どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4183

2024-06-20 19:10:16 | 時間の無駄
率先垂範してどうする。厚労省がカスハラ対策資料をホームページで公開した所、差別を助長し兼ねない表現が有るとしてクレームが入ったそうである。威張り散らす人の傾向として「社会的地位の高い人、高かった人、定年退職したシニア層」が挙げられた所に不快感を覚えたらしい。威張り散らす人の大半が60~70代の外見だったと云うアンケート結果も有るので傾向としては事実と思えるのだが、社会的地位に関しては偏見だった可能性が有るそうである。当該箇所は削除されると云うクレームに屈した形になったのが実に趣深いが、「共同体での役割を失うか疎外されて自尊心を傷つけられた代償行為として絶対に反撃してこない相手を鬱憤の捌け口にしそうな人」とより解像度の高い例示に書き換える様な対応が出来なかったかとも思う(火に油を注ぐ様なものであるが)。ただ当方もそんなお年頃に差し掛かっているのであり、なるべく卑屈に生きる様に心掛けたいのである。

どうでもいい四百字 4182

2024-06-19 18:23:08 | 時間の無駄
無理にお尻をイジメなくても。デンマークがプルダック炒め麺の一番辛い商品を回収する措置を取ったそうである。唐辛子に慣れていない土地柄も有るのだろう。同製品のスコヴィル値は約5000だそうで、ココイチの10辛の1200、蒙古タンメン中本の北極の1600と比較しても突出した高さではある。ただスコヴィル値の検出対象はカプサイシンのみなので、後者は他のスパイスも使って辛さを引き出しているだろうから、単純な比較は意味が無かろう。90万超えのペヤング獄激辛finalが合法で販売されている日本が異常なのだろうし、実食した人の食レポは大抵悲惨な事になっている。症状の報告と言った方が正確かも知れない。いずれにしても美味しく食べられる範囲で辛くすれば済む話なのであり、催涙スプレー並みのカプサイシンを敢えて摂取するのは控えるべきだろう。とは言えこの手の話は武勇伝として、そしてPV稼ぎとして鉄板なのも確かであり、挑戦者が減るとも思えないのである。

どうでもいい四百字 4181

2024-06-18 18:53:21 | 時間の無駄
お役所も大変である。使える所が無いから作るだけ無駄、とさんざん叩かれたマイナカードである。それならと非対面の携帯電話契約の本人確認を同カードに限ると決めたら、任意取得なのに使わざるを得ない状況に追い込むのはけしからん、とお怒りの方もいらっしゃる様で、いずれにしても叩かれる運命からは逃れられない様である。政は信頼関係の上に成り立つと云う好例であろう。カードは任意だけどナンバーは強制付与なので「勝手に割り振られた番号を管理出来ない」方が個人的には気持ち悪いのだが、そこら辺は人次第であろう。ただ政府のやり口が稚拙なのは確かである。その場しのぎを積み重ねてなし崩しに事を進めているのだから当然ではあるが、「じゃあ義務化する」と今更言い出せないのも哀れである。数年後に「努力義務」とかに言い換えられた時がマイナ叩きのピークとなろうが、その時までに納税以外でも行政手続きがマシになっていたら嬉しいのである。

どうでもいい四百字 4180

2024-06-17 19:42:46 | 時間の無駄
夢は有るんだけどなあ。空飛ぶクルマを自称する大型ドローンであるが、令和万博での商用運行を見送る事業者が出てきた様である。地面を走るクルマで何かとお騒がせしている型式証明と、車検に当たる耐空証明の認証を得るのに時間が掛かるらしい。そこら辺を気合で突破しない所に国としての成熟を感じるが、そもそも一回の充電で20分程度しか飛べない乗り物に安全の太鼓判を押せと云うのが無理筋だった様にも思う。加えて想定される飛行ルートは市街地上空であり、トラブル発生時に軟着陸出来る場所も限られている。渋滞する地上を見下ろしながらの移動は確かに快適ではあろうが、リスクにリターンが見合っていない様に思える。挑戦無くしては発展も無いのであるが、自動運転の様におっかなびっくり事例を積み重ねていく段階であろう。いつか乗ってみたいと云う気持ちに変わりは無いが、身を危険に晒して挑むだけの根性は残念ながら持ち合わせていないのである。

どうでもいい四百字 4179

2024-06-16 19:48:56 | 時間の無駄
今日も何処かで道路工事中のさいたまである。そのお陰で軽自動車でも快適に通行出来る路面が維持出来ているのだから、自動車税、自動車重量税、ガソリン税を納めてくれる国民には感謝するしかない。現実には既に一般財源に組み込まれており、必ずしも道路整備にのみ使われている訳では無いのだが、少なくとも私の納税分だけで賄えるものでは無い事は確かである。税金とはそう云った性質のお金であり、支払った金額に見合うリターンを直接得られる人はほぼ居ない。しかし、道路を例に挙げれば、整備される事で物流が活発になりコストが下がりより安くて良い商品を入手し易くなるといった恩恵を享ける事が出来る。産業面でも部品や製品の輸送が円滑になるメリットは大きい。社会全体の生活の質向上を図るのが公共事業の役割であり税金の真っ当な使い道である。どうしてそこをほじくり返すのか理解に苦しむと云う工事を見掛けたとしても黙認するしかないのである。