止めろと言われても。超加工食品は煙草や酒類並みの依存性を生じさせるそうである。ざっくり言えば「コンビニで売っている殆どの食品」がそれに当たると考えれば良かろう。ポテチとか食べ始めると止まらないからなあ。依存はカロリーの過剰摂取を引き起こし、結果として各種疾患の原因となり得ると云う主張は、「化学物質の添加物は毒だから食べてはいけない」よりも説得力が有る。糖分塩分脂肪分と云う、人類が根源的に抗い難い栄養素を大量に使っているのも事実である。背脂豚骨ラーメンなどはその典型であり、禁断症状に苦しんだ方も居るだろう。ただ、超加工食品の括りを広げすぎの感も否めない。工業製品化した食品は安価でもあるので、経済的事情からズルズルと食べ続けねばならない人も多い。そう云う課題に一切触れず、弊害のみを強調して何がしたいのかと思う。健康に配慮して過度の喫食は控えたいが、コンビニスイーツだけは絶対に譲れないのである。