ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

まったくこの世は卑しいね!

2019年12月12日 18時24分15秒 | ニュースの中から
ぐうたらのんびりしながらも、
何かとあわただしく過ごしている年の暮れ。
昨日と今日は壺づくり。
今時、壺ほど役に立たぬものはない。
でも陶芸家は壺が大好き。
この役にも立たぬものをやたら作っては家族に迷惑をかける。
市民展で入選するのは決まってこんな壺。
というわけで、壺には何の興味を持たず、
もっともっと有益な、ぐい飲みやマグカップの方をずっと作っている。
でもそこはそれ陶芸教室に通っていると、
素直に課題をこなせねばならぬ。

というわけで昨日と今日は壺づくり。
壺つくりにもいろんなやり方があって、それはそれでとっても面白い。
講師の教えのままにそのままに作る、それはそれでとっても楽しい。
まず技術を吸収して次はまったく別のものを作るぞ!
自分の作品を作るぞ!
なんて思いながら、そんな次の自分の作品を想像しながら作るのはとっても楽しい!
江戸時代、どうして世界に冠する芸術が生まれたのだろう?
それは制約があったから、制約を逃れ自由の息吹を表現しようという意思があったから、浮世絵や歌舞伎が生まれた。
今制約のない時代に何が生まれたか?
愛知トリエンターレの「表現の不自由展」のように、まったく緊張感のない、ただ卑しい作品だけ。
地上波テレビや大部分の新聞のように、ただただい卑しいだけ。
そしてその卑しさに気づいていない視聴者、読者。
思わずため息が出るよ。
そして今、桜を見る会?
まったくこの世は卑しいね!
コメント
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