「なぜヤギは、車好きなのか?」という本を読んだ。
(小林朋道著・朝日新聞出版)
鳥取環境大学のヤギの記録だ。
この題に(?)と思って読む気になった。
と言うのも我が家のヤギは車が大嫌いだからだ。
車が来たら、たとえそれが手押しの一輪車であっても、
あわてて逃げ出す。
これはわが家のヤギに限らずきっとどこのヤギでもそうだろう。
それなのにヤギは車が好き?
読んでみたら動いている車ではなく停車中の車の話。
ヤギは車に写る自分の姿に興味を持ったらしい。
それならわかる。
好奇心の強いヤギのこと、自分の姿に人一倍、いやヤギ一倍興味を持つだろう。
この本の中でやっぱり一番興味を持ったヤギは初代ヤギの「ヤギコ」のこと。
このヤギコも我が家のユキと同じく暴れヤギ。
頭突きが得意らしい。
読んでるとますますヤギコとユキがだぶってくる。
ヤギコとユキはどちらも最初に飼ったヤギ。
それでやっぱり甘やかして育てたということだろうか?
でも最初のヤギでも頭突きしないヤギも多い。
育ちではなく氏だろうか?
しかしユキの子や孫は頭突きしない。
やっぱり育ちだろうか?
でも頭突きしない訓練をしたことはない。
やっぱりそんな性格なのだろう。
この本は他の山羊たちの話もあるけど、最後はヤギコの死で終る。
きっと著者も暴れヤギのヤギコが一番かわいかったのだろう。
ユキももうそろそろヤギコのように死んでもおかしくない年になった。
今まで君臨していたのに
頭突きの威力も減退して今では孫ヤギのミドリにも負ける。
でもやっぱりユキはユキ
これからも暴れヤギでいてほしい。