そしてゴンドラに揺られること予想以上の25分(笑)
猫空駅到着
猫空は「木柵」と言われるお茶で有名な地域にあります
山の上にあって、他に遮る山がないので、とても景色の良い場所です
台北市が一望できます
ズームしてみると…
台北の101が見えます(高いタワー)
こうして見ると、日本も平野の少ない土地ですが、台湾はもっと平野が少ないのかも
台北ですら、山と山のちょっとした隙間に建物を建てて発展していったようですね
さて、茶芸館探し
猫空には茶農園が60件くらいあって、それぞれお店を出しているところもあるらしいので期待大
景色の良いところでカフェ発見!!
猫空間?
んー、気持ちよさそう
すごく誘惑されたのですが、私の求めるものとはちょっと違う
カフェをスルーしてしばらく歩くと、お茶の良い香りがしてきました
どうやらこちらのお茶屋さんのよう
素晴らしく良い香りで、こちらのお茶屋さんにしようかなぁ…、と思いつつ、もうちょっと風情のあるお店がいいな、とスルー
しばらく歩くと何もない
一度駅へ戻り、反対側へと歩く
茶畑が広がるばかり
時々ポツンポツンと、茶芸館が存在する
この時気が付いた
「猫空、だだっ広い
」
結局1時間半ほど山中を歩き回り、一度通りかかった良い香りの漂うお茶屋さんへ戻って参りました
1階が茶葉屋さんで、2階がお食事処
「こんにちは
一人なんだけどいいかな? お茶だけしたいんだけど」
と言うと(中国語)、人の良さそうなご主人が
「○◆※△√□~」と早口で応対
さっぱりわからん(笑)
「中国語わかんない。日本人なの。」(中国語)と言うと
早口封印で、「ちょっとだけわかるの?」(中国語)とニコニコしながら聞かれた
↑ これは聞き取れた
見かけから「良い人」オーラが出てるな、この人(笑)
窓辺の席に案内してもらい(というか、お客は私だけ)
よく磨き抜かれた1枚ガラスから素晴らしい景色!!
よく磨き抜かれた…
あれ?? ガラス入ってない(笑)
ご主人の張さんオススメの特級木柵鉄観音をオーダー
最初の1煎目は入れてあげるからね、と言われ、どっかに行っちゃった
かと思いきや、数年前のSAVYを持ってきて、「見て見て
」と
何年か前に、SAVYの台湾のお茶特集で取材されたらしい
の、割りには、日本語どころか、英語も全く通じない
本当に「全く」通じない(笑)
台北だと英語か日本語が通じることが多いですが、ここは「猫空」
茶農家の村です
張さんがお茶を入れてくれます
手に持っている余った茶葉は、そのままお持ち帰りOKなのです
この時はまだ私の湯呑しか手前に見えないと思いますが、この後、1煎目だけ入れて退散するハズの張さんが、自分の湯呑を持ち出し、1時間半のトークタイムとなります
はい、中国語で
私の中国語は、相当カタコトです
私のオーダーした特級木柵鉄観音は8煎までいただけるらしい
まず細長い筒状の聞香杯にお茶を注ぎ、それを広口の器に移し替え、聞香杯から立ち上がる香りを楽しむ…
お茶は広口の器でいただく
良い香りだし、お茶の味も良いのだけど、何よりのご馳走は、お相伴してくださってる張さんの、お茶の香りとお茶の味に満足げなその顔
自分とこの茶畑で作ったお茶なので、自信があるんですよね
私があれやこれや色々興味津々で質問するので、張さんも器を持ち出して、お付き合いくださったワケ
そして、鉄観音が終わると「冷凍茶」というのを出してきて、「これば5煎まで飲める」と言い、お茶を入れ始める
冷凍庫に入れられていたのか、本当に凍ってる
にこにこしながら「いっぱい入れてあげるねー
」と
8煎+5煎、合計13煎、初対面の中国語しか話せない張さんとご一緒(笑)
でも、身振り手振りで一生懸命伝えようとしてくれるし、楽しかった
左が鉄観音で、右が張さんがご馳走してくれた冷凍茶
で、この冷凍茶、香りを聞くと、ものすごい良い香りにビックリ!
思わず
「好香!!茉莉花茶!!」
「そうそう、でも「花茶」じゃないよ」と
このあたりの中国語が難しかったのですが、「花茶」ではなく、「葉」の部分ってことかな?
それに花の香りが移ってるのかなぁ
確かに「花」はなかった
そうこうしていると、お客さんが一組来られて、私たちのお茶もちょうど終わるころだったので、お茶会終了
張さんは「3Fから見える景色がきれいだから、写真を撮るとよい」と言い残し、お客さんのお茶の準備
そして私はお会計へ
ここで、冷凍茶がお会計にのっていたら、ココロの傷は尋常ではありませんが(笑)、ちゃんと鉄観音のお代だけでした
台湾のお茶屋さんでは、お茶代のほかに「お湯代」というのがかかりますけどね
こちらのお店、改めて見ると、「四哥の店」と書かれています
「の」て…、、ひらがなやん
これは日本語通じると思われるかもね…
帰りのゴンドラは、無駄に床がシースルー
ヤメテよね、こういうの…
帰国して「猫空」検索してみました
「行きたい茶芸館をあらかじめ決めておいて、そこへ向かうように。やみくもに歩いても広いので村の中を彷徨うだけなので、注意」と、ある方のブログに書かれてありました(笑)
また別の方のブログでは「日本語は一切通じないと思ってください」と
そして、猫空ではバスを使って移動するのだそうだ
(歩いちゃってクタクタ)
はい
次回からはちゃんと調べてから行きます
猫空はまたいつかリベンジしたい場所です
私の情報源
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