鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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鶴の江酒造 会津中将初しぼり無濾過純米生原酒

2017年12月26日 | 日本酒
先日届いた新酒の中から 今回は お目当ての
 会津中将 初しぼり無濾過純米生原酒 の登場です

先日の秋あがり 特別純米がすこぶる美味かったので 期待が高まります
鶴の江酒造 さんの今年の初しぼりとなります

今回のお酒は

この2本のうち


左側の

本生の こちらになります 出来立てです
見た目 オリはないですね


まずは 植木屋さんのコメントをどうぞ


原料:会津産五百万石60%精米
度数:16.1-17.9度
酸度:1.8
日本酒度:+2
本体価格:¥2600(1.8L),\1500(720ml)

鶴乃江酒造さんの新酒第1号となります純米無濾過の生原酒です。

キウイや青りんごを思わせる瑞々しい香り、優しい甘みも出ている心地よい口当たりから広がるボディは厚みも適当、新酒らしい若々しい酸も出しゃばり過ぎず気持ち良く利いています。トータルのバランスで非常に優れています。流石の仕上がりですね。今期もどうぞ宜しくお願い申し上げます。



さてどうだったのでしょうか
口に含んだ瞬間 甘いフルーツの香が来ます
熟れた梨のような香りかと思ったのですが そうか・・・青りんごですか そうかもしれません

甘みと 旨みが押し寄せて来ます 味も深くて濃いです
新酒のはずなのに 何て深い味なんでしょうか そして 酸味も丁度いい
キレも抜群です この酸味とキレが次の一口を誘います・・・
ああ 美味いなぁ いや素晴らしいです
何てバランスの良い 美味い酒なんでしょうか  お勧めしますよ

前回の会津酒造さんの 新酒も美味かったのですが 
こちらは 更に酸味が丁度良くて 旨みを引き立てます キレも良いのはこちらですね

日本酒って 甘口とか辛口とかで分類しますが
あまりにもずさんな分類と言わざるを得ない気がします
甘く無い というか 甘味を感じない日本酒なんて考えられません
甘さと旨みがあってこその日本酒です
日本酒に限らず 他の酒でも同じことが言えると思います

ただ その甘さの程度の問題 質の問題が肝心だと思うのです
甘さが口に残る様では しつこくなって嫌になるのも酒です
この甘さを感じさせ 美味さも感じさせ しつこくなく流れて行く酒が 美味い酒なのでは
ないでしょうか

糖類を添加するなどは もっての外ですが
自然にコメが醗酵して 甘みと旨みを出すのがあたりまえです
その甘さと旨さをどう捌くのかが 酒造りの腕の見せ所なのかと思うのであります 

いや ここの酒蔵はいい酒をつくりますね おそれいります
文句なしに美味い酒ですね


それでは また
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