ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

4つ目籠

2012年10月18日 04時38分51秒 | 竹細工


ちょっと大き目の4つ目籠を作った。
野菜を入れるのにはこれくらいの方がいい。
陶芸と違って竹細工は少々失敗しても使えるのがいい。
陶芸だったら失敗作は到底使う気にはなれないのだけど・・・
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林田~三木家

2012年10月17日 03時59分06秒 | 田舎暮らし


ここから20~30分いったところに林田という古い町並み・・・とまでは行かないけど古い立派な家が残っているところがある。
大庄屋、三木家。
林田藩の藩校、敬業館。
大好きな酒、八重垣酒造の建物も魅力的だ。



この旧三木家の建物もりっぱな家。
まだ改修されたばかりなので、なんとなくいかめしさだけが目立ち居心地の悪さを感じたけど・・・
でもまあ年とともにそれなりに落ち着くだろう。



家に入るとまず目に付くのがこの屋根を支える曲がりくねった梁。
どうしてまっすぐな木を使わなかったのだろう。
昔だってまっすぐな木はあったはず。
古い寺の柱はみなまっすぐだ。
まっすぐな柱の方が作りやすいのに・・・



確かに上に弓形に曲がった木の方が強度は強くなるだろうけど、
どうもここに余分な金を掛けて、人を威圧しようとか、職人技を自慢しようとか、
そんないやらしい気がして、わぁ・・・いいなぁ!なんて単純に思う気にはなれない。



庭・・・それなりに立派な庭だけど、ありきたりの庭。
もうちょっと工夫がほしい。
あるいは再建の時にあまり手を加えないで荒れた雰囲気を残していた方が良かったかも知れない。



家の中、田の字型ではなく意外と小さな部屋に分かれていて、部屋の数は多いけどそれほど広さを感じなかった。
もっとも別棟に男部屋、女部屋とかあったので、これでも充分に広かったのだろう。



三木家の近くに旧林田藩の藩校、敬業館があった。
藩校といえば備前の閑谷学校。
ここは大藩池田藩の閑谷学校とはくらべるべくもなく、公民館位の規模だけど、それなりに好感が持てた。
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リッチスタイル

2012年10月16日 18時50分59秒 | 酒の話
オリオンのリッチスタイルを飲んだ。
嫌いではないけどたいして好きでもない。
記憶に残らない(第3の)ビール。
沖縄のビールと言うことでもうちょっと本土と違う味を期待していたのだけど・・・
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丹波「山の芋」現地研修会のお知らせ

2012年10月16日 13時19分05秒 | イベント
 先日お知らせしたひょうごの在来種保存会の丹波「山の芋」現地研修会
詳細が決まりましたのでお知らせします。

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丹波「山の芋」現地研修会

●と き   11月11日(日)

   ・8時15分  篠山市古市コミュニティーセンター集合      
   ・9時     篠山市 田中政和さんの畑で収穫体験
   ・10時30分 センターにて  講演会(参加500円) 
   「丹波山の芋と伊勢芋のはなし」三重大学 梅崎輝尚氏
   ・12時      終了解散
 (講演会から参加の方は10時にコミュニティーセンター)

●一流シェフの料理会  12時から大阪のセレクト(当会会員)
 と居酒屋「ながほり」の中村重男さんが「山の芋」の販促のため
 大阪近辺の料理人40人を招き3人の一流シェフの料理を食べる
 会を開きます。料理の数に限界があるので申し込み順に40人は
 参加できますのでご希望の方はお早めにお願いします。

・イタリアン料理 山中伸彦氏(ペッシェ・ロッソ)
 ・フランス料理  ドミニク・コルビ氏(東京からきてくれます)
 ・日本料理    上野直哉氏(神戸・玄斎)
        以上ミッシェラン級の三人の料理人の競演です。

●食事代    4000円(先着40名)

