2/25 報特でみた裁量の理屈は悪くない しかし
就職した人が自分の労働時間が裁量であると知らなかった人がいた。
しかも1人ではないのだ。
安部総理、野党が懸念しているように、この裁量という労働条件は企業が勝手に
解釈して利用しているのが見えた。
なぜか?
簡単、法規制が大ざっぱ過ぎるから。
現在の法規制を強化し、
例えば新社員の裁量を意図的に知らせなかったような場合は
裁量労働時間の使用禁止とか、かなりの罰金とかを加える。
裁量という名目で過剰労働させた場合、と書きかけて思い出した。
テレビの中継の中で、健康チェックという言葉を何度か聞いたのを思い出した。
この裁量法では、事前に健康被害が出るほど残業が多くなるのを想定していたのではないか?
もしそうなら、すごく残酷なことを政府はしていることになる。
添付の残業時間は例で1時間となっているのか、
これが本来の残業時間なのか、
報特さん、ここをしっかり調査すべきです。
なぜなら「みなし労働時間」というのを9時間に規定するか、10時間に規定するかは
労働者にとって重大なことになるから。
対象業務に営業を加える前に、
今の対象業務を見直し、違反した企業に対しての罰則強化を
国会で示すことが先決だと考える。
営業という業務は労働時間が不確かで、残業対象に企業がしていない可能性もあるはず。
それを裁量にすることは、契約書によっては労働者の残業時間を有料の労働時間にする可能性もあるけど、
裁量なんだからと、夜中、早朝に仕事を増やすような企業も想定できる。
慎重に協議する必要を強く感じる。