芸術か猥褻か。表現の自由が保証されているお陰で、見る人が見れば泡を吹いて卒倒しそうなコンテンツがネット上ではごく普通に流通している。幸い緩くではあるがゾーニングはされている場合が殆どなので半狂乱になる人が続出する事は無いが、批判の矛先が大手テック企業に向きがちであり、そのあおりを受けている人も居る様である。Google Driveの共有機脳を使ってちょっとエッチな小説を公開していたら、いきなり共有を停止された作家が居るそうである。どの箇所がポリシーに抵触したのかは知らされていないので、公開再開が出来ない状態らしい。中にはアカウントが停止されて一切アクセス出来なくなった人も居るそうで、何を公開したらそうなるのかが却って気になる。そもそもそっち方面の投稿サイトを使えば済む話ではあるのだが、そう云う表層的な話では無く、テック企業が検閲せざるを得ない状況に追い込まれていると云う、見る人が見れば由々しい問題なのである。