●参加ご希望の方は ファックスで 079-284-3330
           メール  seed-yamane@giga.ocn.ne.jp
e―メールのある方アドレス教えてください
       姫路市立町34  ひょうごの在来種保存会
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明日はまじめに・・・

2012年10月15日 19時02分21秒 | 田舎暮らし
ず~~~と晴が続いている。
しかも明日も晴・・・らしい
この県みんな晴!・・・らしい
午前も午後も雨の確立0%!!
こんなこと珍しい。
しかしあさっては雨らしい。
となると明日はまじめに仕事しよう!と言う気になる。
積み残しの仕事はいっぱい!
そうそうたまにはまじめに仕事しようね。

・・・今酔っ払ってます。
それもかなり酔っ払ってます!
うぃ~い!!

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収穫の秋

2012年10月15日 17時05分56秒 | 田舎暮らし
今収穫の秋。
柿、栗、シイタケ、ハタケシメジ、
サツマイモ、コンニャクイモ、里芋、それからぼちぼち菊芋・・・
そしてこの忙しい時を暇に過ごしている。
忙しいときを忙しく過ごすのは誰でも出来ること。
それを暇に過ごすのは努力がいる。
周りの冷たい目を、ひたすら耐えるという努力が。
ともあれそんなこといってても自然は待ってくれない。
それで今日は芋ほりをした。
我が家の畑の一角、ぐうたらパーマカルチャーの痩せた畑を。
もっともその主な目的は山羊の餌。
芋の収穫と言うよりは山羊の餌の収穫。
そして一食分の芋葉や茎を収穫して山羊にやった。
山羊は芋の葉が大好き!
たくさんとっても直ぐになくなる。
ついでに(?)芋も収穫した。
小さいけど美味そうな芋がとれた。
これはふかして食べてみようと思う。
痩せた土地で出来た芋、きっと美味いと思う。
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車のこと

2012年10月14日 04時09分43秒 | 田舎暮らし
田舎で車は必要かどうか・・・
というとやっぱり必要、と言うほかない。
将来運転できなくなったら、
まあ暮らしていけないことはないけど、
かなり不自由することは確かだ。

今車は10年で3台目。
いずれも中古車の軽。
最初の1年は車なしで過ごした。
でも10年で3台目・・・
最初から新車にした方が良かったかもしれない。

車を選ぶポイントは2つしかない
・安いこと
・山羊が乗れること
色とか車種とかナンバーとかにこだわったことはない。
というわけで、ろくな車は来ない。

最初の車は黄色。
さすがにこれにはうんざりした。
そのうちガードレールにこすってでこぼこになった。

次の車は小豆色。
前よりはまともだったけどそれでもまあ目立つ色。
かなり乗ったけど、寿命と言うか、エンジンががたがた言うようになって買い換えた。

今の車はシルバー。
目立たない色で、駐車場で自分の車を探すのにちょっと苦労する。
それでそれまではナンバーを意識したことはなかったけど、
今では探すのにナンバーを見る。

ナンバーといえばナンバーにこだわる人が意外と多いようだ。
ぞろ目のナンバーを良く見かける。
わかりやすいナンバーをつけてめりったがはたしてあるのだろうか?
悪いことをしたら直ぐにつかまってしまうだろう。
それで悪いことは出来ない、というメリットはあるのだろうけど・・・

最初の車のナンバーは「・・64」
虫、あるいは無視!
まあ確かにでこぼこの車体を無視して乗り続けてきたのだけど・・・
次の車は「1089」
投薬!
虫に刺されて投薬。
そして今の車は「2623」
とうとう、浮浪児さんになってしまった。
まったく、ろくなナンバーがあたらない。

田舎に来て驚いたことのひとつに、
車で知ってる人とすれ違うときお互い挨拶しあうこと。
こちらも挨拶を返そうとすると、もう車は通りすぎている。
田舎の人って動体視力がすごいんだなぁ・・・とびっくりした。
でも今の車になってからだれも挨拶しなくなった。
嫌われたのかなぁ・・・
まあたしかに人から好かれるようなことは何にもしてないからなぁ・・・
なんて思いながら、ふと気づいた。
みんな人の顔を見てたのでなくまず車を見てたんだと言うことを。
それで前の2台は、黄色と小豆色、目立つ色だった。
それで気づいたのだろう。
別に動体視力がすごいというわけでもなさそうだ。
それともやっぱり嫌われてるのかな?

