計画性のない状態でもう止めると言っていた田んぼを今年は再開した。
田植えも終了し、水口のといた取り換えに苦労したが何とか上手く行くようになったし、
でもホームセンターで購入してきた集成材はやはり目的の仕様には堪えませんでした・・
水を漬けると無垢材よりも膨らみが強くはめ込んだところからびくとも動かせなくなり
また細く切って梃代わりにしたものは脆くって仕様には堪えれませんでした・・・
果たして家のハウス部材やいろんな家具類や使用されているが果たして強度的には・・
と疑問符が付く今回でした・・・・・多分自分はもう無垢材以外は使わないでしょうね。
ということで今日は田んぼに使用する唯一の農薬を散布しました。
横幅33メートル・長さが100メートルの田んぼに長いホースを使って一人が動噴機を
担ぎ操作しながらあぜ道を歩き、もう一人は対岸のあぜ道をホースの端っこをもって歩きます。
ホースには40cmか50cm間隔で粒状のになった除草剤が噴出されます・・・・こうやって
全体に散布された粒が水に溶けだして稲以外の草を伸ばさないようにします。
単純なことですが・・・・やはり決して安心できるものではないのでは?と自分はおもって
おります。でもこうしないと現在の日本の米造りの実情は困難極まりないのがです・・
精油への依存、高額な農業用機械への投資(見返りの無い投資です・・・おそらく一通り
揃えたら2000万円は軽く超え、効率化を求めたものはおそらく1億円くらいにはなることでしょう)
これに農薬代・肥料代等を払ったら米の取れ高から見て数倍の赤字になっていることでしょう。
この中には自分や家族の日当代ははいっておりません。・・・まだ集団で実施した場合は日当は
ちゃんと公的な基準で支払われます・・・これも不思議な現象ですが。
でも止めれないのですね・・・百性とは因果な業を持った職業ですね。
自分は百姓家に生まれ、育ち大学まで出してもらったのかっては米造りがなんとか採算が取れて
成り立っていた職業だったからですね。
今後日本の一次産業は果たしてどうなっていくのか? 今のままでは国全体の食料自給率は
もっともっと下落していくことは必定です・・・・農林水産業のみならず日本国民の全体で
考えなきゃ生き死にかかわることは今まで幾多の人々が口にして来たことですが・・ね。