ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

「患者よ、がんと闘うな」

2017年09月15日 23時49分29秒 | 雑感
もう20年も前だろうか、確か文芸春秋の記事だったと思うけど「患者よ、がんと闘うな」(近藤誠 著)を読んで衝撃を受けた。
とっても説得力のある記事だった。
でもそれでも納得はできなかった。
少なくとも初期のがんは手術で切り取るべきではないだろうか?
そのためにはやっぱりがん検診は必要なのではないだろうか?
副作用だらけの抗がん剤は問題はあるかもしれないけど・・・
と思った。

でも今では納得できる。
人はみな、がんになるものをもって生まれてくる。
それが縁に触れて発症する。
がんは自分の体の一部なのだ。
そして高齢者になるほど発生率が高くなる。
「老衰」という名の病気はない、何らかの病名がつく。
がんもその中の一つではないか。
病気というよりも寿命というべきではないか。

でも若くてがんになった人にがんと戦うなとは言いずらい。
むしろ精いっぱい戦ってほしい。
でも抗がん剤や放射線治療で衰弱して死んでいく人を見ると、
がんと戦ったことがいいことか、と疑問に思う。
若くて死んだからと言って、それはもって生まれた寿命ではなかったか?と。

もし永遠に生きることができたら人は幸せになれるか?
きっとそれは逆。
永遠の生は苦痛でしかない。
死があるからこそ生が楽しいのだ。
死刑囚と無期懲役囚とは毎日の暮らしが全く違うという。
死刑囚は残されたわずかな時間をあわただしく活動的に暮らす。
無期懲役囚は毎日毎日だらだら暮らす。

人生50年。
50年も精いっぱい生きたら、もうそれで充分ではないか?

象は70年生きる。
ネズミは3年しか生きない。
でも生涯の心拍数は象もネズミも同じだ。
ネズミは短い生涯を精いっぱい生きる。
人間も縄文時代まではこの法則と同じだった。
でも今では不自然に長生きしている。

長生きするのが良いことか?
そんなことはない。
大切なのは
いかに生きるか、いかに生きたか、ということなのだ。
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いちじく

2017年09月15日 08時27分00秒 | 田舎暮らし
毎日2~3個イチジクを収穫している。
イチジクの木は7~8本あるけどまともに収穫できるのは1本だけ。
他はみな小さいし、大きいのは1本あるけど、実は少ないし、ちょっと離れたところに植えているので、わざわざとりに行くのも面倒で、
1本だけなのだ。

しかしイチジクの収穫はなかなか難しい。
赤くなってきたけど、まだ青いところが残ってるし・・・明日とろう!
・・・と思ってたら明日になったらもうアリにやられている。
青いうちにとると甘くない。
そのぎりぎりのタイミングが難しい。

イチジクは食べても食べてもなくてもどうでもいい果物。
リンゴやナシや桃やミカンや柿などと違ってとってもマイナーな果物。
我が家ではどうもまともな果物はならないようで、
イチジクとかポポーとかがなる。
まあまともなものというと、柿~これはたくさんなる、
八朔~小さな実がなる気が1本だけある。
ゆず~大きな木だけど日当たりが悪いので少ししかならない。
梅~南高大梅と小梅が2本あってよくなったけど、大梅の木は今年枯れた。
イチジク~最初からあった1本以外は山羊の餌用に4本、全部で5本あるけど実がなるのは3本くらい。しかもほったらかし、袋もかけないので
小さな実しかならない。山羊がいなくなって実はもっぱら鶏の餌。

というわけでどうしようもない果樹園。
もっともどうしようもなくしているのはもっぱらこのぐうたら百姓なのだけど・・・
そして今では果樹園ではなく水仙園になろうとしている。
2年後1万本!にしようと思ってたけど、ことし予定通り移植できなかったので、
多分1万本になるのは3年後だろう。
それからアジサイを、今家のそばに20~30本植えているけど、何年か後に果樹園に100本ほど移植しようと思っている。
冬の水仙、夏のアジサイ。
そして桃も増やすことができたら春の桃。
飽きは今でも家の周りに黄色いコスモスがいっぱい咲いている。
そして花の農園にしたい。
年中花に囲まれて酒を呑み、
花に囲まれ死んでいけたら・・・
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桃の伐採(?)

2017年09月15日 08時21分16秒 | 田舎暮らし
昨日は我が家の2本の桃の木の伐採、いえいえ剪定。
1本は枯れた太い枝を伐りまくった。
これじゃ剪定ってもんじゃない。
鬼の仕返しとばかり桃退治だ。
これじゃ実はならないね。
そのためほとんど剪定することもなく、
あとは生き残った枝を誘引するだけ。

もう1本はちっとだけやって、あとは今日。
こちらは葉が生い茂っているのでまじめに剪定しよう。
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