車を運転するときに気をつけるのはひとつだけ、
ガソリンをけちること。
急停車、急発進をしない。
信号が赤のときは早くからスピードを落として青に変わるのを待つ。
ぎりぎりまで待つ。
そしてやっと変わったと思ったら、前の車がなかなか発進しない。
やむなく車を止める。
おのれ!
カーブのときは最短距離をいく。
それで前の車と同じスピードで走っているのに、
カーブが続くと次第に車間距離が縮まってくる。
こんなときはその分、得した!と思う。

今車は3台目。
それなりにそれなりの思い出がある。
最初の2台は多分もう廃車になっただろう。
車の最後を見届けるのも悪くはない。
今度の車もぎりぎりまで乗るつもりだ。

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丹波「山の芋」現地研修会~のお知らせ

2012年10月13日 07時54分49秒 | イベント
ひょうご在来種保存会のイベントのお知らせです。
この会は在来種の野菜を守ろう!増やそう!自家採種する人を増やそう!という主旨の会で、
一応、このぐうたら百姓も名前だけの(?)世話役。
世話をやく方ではなく世話がやけるほうの世話役ですが・・・
でも、とってもいい会で、各種講演会やイベントはとっても勉強になります。
というわけでみなさん参加しませんか?
特に丹波方面の方。
・・・といいながらこのぐうたらな百姓のこと、ここからだと朝の9時に丹波篠山!?
ちょっと無理かなぁ・・・と早くも軟弱なことを考えていますが・・・
以下ご案内です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10周年を迎えてーーー記念行事のお知らせ

またたく間の10年、世話人や会員の皆様の協力で大過なく終わろうとしていますが、成果のほどは未だ半ばで歯がゆくも思っております。今後のことは通信の巻頭にお知らせしていますので目を通してください。集大成として私がいろいろお世話になり、是非一度と考えていた人たちに兵庫に来ていただき学びの場をつくりたいと心込めて企画いたしました。まだ詳細が決まらぬものもありますが追ってお知らせしますので宜しくご協力のほどお願い申し上げます。

 第一回  丹波「山の芋」現地研修会

●主 旨   高級品となっている「丹波山の芋」が低価格の他産地などに押され販売が低下傾向にあるので、勉強会開き現地で交流を深め、少しでも元気になっていただこうという主旨。

●と き   11月11日(日)

      ・9時   篠山市 山の芋部会長 田中政和さんの畑で収穫体験
      ・10時30分   古市地区公民館にて
               講演 「丹波山の芋と伊勢芋のはなし」
                    三重大学教授     梅崎輝尚氏
      .・12時      終了解散

●参加費   500円    ●定員50人

●一流シェフの料理会  12時から大阪のセレクト(当会会員)と居酒屋「ながほり」の中村重男さんが「山の芋」の販促のため大阪近辺の料理人40人を招き3人の一流シェフの料理を食べる会を開いております。参加者全員というワケにはゆかないので申し込み順に30人は参加できますのでご希望の方はお早めにお願いします。
 ・イタリアン料理    山中伸彦氏(ペッシェ・ロッソ)
 ・フランス料理     ドミニク・コルビ氏(ル・シズィエム・サンス・ドウ・オエノン)
 ・日本料理       上野直哉氏(神戸・玄斎)
        以上ミッシェラン級の三人の料理人の競演です。

●食事代    4000円

 このイベントは保存会も主催ですが、来年度からの「丹波篠山在来種保存会」の発足を
 祈念する意味で酒井菊代さんへのエールでもあります。
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キノコの季節

