猛暑日である。完膚無きまでにうだっているが、四海に囲まれている分だけまだマシらしい。内陸国では40度50度に達したとか空恐ろしいニュースが日々伝わってくる。埼玉だと熊谷とか鳩山がそっち方面の専門であるが、40度超えはそうそう有るものでは無い(有るには有る)。鳩山市の猛暑日超えの大半は2020年以降に記録されたものであり、残念ながら常態化すると思われる。先見の明がある気象庁は2022年に「酷暑日」を採用しているが、ここはもう一段上も想定しておくと万全であろう。どうせなら「致死署日」の様な危機感を煽る呼称にして注意喚起して欲しいのだが、それすらも超えた時に対処に困るので迂闊な名前にしない方が賢明なのかも知れない。少なくとも「サウナ日和」の様な開き直った呼び名にすべきではない。人類の棲息可能域が徐々に狭まっていく様をただ傍観するしかないのが歯痒いが、出来る範囲で出来る事を出来るだけやる以外の選択肢は無いのである。