9/2 Dash村 アユ スズキ ボラ たくさん習ったよ
アユって川魚なんだけど卵からかえると稚魚は海に出てしばらく海で食生活をする。
それからボーフラのお兄さんサイズのアユは川を登って行くのだけど
それはまるで修行だ。
アユは今年はなぜか小さくて、そこでわかったアユの子らの知恵。
集まって行動するのだ。
ある程度集まると川を登るのだ。
途中、調布あたりに作られた堰。
ここを作った人たちは鮎が川を上ることを知っていたはずなのに
考慮しなかった。
でも鮎の稚魚はここを登ったのだ。
その瞬間は撮れなかったけど、稚魚はジグザグに登ったのを私は見た。
誰もそんなことはコメントしなかったので、気がつかなかったのだろう。
子供ってまっすぐに急斜面は登れない。
これは白鳥の親子の話だけど、パリで骨董品やの爺さんが話してくれた。
親は待っているだけだ。
子白鳥は散々苦労して最初は右斜めに登って、ある程度行くと、今度は左斜めに
登って行ったのだ。
つまりジズザグね。
鮎の子達は実に素早くそれをやってのけた。
やっと登り切ったらパクっと誰かが食べた。
それ以前に鮎の子を食べていたのはスズキ。
スズキって海の魚だけど、川を登るそうだ。
理由は聞いたけどちゃんと書けない。
なんか塩水と淡水の調整できる機能を”お持ちだそうで”。
驚いたね。
生き残る術で、こういうのを見ると人間って一番無能。
さらに鮎の子を食べるのを待ち受けていたのがナマズ。
昔は多摩川にはたくさんナマズがいて、ナマズを食べさせる店がたくさんあったそうだ。
鮎の子らを守るためにダッシュの一連はこのナマズをわざわざ埼玉の吉川さんの
調理人息子を呼んで料理したのだ。
泥抜きをよくしてとてもおいしそうだった。
ナマズで知ったことは人間の味蕾が一万個くらいに対して20万個。
全身味蕾で、遠くから匂いだけで餌のサイズ、味、距離など判断して
パクっとできるのだそう。
自分と同じくらいのサイズでもバクっとできる。
写真は取れなかったけど、鯉かな、食べるのを見た。
順は違うけど最初鮎の稚魚を狙ったんがボラ。
ボラは耳が良すぎて、ちょっとした音で、かなり離れていても
ビビって飛び上がってびっくりする。
それからスッポンの赤ちゃんも見た。
亀かと思ったけど、、口がスッポン。
スッポンとウミガメは同じように泥を掘って、3cm?くらいの卵を
何個?か忘れた生んで、土をかけて川に帰る。
ウミガメほどたくさんは生まない。
でも土の中の温度とか、オスメスのでき方はどうなんだろうね?
鮎が小さいから、鮎の子が食べる岩下にいる虫を石をひっくり返して
上に出して、その後は鮎、グンと大きくなったよ。
多摩川には自然を維持するためにいろんな団体がいる。
私に体力と多少のお金があったら参加したいです。