2012年10月13日 05時47分33秒 | 田舎暮らし
キノコの季節がやってきた!
ハタケシメジとシイタケの初収穫。
キノコの季節がやってきた。

栗も毎日すこしずつだけど、収穫している。
柿も初収穫。
サツマイモもいいかげん掘らないと!
菊芋もコンニャクイモももう収穫の時
実りの秋が忙しくやってきた!
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鹿

2012年10月12日 08時50分29秒 | 田舎暮らし
村を囲う柵ができてから、
めっきり鹿を見ることが少なくなってきた。
こんなんなら、毎日普通に10メートル近くまでやってきた時に、
もっと写真を撮っとけば良かったなぁ~
まあ写真はきれいだなぁとか、珍しいなぁとか、面白いなぁ、とか思うから撮る。
山羊や鶏のようにいつもそばにいたらあまり撮る気にはなれない。
毎日のように山羊の写真を更新しているブログを見ると、よく撮ってるなぁ・・・と思う。
山羊や鶏を見て、山羊や鶏しか思い浮かべないなら到底撮り続ける気にはならないだろう。
そこに他のものを、人間の表情を見るから撮る気になる。
山羊を見て山羊しか思い浮かべない、
鶏を見て鶏しか思い浮かべない、
これでは写真も撮る気にはなれない。
最初は良く写真を撮ったけど、今ではいるのが当たり前。
空気見たいなもの、空気を撮ることは出来ない。

なんてことではなく鹿の話。
昨日山羊小屋に行くと、近くでごとごとと音がする。
良く見たら鹿がいた、それも立派な角を生やした雄鹿が。
なんだやっぱり鹿か・・・
と思ってさらに良く見たら、なんと柵の中にいる!
これは大変だ!!
いったいどこから入ったのだろう?
祭りに宮の柵を開けてたのでそこから入ってきたのかもしれない。
あるいは川を越えて入ってきたのかもしれない。

さっそく村の責任者に連絡をとった。
そしていっしょに鹿を追い出した・・・といいたいところだけど、
ちょっと他に用があったので、これ幸い、人任せにしてして出かけた。
後で聞いたら鹿はどうやら柵の外に出て行ったらしい。
ちょっと些細な鹿騒動だった。

これからもずっと柵で囲んでも鹿や猪は入ってくることもあるだろう。
鹿や猪との戦いはまだまだ続く。
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夢・・・

2012年10月11日 04時43分43秒 | 田舎暮らし
夢を見ることはもしかしたら他の人の夢を邪魔していることなのかも知れない・・・
夢から覚めたとき、夢を見たことは覚えていても、どんな夢を見たのか、ちっとも思い出せない・・・
もしかしたらそれが他の人の夢を邪魔したかも知れないことも・・・

もちろんそれをいけないとは思わない
でも自分の夢を実現させるためには
きっと多くの人の夢をつぶしているんだよね
そう、何かそんな気がしてならない・・・
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この星、地球・・・

2012年10月10日 18時41分08秒 | 田舎暮らし
縁によって生まれてきたこの美しい星、地球
せっかく生まれてきたのに・・・
どうして生き急ぐの?
どうして死に急ぐの?
ただ、ゆったりと、のほほんと・・・
この星を楽しもうよ
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ハタケシメジ

2012年10月10日 17時54分43秒 | 田舎暮らし


ハタケシメジが、にょこにょこ、ぞろぞろ、顔を出した。
菌は4つのプランターに2個ずつ植えたので、まもなくこの8倍のシメジが一挙に食べごろになる。
(本当は菌の塊を半分に切って植えたので、ひとつのプランターに1個ずつなのだけど・・・
 それでも半分の菌でこれくらい出てくる)
というわけで間もなく食卓はハタケシメジ攻めになる。

シイタケもぼちぼち生えてきた。
去年はこの農園に自然のナメコやヒラタケが生えてきたけど、今年はどうだろう?
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のほほんと・・・

