海へ山へ大忙し
久しぶりに登場です

マイ熊ベル
鎌倉に行くつもりが、急に気が変わったのでホテルをキャンセルして長野へ
私は山に入る時には必ず熊ベルを身につけていきます
なぜかというと、基本、山に入る時は単独だから(笑)
あと、山に入る前には必ず熊情報をチェックします
例えば、どこかのゴミが荒らされたとか、どこかの道で足跡があったとか、小熊がうろついていた、とか。
ジャスパーというカナダの山奥にいた時に常に身についた習性です
日本でもいますからね、熊
意外と身近にいるもんですよ

↑ ここはまだ森の中ではないですが、早朝は霧が出ていて独特の雰囲気です
遭遇率が高いのを承知で、早朝の森へ(夕暮れと早朝はキケンなんですよ)
朝6時なので、まだビジターセンターOPENしていません
ありきたりのことしか書いてないなぁ。。

しつこいくらいの注意喚起
危険なのを承知で沢沿いを登る
本当は小鳥のさえずりとか川のせせらぎとかに癒されたかったんですけどね
どうも会いそうな気がして、熊ベル鳴らしまくり(笑)
人間の気配は皆無です
前回ここに来た時は、昼間だったのでここまでの警戒心はなかったですが、とにかく早朝ということで、夜が明けてから山に入る一番乗りなわけで、非常に危険です
1時間ほどで一番のお気に入りスポットに到着
ちょっと開けた草地で、大好きな山がとってもキレイに見える場所なんです
ここで、気が緩んでしまって10分程佇んでしまったその時、茂みで「ガサッ」という音と、何かを踏みしめる音
「しまった!!



」と思って慌てて熊ベルと手に持っていたケータイのアラームを鳴らしまくる
ベルを鳴らしながら、ゆっくりゆっくり徐々に茂みから離れながら下山ルートのほうへ
無事下山
ツキノワグマ用のパトロールカー
昼に一度ビジターセンターを訪れたら「モモンガ(ムササビ?)」の説明をしてくださいました
「熊も出るんですよ~

」とおっしゃられたので
早朝6時頃、こちらがまだOPENしてなかったんで、情報収集できなかったんですが、もう森には入って2時間ほどトレッキング済みと伝えますと
「ええええっ!!早朝にお一人でっ!!
」
と、センターの方が数人一斉にコチラを向かれ、スゴイ顔をされました
「あのぉ、、、大丈夫でしたか…?」と不思議そうに聞かれましたので
(まぁ、この時点で無傷の私と会ってお話ししているので、大丈夫なんですけどね)
「あ、私、マイ熊ベル、持ってますので」と説明しますと少しホッされたご様子で
「熊ベル持ってらっしゃるんですね。知識のある方で良かったです

そんな時間に何も知らずに入ったら…、、 会いませんでしたか?」と聞かれましたので
草地での出来事を説明して、「やっぱり熊、いたんですかね?」と確認のため聞きますと
何言ってんですか、当たり前じゃないですか、みたいな返答をされました(笑)
「そういう時は、めいっぱい熊ベル鳴らしてくださいね」と
私は過去3回熊に遭遇していますが、今回の姿が見えないバージョン(熊かどうかは定かではありませんが)が一番怖かったですね…
気配のみってコワイ
ちなみに過去3回は
ブラックベアの小熊(親熊には遭遇せず)
ブラックベアの成獣
ヒグマの成獣(多分若い)
ヒグマが一番近距離だったのですが、私は車に乗っていたので大丈夫でした。
本当に出会い頭で、お互いビックリでした

車でなかったら、間違いなく「限界距離」で襲われていましたね。。
ちょうど峠のカーブを曲がったところの茂みで…、、車でヒグマを轢きかけるくらいの至近距離でした。
最近のプリウスみたいな「静かな車」ってどうかと思います。
正直、早朝の森はあまり楽しめませんでした(笑)
次回森に入る時は一番手ではなく、安全なお昼からにします