかはわからないのですが 美子は子育てにあまり前向きではなかったようです なので早々と姿を消してしまいました。
美子と交替でお父さんも新吉を見には来ていたのですが それも最初のうちだけで 美子が姿を消した後はお父さんも新吉をほったらかし状態にしていたようです
それに比べ中の方はしっかりとお父さんがそばにいて面倒をみていましたので
何不自由もなくストレスなしで今仁至ります
この新吉と中の格差はいったいいかなる理由なのでしょうか…
新吉と中が別れて生活する前は 遅生まれの新吉は中の半分くらいしか体の大きさがありませんでした
しかし 一人でたくましく育った新吉は今や中よりも大きくなっているのがわかります
その為に新吉を厳しい環境に突き放したのかどうかはわかりませんが
そんな厳しい環境においても新吉は 新しい仲間とともに 花子に追われながらもしっかりと大きくたくましく育ったのは新吉の性格があったのだと思われます
あるいはこの新吉は逞しいオスなのかもしれませんね それで厳しく育てられたのかもしれません
この日はそんな新吉が お父さんや中に逢いに来たところを見ることとなります
今までにも何度も来ていたのかもしれませんが 分かれて以来初めてそれを目撃することとなりました
しかしながら新吉にとっては実に哀しい現実が待っていたようです…(*'ω'*)
そんなお話となります
お話はここからとなります
沼を一回りして中の橋まで来ると 旧S-中洲の水辺にカンムリの幼鳥を発見します
いつものところで羽バタをしているのはA太になります
手前に幼鳥が見えるのですが
当然のことながらいつもの中かと思ったものですが
右の眉の突起が見えません…え…!
この幼鳥中にしては少し
ヨレヨレですので何か変なのですが
こちら側を見ると
中の証拠でもある 右の眉の中ほどの突起が見えませんね!
ということはこの幼鳥
どうやら新吉だったようです!
新吉は橋の西側に来ることはとても珍しいことで 美子と橋の東に行って以来は
見たことがありませんね お父さんと中に逢いに来たものと思われます肉親ですから
左に顔を出したのは
中になります 眉を見るとそれがはっきりわかります
久しぶりの兄弟の再開となりますね
そこへ右の奥から
お父さんが姿を見せます また戻って来たようです
上の中と
下の新吉 顔の左側は新吉も中も似たまだら模様になりますが 右の眉が大きく違います
また体の大きさはほとんど同じくらいで むしろ新吉の方が大きく見えますね
胴体の色も新吉の方が白地に黒 中は少しピンクがかっているように見えます
新吉の右の後ろから
お父さんのA太が近づいてきて 親子の対面かと思ったものですが……
急に新吉が左に泳ぎ始めます!
中も向きを変えます
どうやらその原因は 右から近づいてきているお父さんが
新吉を追い払おうとしているからになります!!!
せっかく家族に逢いに来た新吉ですが
意に反して待っていたのは お父さんの冷たい仕打ちでした! …(*'ω'*)
花子に追いかけられる新吉は何度も見たことはありますが
まさかここにきて真の親のお父さんにすごい剣幕で追いかけられるとは……
必死で逃げる
新吉ですが
執拗にお父さんは
追いかけてきます!
なんということでしょうか これではあまりに新吉が可哀そうです!
いったい新吉がどんな悪いことをしたのでしょうか
ずっと一人でさみしくとも我慢をして大きくなった新吉なのに
お父さんはそんなことは一切認めようともせず 鬼のように新吉を追い払うのでした
新吉は右奥の水草の上に
逃げてゆきます
中は仕方なくお父さんについてゆくのですが
新吉の方は水草の中で
落胆して
失意の
底に沈むのでした……(>_<) 泣けてきますね…
新吉ももう立派に育ったのだから認めてやりなさいよ と
お父さんA太には言いたいです (*'▽')
これではあまりに新吉が可哀そうです
それでも気を取り直して新吉は
また水の中で
羽バタをしています
お父さんの方は水の中から
魚を咥えて出てきましたが
捜しているのは中で
左の奥から中が
やって来て
魚を貰うのでした
そしてお父さんと一緒に
向こうへ行きます
それをじっと見ている
新吉ですが
お父さんがまた魚を咥えて
出てきます
もしや と期待に胸を膨らませた新吉ですが
お父さんの見ている先は
左の奥だとわかった新吉は
諦めて
後ろを向きます…
やはりお父さんの向かう先には
中の姿が見えます
なんという見せつけがましいやり方でしょうか
ここまでやらなくても良いのではないか…(*'ω'*)
新吉が不憫でなりませんね (>_<)
新吉にはもうこんな親兄弟なんて忘れて 仲間と一緒に未来を生きてゆこう と言ってやりたいです
仕方なく新吉は
中の橋の方へと泳いできます
久しぶりに近くで見る新吉になります
随分と大きくなったものですね
中の背中に乗って お父さんの背中に兄弟で登ったのはもう50日くらい前になるようです
あの頃が新吉には楽しい思い出になって残っているのでしょうね