2012年10月10日 04時38分07秒 | 田舎暮らし


なんてこともない雲がのほほんと
北の空に流れていく
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ・・・



それをただのほほんと眺めている
いつまでもいつまでも眺めている・・・

のほほんと時が
のほほんと過ぎていく・・・
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この町・・・

2012年10月09日 18時34分02秒 | 田舎暮らし
今住んでいるこの町は兵庫県たつの市、兵庫県の西の端。
30分も車で走ると岡山県になる。
4市町村が合併してたつの市になった。
でも今でも旧市町村ばらばらで合併のメリットはあまり感じない。
(他所の図書館も利用できるようにはなったけど、まだ一度も他所の図書館は使っていない)

旧龍野市は小京都、童謡の里で売り出している小さな城下町。
古い町並みが残っている、古い町並みを創っている。
赤とんぼの作詞者、三木露風が生まれたというだけで、「童謡の街」で売り出している。
合併してこの町でも、秋だけでなく冬も春も夏も晩の6時に「赤とんぼ」のメロディーが有線放送で流れる。

龍野は街興しに熱心でしょっちゅういろんなイベントをしている。
たつの市ではなく旧龍野市の街興しに・・・
でもどこの地方都市でもそうだけど商店街はシャッターが目立つ。
龍野に観光に来た人は、わぁ、いいなぁ!と思うけど、
確かにちょっぴり魅力的ではあるけど、
きっと、一度見たら、もういいか・・・と2度と来ることはないだろう。
産業は醤油が有名。
薄口醤油の大手、ヒガシマルをはじめいくつかの醤油メーカーがある。

今住んでるのは旧龍野市ではなく旧新宮町。
今でも市と言うよりは町、町というよりは田舎。
昔仕事で偶然来たことがあるけど、そのときは何の魅力も感じなかった。
それどころかこんな町に住んで何が楽しいのだろう?と怪訝に思った。
まさかここに住むはめになるとはまったく思いもつかなかった。
でも住んでみると意外と住みやすいところだ。



ここには揖保川沿いに点々と集落がある。
なだらかにひたすらなだらかに眠たくなるような道が続く。
この道は今は国道だけど、昔は出雲街道。
後醍醐天皇が隠岐に流されていった道。
宮本武蔵が何度も通った道。
司馬遼太郎の「播磨灘物語」の舞台になった道。
なだらかな道だけど緩い勾配が続いて、我が家では海抜130メートルになる。
産業は素麺の「揖保の糸」が有名。
揖保川沿いにあちこち素麺工場がある。この集落にも2軒ある。

観光といって自慢できるものは・・・ない!
東山公園の紅葉はきれいだけど、紅葉の名所ってあちこちにあるので、わざわざ遠くか来ることもないだろう。



この写真は屏風岩といって天然記念物に指定されている。
ここに来たときはもっと岩肌が見えてたのだけど、だんだん木に覆われて、屏風と言う感じはしなくなった。
でもきっと勝手に切ることは出来ないのだろう。
「天然記念物」が天然記念物を破壊している。



この山並みは寝仏に見えるという。
この写真では大きすぎて下半身は見えないけど、確かに人が寝てるように見えないこともない。
仏かあるいは普通の人がそれも肥満体の人が酔っ払って寝そべってるだけか・・・
まあ仏と見たほうがありがたい気がする。
この山並みの一番高いところに中世、城山(きのやま)城という山城があった。
ここは「嘉吉の乱」で有名な赤松氏の城。
赤松満祐が京都の自邸に将軍、足利義教を招き、そこで将軍を暗殺するというとんでもない事件を起こした。
そしてここ城山城にこもり、一族皆自害するという悲惨な事件がおこったところ。

今住んでる所はこの新宮町の端っこの西栗栖というところで、播磨風土記にもでて来るとっても古いところ。
昔は栗の産地だった。
でも今では単なる田舎。
そんな田舎に今住んでいる。
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