橋に近づいてくる新吉ですがこの辺りはその頃に過ごしたところになります
はっきりはしませんが 新吉はオスなのかもしれないと感じますね
なのでこれほど冷たくされるのかもしれません
新吉は
再度お父さんたちのいるあたりを確認してから
橋のすぐ下で立ち止まり
少しして
橋をくぐってゆきます
同じあたりに顔を出したのが
このカイツブリの親鳥で
水草の中を岸の方へと
消えてゆきました。
橋の東側に顔を出したのは先ほどの
新吉となります
いつものゾーンへとまた戻って行きます
新吉にとっては苦い思い出となりましたが そんなことは忘れて
気を取り直して生きてゆかなくてはなりません
ゾーンを覗くと
花子とさくらの姿が見えますが
その奥の水辺を泳いでゆく
新吉が見えます
こちらは右頬の模様を見ると
Cファミリーの三重に見えます
こちらも同じところの同じ鳥ですが やはり三重で間違いなしです
こちらは
新吉と仲良しのDファミリーの雪になりますが
この幼鳥も新吉と同じ境遇で 親に見放された幼鳥になり新吉の良き理解者になるようです
雪は
右へ泳いでゆきます
この幼鳥は胴体の白っぽい
さくらになりますが さくらにそんなストレスはないですね
向こう岸のそばを
新吉がいて
その右側には
雪が来て
新吉と雪は
近づきます
逞しくまた復活した
新吉になります
こちらに見えるのは
Cファミリーの伊勢になります
まあ花子とさくらは親子ですが それ以外は皆親に突き放された幼鳥たちになりますが
こうしてゾーンに集合してきたのも何かの縁になりますね
彼らの良き未来がありますように
それでは また
カンムリカイツブリの世界では想像を絶することも起きます
特にこの時期の親子の関係においては われわれ人間の世界では窺うことのできないほどのきびしい子育ての様子を見ることもあるようです
親鳥が幼鳥を独り立ちさせるために突き放すことはよくあることでまるでライオンのようです
それはもう何度も見てきてはいるのですが時と場合によりさまざまです
新吉はもうずっと一人で暮らしているのですが新吉を可愛がったお母さんの美子は早々とこのモエレを去り
もうずっとその姿は見ていませんしもう現れないものと思われます
当初は 橋の下の水辺で兄弟の中と一緒に おとうさん お母さんがまめに世話をしていたのですが
育ちの遅かった新吉は一番手のかかった雛でした
それがある日を境に見違えるほど活発になり程なく お母さんとともにこの場を離れ沼の東側へと
活動の場を移すこととなりました
中の方は お父さんが率先してケアをして 旧S-中洲のところを活動の拠点としていました
ですから 新吉と中は兄妹なのですがそれ以降は全く離れ離れに別々に生活しております
新吉→お母さん 中→お父さん という子分けになるのですが
まめに魚を貰っていたのは中の方で 新吉はすぐに自力で餌を獲ることとなりました
それほどお母さんは新吉のそばには来ず たまに顔を見せるだけという状況となったようです
いかなる理由なのか窺い知れませんが 美子の性格なのかあるいは新吉の適正を見ての判断なのかはわからないのですが 美子は子育てにあまり前向きではなかったようです なので早々と姿を消してしまいました。
美子と交替でお父さんも新吉を見には来ていたのですが それも最初のうちだけで 美子が姿を消した後はお父さんも新吉をほったらかし状態にしていたようです
それに比べ中の方はしっかりとお父さんがそばにいて面倒をみていましたので
何不自由もなくストレスなしで今仁至ります
この新吉と中の格差はいったいいかなる理由なのでしょうか…
新吉と中が別れて生活する前は 遅生まれの新吉は中の半分くらいしか体の大きさがありませんでした
しかし 一人でたくましく育った新吉は今や中よりも大きくなっているのがわかります
その為に新吉を厳しい環境に突き放したのかどうかはわかりませんが
そんな厳しい環境においても新吉は 新しい仲間とともに 花子に追われながらもしっかりと大きくたくましく育ったのは新吉の性格があったのだと思われます
あるいはこの新吉は逞しいオスなのかもしれませんね それで厳しく育てられたのかもしれません
この日はそんな新吉が お父さんや中に逢いに来たところを見ることとなります
今までにも何度も来ていたのかもしれませんが 分かれて以来初めてそれを目撃することとなりました
しかしながら新吉にとっては実に哀しい現実が待っていたようです…(*'ω'*)
そんなお話となります
お話はここからとなります
沼を一回りして中の橋まで来ると 旧S-中洲の水辺にカンムリの幼鳥を発見します
いつものところで羽バタをしているのはA太になります
手前に幼鳥が見えるのですが
当然のことながらいつもの中かと思ったものですが
右の眉の突起が見えません…え…!
この幼鳥中にしては少し
ヨレヨレですので何か変なのですが
こちら側を見ると
中の証拠でもある 右の眉の中ほどの突起が見えませんね!
ということはこの幼鳥
どうやら新吉だったようです!
新吉は橋の西側に来ることはとても珍しいことで 美子と橋の東に行って以来は
見たことがありませんね お父さんと中に逢いに来たものと思われます肉親ですから
左に顔を出したのは
中になります 眉を見るとそれがはっきりわかります
久しぶりの兄弟の再開となりますね
そこへ右の奥から
お父さんが姿を見せます また戻って来たようです
上の中と
下の新吉 顔の左側は新吉も中も似たまだら模様になりますが 右の眉が大きく違います
また体の大きさはほとんど同じくらいで むしろ新吉の方が大きく見えますね
胴体の色も新吉の方が白地に黒 中は少しピンクがかっているように見えます
新吉の右の後ろから
お父さんのA太が近づいてきて 親子の対面かと思ったものですが……
急に新吉が左に泳ぎ始めます!
中も向きを変えます
どうやらその原因は 右から近づいてきているお父さんが
新吉を追い払おうとしているからになります!!!
せっかく家族に逢いに来た新吉ですが
意に反して待っていたのは お父さんの冷たい仕打ちでした! …(*'ω'*)
花子に追いかけられる新吉は何度も見たことはありますが
まさかここにきて真の親のお父さんにすごい剣幕で追いかけられるとは……
必死で逃げる
新吉ですが
執拗にお父さんは
追いかけてきます!
なんということでしょうか これではあまりに新吉が可哀そうです!
いったい新吉がどんな悪いことをしたのでしょうか
ずっと一人でさみしくとも我慢をして大きくなった新吉なのに
お父さんはそんなことは一切認めようともせず 鬼のように新吉を追い払うのでした
新吉は右奥の水草の上に
逃げてゆきます
中は仕方なくお父さんについてゆくのですが
新吉の方は水草の中で
落胆して
失意の
底に沈むのでした……(>_<) 泣けてきますね…
新吉ももう立派に育ったのだから認めてやりなさいよ と
お父さんA太には言いたいです (*'▽')
これではあまりに新吉が可哀そうです
それでも気を取り直して新吉は
また水の中で
羽バタをしています
お父さんの方は水の中から
魚を咥えて出てきましたが
捜しているのは中で
左の奥から中が
やって来て
魚を貰うのでした
そしてお父さんと一緒に
向こうへ行きます
それをじっと見ている
新吉ですが
お父さんがまた魚を咥えて
出てきます
もしや と期待に胸を膨らませた新吉ですが
お父さんの見ている先は
左の奥だとわかった新吉は
諦めて
後ろを向きます…
やはりお父さんの向かう先には
中の姿が見えます
なんという見せつけがましいやり方でしょうか
ここまでやらなくても良いのではないか…(*'ω'*)
新吉が不憫でなりませんね (>_<)
新吉にはもうこんな親兄弟なんて忘れて 仲間と一緒に未来を生きてゆこう と言ってやりたいです
仕方なく新吉は
中の橋の方へと泳いできます
久しぶりに近くで見る新吉になります
随分と大きくなったものですね
中の背中に乗って お父さんの背中に兄弟で登ったのはもう50日くらい前になるようです
あの頃が新吉には楽しい思い出になって残っているのでしょうね
橋に近づいてくる新吉ですがこの辺りはその頃に過ごしたところになります
はっきりはしませんが 新吉はオスなのかもしれないと感じますね
なのでこれほど冷たくされるのかもしれません
新吉は
再度お父さんたちのいるあたりを確認してから
橋のすぐ下で立ち止まり
少しして
橋をくぐってゆきます
同じあたりに顔を出したのが
このカイツブリの親鳥で
水草の中を岸の方へと
消えてゆきました。
橋の東側に顔を出したのは先ほどの
新吉となります
いつものゾーンへとまた戻って行きます
新吉にとっては苦い思い出となりましたが そんなことは忘れて
気を取り直して生きてゆかなくてはなりません
ゾーンを覗くと
花子とさくらの姿が見えますが
その奥の水辺を泳いでゆく
新吉が見えます
こちらは右頬の模様を見ると
Cファミリーの三重に見えます
こちらも同じところの同じ鳥ですが やはり三重で間違いなしです
こちらは
新吉と仲良しのDファミリーの雪になりますが
この幼鳥も新吉と同じ境遇で 親に見放された幼鳥になり新吉の良き理解者になるようです
雪は
右へ泳いでゆきます
この幼鳥は胴体の白っぽい
さくらになりますが さくらにそんなストレスはないですね
向こう岸のそばを
新吉がいて
その右側には
雪が来て
新吉と雪は
近づきます
逞しくまた復活した
新吉になります
こちらに見えるのは
Cファミリーの伊勢になります
まあ花子とさくらは親子ですが それ以外は皆親に突き放された幼鳥たちになりますが
こうしてゾーンに集合してきたのも何かの縁になりますね
彼らの良き未来がありますように
それでは また
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます